今回はBIGLOBEモバイルのタイプA(au網)の速度レビュー、感想、口コミを紹介したいと思います。

BIGLOBEモバイルは2016年12月8日にKDDI傘下となり、その後、au網の取り扱いを開始しました。また、「エンタメフリー・オプション」というYouTubeや音楽ストリーミングがギガ(高速データ容量)を消費せずに見れるオプションがあるのが特徴的です。

BIGLOBEモバイルは格安SIMの中でもキャンペーンにすごく力を入れており、端末の実質価格がかなり安くなったり、初期費用が無料だったり、ポイントが貰えたりと盛りだくさんのキャンペーンが魅力的です。

そんなBIGLOBEモバイルですが、この記事ではau網の速度はどんなものなのか、レビューや感想、口コミを紹介していきたいと思います。

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BIGLOBEモバイルの速度レビュー

条件など
  • 計測・確認日: 2021年9月
  • 契約プラン: 3GBプラン
  • 回線網: au網
  • 場所: 神奈川県川崎市
  • SpeedTest接続先サーバー: rakuten mobile.inc
  • 利用端末: OPPO Reno5 A、iPhone 6s Plusなど
速度計測の注意点

今回速度計測には、Speedtestと5Gmarkを利用しています。ただ、速度測定アプリを利用すれば必ず正しい速度結果がでるとは限りません。接続先サーバーまでの距離、バックボーンなど色々な要因で結果が変わることがあり、speedtest、5Gmarkの両アプリとも体感とは異なる結果となることがよくあります。

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特にここ最近、YouTubeやWeb閲覧していることを想定した速度を計測できる5Gmarkで速度計測を行っているサイトをよく見かけます。しかし、当サイトではほぼ参考にならないという認識です(数値のブレが大きかったり、実際に利用してみた体感とかなり異なるため)。速度測定アプリの結果を過信しすぎないことが重要です。

一番大事なのは「体感で快適に利用できているか?」ということで、体感レビューをより参考にした方がよいでしょう。ただ体感レビューにしても接続している周波数、基地局までの距離、障害物など個人的な環境の違いもあります。当サイトとの体感レビューとあなたの体感で相違がある場合もあり、こういったネットワークのレビューは参考程度にしておくのがベストです。

また、格安SIMのデメリットとして平日12時台は速度低下が必ず起こります。数年前はこの時間帯はどの格安SIMも200kbpsが当たり前で本当に通信に苦労するレベルでしたが、ここ最近は1Mbps前後で推移しているものが多くなってきました。とはいえ、キャリアと比べて確実に遅いのは当たり前でそれが格安SIMの宿命です。この記事では実際に利用するアプリやWeb閲覧が快適にできるかどうかを基準としています。基本的にダウンロードが2Mbps以上の速度であれば大抵のことが快適に利用できます。

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初速バーストはあるのか?

多くの格安SIMで提供されている初速バースト(初めの数秒または数キロバイトだけ速度が速くなる)ですが、BIGLOBEモバイルでは提供されていません。

SpeedTest

SpeedTestアプリの結果から紹介します。

平日12時台は赤枠
平日12時台は赤枠、それ以外の時間帯は青枠

平日の混雑する12〜13時の時間帯で、下り(ダウンロード)は遅くても5Mbps、平均で7Mbps程度でしょうか。本当にこの速度がでていれば、どんなものでも快適に利用できるはずです。しかし、体感ではかなり遅いです。この速度結果と体感で大きな隔たりがあります。SpeedTestの結果と体感は全くリンクしていません。

SpeedTestの速度計測結果は無意味なものでしかありません。なので、SpeedTestによる評価はなしという結論です。

SpeedTestの動画テスト

SpeedTestの動画速度結果は平日12時〜13時の時間帯では144p(360p)という結果に…。SpeedTestの結果は5Mbps以上がでているのに動画テストは144pとかなりちぐはぐ感がありますね。後ほど実際の体感を記載しますが、この時間帯は240pぐらいがギリギリラインというところです。

平日12時台の時間帯以外での動画速度測定結果は2160pとなっています。こちらも後ほど解説しますが、YouTubeで1080p60が基本的に再生可能でした。

5Gmark

5Gmarkの速度結果も信用できるものではなかったので省きます。

アプリのダウンロード(2021年9月評価分)

平日の12時台にアプリのダウンロードをしてみたところ、ダウンロード(下り)1Mbpsほどでした。SpeedTestの結果と実際の速度がかなり違うのが分かるかと思います。体感でも1Mbps前後だなと感じるぐらいの速度でした。

平日12時台以外の時間帯はもっと速度が出ており、アプリのダウンロードも比較的快適にできます。

YouTube(2021年9月評価分)

瞬間的に最高1.1Mbps出る時があった
基本的にはこれぐらいの速度

平日12〜13時の中で一番遅くなりやすい時間である12:20〜12:40で、360pまでの再生がスムーズです。480pだとバッファが追いつかず止まってしまいます。

この時間帯でも720pが問題なく再生できる格安SIMもあるので、使い勝手がよいとは言えません。というか、360pは正直、使い勝手が悪いとしか言いようがないですね…。

全体的に遅いのは遅いのですが、YouTubeだけ?は、厳しく帯域制御(スロットリング)している印象がありました。ただ、後ほど記載しますが、BIGLOBEモバイルではスロットリングを含め、通信の最適化を廃止していると公表しています。

YouTube以外の動画サービスも比較的遅めでしたが、Web閲覧やニュースアプリなどは、(もちろん快適な時間帯よりは遅いですが)この時間帯の中では使いやすい感じがしたので、動画サービス全体で帯域制御しているというよりアプリケーション毎に帯域制御をしていると推測しています。あくまでも推測ですが、現状では平日12時台はYouTubeが本当に低画質(360pがギリギリ)でしかみれず、この時間帯にYouTubeを見たい方にBIGLOBEモバイルはおすすめできません。

結論として、平日12時〜13時の時間帯でYouTubeはおすすめしません。この時間帯にYouTubeのHD画質で快適な格安SIMもあります。ということで、この時間帯にYouTubeを見たい方は他の格安SIMをおすすめします。

他の時間帯に関しては基本的に快適に利用できます。ただ、夕方17時30分前後はその他の快適な時間帯よりも速度が遅くなる傾向で、YouTubeも480pぐらいで止まらずに再生できるという感じでした。720pでは途中で読み込みが追いつかずに止まってしまう時が何度かありました。ドコモ網のタイプDも同じような傾向なので、BIGLOBEモバイルはau網もドコモ網も同じような帯域制御をしているのかもしれません。

ABEMA

ABEMA TVはモバイル回線で最高画質に設定し、平日の12〜13時に確認してみました。

再生を開始してからずっと画質は荒いままでしたが、ストリーミングが止まるということなく再生できていました。ダウンロードが200bps〜1Mbpsぐらいで推移していました。最高画質にならないのは残念です。

その他の時間帯は最高画質で見ることができました。

Amazon Prime Video(2021年9月評価分)

平日12時台で最高画質に設定し、視聴してみたところ、最高画質となる「HD画質」では再生できませんでした。視聴開始までにバッファを溜めるために映像が表示されるまでかなり待たされましたが、その後、HD画質ではなくSD画質?ぐらいでの再生となりました。

平日12時台以外の時間帯は快適にHD画質で楽しめます。

Web閲覧、SmartNews、Googleニュースなど(2021年9月評価分)

平日12〜13時の時間帯にテキストベース、写真ベースのWebサイト、SmartNews、Googleニュースを閲覧したところ、その他の時間帯よりも全体的に遅く感じます。また、Web閲覧、SmartNews、Googleニュースなどでは画像表示が待たされるですが、それほどストレスが溜まるということはなかったです。この時間帯だからしょうがないよね…って感じでしょうか。

他の時間帯は快適に利用することができます。

Twitter(2021年9月評価分)

平日12:20〜12:40の時間帯でTwitterを確認したところ、画像表示が全く追いつきませんでした。少しストレスが溜まるレベル。タイムラインをスクロールして古い投稿を読もうとすると画像の読み込みにかなり待たされます(新しい画像から古い画像へと順番に読み込むため、新しい画像をすべて読み込むのを待つ必要がる。速度が速いと一瞬で読み込むが、速度が遅い格安SIMのため、順序良く読み込みが終わるのを待つ必要がある)。個人的にはかなり使いにくいと感じました。

その他の時間帯は快適に利用できます。

インスタグラム(2021年9月評価分)

平日12時〜13時でスクロールしていくと画像の読み込みがかなり遅く待っていてイライラするレベル。かなり遅く、ストレスが溜まります。この時間帯で利用するのはおすすめしません。

そのほかの時間帯では問題なく使えました。

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通信の最適化は実施しているのか?公式発表はしていないが、平日12時台はしている印象だった

通信の最適化を調べてみました。格安SIMでは一番混み合う時間帯(平日の12時台、朝8時前後、夕方18時前後)だけ通信の最適化をしているところがあります。通信の最適化を実施しているとサイトや画像を圧縮したりして、本来よりも画質が荒くなったりしたりします。

BIGLOBEモバイルでは以前、通信の最適化をしないAPNと最適化をするAPNの2種類を提供していましたが、現在、通信の最適化は廃止されています。

BIGLOBEモバイルでは通信の最適化を次のように定義しています。

【通信の最適化とは?】
お客さまの個別の通信をシステムにて識別し、以下の通信制御を事業者が行うことです。

  • パケットロス軽減を行う送受信Windowsサイズの変更
  • ソフトウェア配信、動画配信サービスの帯域幅を制御するスロットリング
  • 動画配信サービスの送信ペースを制御するペーシング
  • 画像の不可逆圧縮

BIGLBOEモバイルでは通信の最適化をしていないと記載されていますが、アプリケーション毎での帯域制御を行っている気がするのは管理人の気のせいでしょうか?どう考えて平日12時台にYouTubeだけがかなり遅いのはアプリケーション毎での帯域制御(スロットリング)のせいだと思うのですが…

これに関しては個人的な見解であり、BIGLOBEモバイルはしていないと公表しているので、何とも言えないところではあります…。

また、エンタメフリー・オプションを利用している場合は帯域制御があります。

BIGLOBEモバイル(au網)まとめ

BIGLOBEモバイル、au網の速度レビューまとめ
  • 平日12時台は速度低下があり、アプリ毎で速度が違い、体感的に遅いと感じるものが多い
  • 平日12時台のYouTube再生、Twitter、インスタグラムはおすすめしない
  • 平日12時台以外の時間帯は基本的に快適に利用できる(夕方17時30分前後はちょっと遅くなるものもあるが)
  • 初速バーストなし
  • 通信の最適化はしていない…?
  • 一番遅くなりやすい平日12時台は、他の格安SIMと比べて体感的に遅い部類と判断。この時間帯によく利用するなら、他の格安SIMをおすすめする

平日12時台は他の格安SIMと比べて、全体的に使いにくいと言ってよいと思います。インスタグラム、Twitter、YouTubeなどが遅い…。

Web閲覧やニュースアプリの利用は他のSIMと比べると「全体的に遅いかな…」と感じましたが、ストレスが溜まるという感じではなく「格安SIMでこの時間帯だからしょうがないか…」というレベルです。

その反面、平日12時台以外の時間帯は基本的に快適に利用することができます。17時30分前後はYouTubeの再生だけ快適な時間帯と比べて体感で遅く感じましたが、その他のアプリは体感でも問題なく利用できました。

傾向としては、BIGLOBEモバイルのドコモ網であるタイプDとほとんど同じです。タイプDよりタイプAの方が速いとか、遅いとか言われたりしてますが、ぶっちゃけ体感的にはどっちもどっちという感じ。平日の12時台は、ほんの少しだけタイプDの方がよいかなと思いますが、どんぐりの背比べレベルです…。

個人的は見解としては、基本的に速度面ではおすすめしない格安SIM。平時の12時台が使い勝手が悪い格安SIM。その他の時間帯は快適ですが、平日12時台は他の格安SIMの方が断然使えると言えます。

1日を通してほとんどスマホを利用しない、平日12時台にはほとんど使わない人は速度で気になる場面は少ないと思いますが、個人的にはおすすめしにくい格安SIMの1つです。

速度面からはおすすめはしませんが、BIGLOBEモバイルでは端末セットなどを実質安く購入できたり、初期費用が無料になったりと大規模なキャンペーンをよく行っています。それらを目的として利用するにはよいのかなと思います。

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