ここ数ヶ月間、ドコモの端末で割安感があった『SH-06E』の白ロムが、だいぶ値上がりし割安感が少し無くなりました(円安や消費税アップを考えると妥当な金額かもしれませんが)。この『SH-06E』は「デビュー割」と「ご愛顧割」に追加されたことで、白ロム価格が下落した経緯があります。
2014年4月12日より「デビュー割」「ご愛顧割」の対象機種に新しく『L-01F』『F-06E』『L-05E』『SH-07E』『N-06E』が追加になりました。それによって、白ロム価格にも少し影響が出てきたようです。
今回追加された端末は比較的新しい端末で、格安SIM(MVNO)でも非常に快適に使えるものばかりです。
Amazonでの価格を見てみましょう。
[amazonjs asin=”B00GBYGOCC” locale=”JP” title=”G2 L-01F docomo Lunar White”]
[amazonjs asin=”B00DAQZA5G” locale=”JP” title=”富士通 docomo ARROWS NX F-06E White 白ロム”]
[amazonjs asin=”B00DOWR9PA” locale=”JP” title=”(docomo) Optimus it L-05E ホワイト”]
[amazonjs asin=”B00DOWMYR8″ locale=”JP” title=”(docomo) AQUOS PHONE si SH-07E オレンジ”]
[amazonjs asin=”B00DH7HGKA” locale=”JP” title=”docomo MEDIAS X N-06E ホワイト 白ロム”]
現時点(2014/4/14)で、どの端末も3万円前後となっていますが、「(もう少し日にちが経てば、白ロムショップなどで在庫が増えてくるため)今後更に下がるのでは?」と感じます。
この5機種のうち、わたしが特におすすめしたい白ロムは『L-01F』と『F-06E』です。
この2機種の白ロム価格が、「いつ落ちるかな?」とずっと価格チェックをしていたのですが、ようやく下落傾向になってきました。格安SIM(MVNO用途)としての白ロムを購入する予定であれば、この2機種を検討してみてください!
2機種のスペックを比較してみた!
では、この2機種のスペックを比較してみましょう。どちらが皆さんにとって使いやすいのか見てみてください。
こうやって比較してみると、どちらにも特色があるのが分かりますね。
G2 L-01Fの特徴
これは、2013-2014冬春モデルの端末です。どういう理由か分かりませんが、最新端末が「デビュー割」「ご愛顧割」入りしました。非常に良い端末なのですが、LGの端末は全く売れていないらしく、在庫が余りまくっているみたいです…
最新の端末なので、スペックが非常に良い点が特徴です。CPUは「Snapdragon 800」搭載です。その他に目立つ特徴はないのですが、背面にボタン、非常に綺麗な液晶、そして不具合の無さがこの端末の良い点です。
また、機能面では、スリープ時に2回画面を叩くと自動的に画面が点灯/消灯する「ノックオン」機能を搭載していて、非常に使いやすいです。
Arrows NX F-06Eの特徴
今まで富士通のスマホを使ってきた人には、不具合の多さにもう二度と富士通は使いたくないと思うかもしれません。しかし、この端末は非常にできが良く、大容量バッテリーと大画面、更に指紋認やフルセグが付いている全入りスマホです。発熱もCPUをスナドラに変えて、かなり抑えられいるみたいですね。
CPUは、2014年夏モデルの端末なので「Snapdragon 600」と一世代前のものですが、現時点で気にすることはないでしょう。サクサク動きます。最近のスペックは、明らかに過剰スペック気味です。「Snapdragon 600」と「Snapdragon 800」の体感差は殆どないと思います。(管理人も両方のCPUのスマホを持ってますが、体感差は正直ないです。)
また、ROMが「64GB」と大容量なので、容量が足り無くなることはなさそうですね。
質量に関しては、「約163g」と2014年夏モデルのスマホとしては重くですね。ただ、手にとってみると、重さが140gぐらいのスマホと比べても、それ程気になりませんでした。
機能面では、フルセグ機能付きです。指紋認証もあり、非常に便利で一度使うと指紋認証の便利さが分かります。また、卓上ホルダーが付いてくるので、充電する際にいちいちmicroUSBを挿す必要がないのが利点です。
あと、この端末を選ぶ大きな理由は「保証」の点でもあります。
ドコモの回線契約をしている人(ドコモプレミアクラブに入会してる人)は、保証の面で『L-01F』より有利になります。
ドコモプレミアクラブに入会している場合、「2013年夏モデル」のこの端末は、3年以内は保証範囲対象外の修理でも上限5,250円で、保証範囲対象であれば3年無料で修理可能です。白ロム購入でも保証内となります。2013年夏モデル以降は、改定で保証対象内容が変わり、保証対象外となります。
端末レビューを書きました!
格安(MVNO)SIMを使うならどっちの端末?
個人的にどちらも良い機種なので、個人の好みで選べば良いと思います。LTEの周波数帯もどちらも同じBand1/19/21対応なので、「電波の繋がりやすさ」で差ができることはありません。
セルスタンバイ問題は?
MVNOのSIMを使う際の一番の関心どころ「セルスタンバイ問題」に関してです。
『Arrows NX F-06E』は、セルスタンバイ(圏外100%表示)が発生します。しかし、発生しているにも関わらず、バッテリーの消費は、セルスタンバイが発生していない時と変わりません。アンテナピクトに関しても、きっちり表示されますので、セルスタンバイ問題が発生しても、バッテリーの減り具合が早くなったりすることはなく、問題ありません。
一方、『G2 L-01F』も、セルスタンバイが発生します。こちらも同じで、発生していてもバッテリーの減り具合が早くなったりすることはありません。アンテナピクトは、こちらも同じく表示されています。
セルスタンバイ問題は、基本的に3G通信網の場合に発生します。この端末は、LTEの周波数帯に3バンド対応しているので、ほとんど3Gエリアになりません。それが原因で、バッテリー減りが少ないのかもしれません。3Gエリアだと結果が違う可能性があるので、注意してください。
結果としては、セルスタンバイの面からいうと、(LTEエリア内の場合)どちらを選んでも同じ結果になります。
まとめ
どちらも非常に良い端末だと思います。長期間(3年以上)使うのであれば、やはりCPUのスペックが良い『G2 L-01F』の方です。
ドコモ回線を別で所持しているなら、保証の事を考えて『Arrows NX F-06E』を選ぶのもアリです。
価格的にも、この2機種は27,000円あたりが買い時かなと思っています。現在、コスパの良かった『AQUOS PHONE ZETA SH-06E』と『G2 L-01F』とほとんど値段が変わりません。
今後は、この2機種に注目してみてください!
【追記】
ここ最近、ずっと価格変動を監視してきたのですが、これ以上価格が下がる気配がない感じです。
特に白ロムショップで『G2 L-01F』新品同等品の買い取り価格が、20,000円〜2,2000円ぐらいです。なので、販売価格は27,000円〜29,000円前後から動くことは無いと考えています。
『SH-06E』の最安値が22,000円ぐらいだったので、最新機種、円安、消費税アップ、物価アップなどを考えると、今が底値なのかなと思います。
[amazonjs asin=”B00GBYGOCC” locale=”JP” title=”G2 L-01F docomo Lunar White”]
[amazonjs asin=”B00GBYGMFG” locale=”JP” title=”G2 L-01F docomo Indigo Black”]
[amazonjs asin=”B00DAQZA5G” locale=”JP” title=”富士通 docomo ARROWS NX F-06E White 白ロム”]
[amazonjs asin=”B00DBWN58S” locale=”JP” title=”docomo ARROWS NX F-06E Black 白ロム”]
コメント