LINEMO(ラインモ)のプラン・機能オプションなどを徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

ソフトバンクが運営するオンライン専用ブランド「LINEMO(ラインモ)」。このページでは「LINEMO」のプラン・MNP・機能オプションなどをまとめています。

LINEMO(ラインモ)は、ソフトバンクが運営するオンライン専用ブランド。ソフトバンクが運営するブランドは「ソフトバンク」、サブブランドの「Y!mobile(ワイモバイル)」、そして今回紹介する「LINEMO」があります。

LINEMOができた背景としては、2020年10月末に総務省が携帯値下げへの改革案、モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けた「アクション・プラン」を発表。このアクション・プランを受けて、ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社がオンライン専用である料金を抑えた新ブランドを展開してきました。

最終更新日:2022年4月2日

LINEMO
LINEMO
目次

LINEMOの特徴・メリット、デメリット

LINEMOの特徴・メリット
  • 3GBと20GBの2つのプランを提供!
  • 3GBのミニプランは月額990円と格安SIMと同水準!
  • LINEMOはソフトバンクと回線品質は同じ。格安SIMではない!
  • LINEはギガを消費しないギガフリー
  • 口座振替可能
  • LINEスタンププレミアムポイントバック(スマホプラン限定)
  • ソフトバンクまとめ払が可能(PayPayチャージも可能)
  • 年齢情報提供機能・年齢認証(年齢確認)が可能
  • 加入キャンペーンで大量のPayPayポイントが貰えると時が多い!
LINEMOのデメリット
  • アプリの提供はなし
  • 高速データ通信ON/OFFの切り替えは不可
  • ソフトバンクやワイモバイルにあるYahoo!プレミアム会員特典などがない
  • LINEMOはオンライン専用、サポートもオンラインのみ。ソフトバンクの店舗ではサポート対象外
  • 留守番電話や割り込み電話などの通話系のオプションはほとんど対応せず…
  • ソフトバンク、ワイモバイルにある光回線の割引はなし、家族割もなし

LINEMOの大きな特徴は、キャンペーンで大量のPayPayポイントが貰えることに加え、3GBプランがあること、LINEギガフリー機能があること。キャリアのオンライン専用ブランドの中でもメリットは多めです。

また、3GBプランは月額990円と格安SIMと同水準ながら、平日12時台の快適さはLINEMOの方が圧倒的です。ギガが3GBあたりで検討している人はLINEMOがとってもおすすめです。

LINEMOの料金体系

データ容量月額料金低速時
ミニプラン3GB990円最大300kbps
スマホプラン20GB2,728円最大1Mbps
国内通話料22円/30秒
かけ放題内容月額料金
通話準定額5分/回以内の国内通話が無料550円/月 → 1年間はキャンペーンで無料!
通話定額国内通話かけ放題1,650円/月 → 1年間はキャンペーンで月額1,100円!

共通項目

SIMサイズ、種類nano/micro/標準SIM/eSIM
最低利用期間なし
高速データ通信ON/OFFの切り替え×
データチャージ1GB 550円
オートチャージON(快適モード
SMS送信料国内: 3.3円/1通(70文字まで)
SMS受信無料
複数回線5回線まで
メールアドレスなし

各手数料

契約事務手数料無料
SIMカード再発行手数料0円
eSIM再設定手数料0円
SIM交換手数料0円
違約金(契約解除料)0円
MNP転出手数料0円
番号移行手数料
(ソフトバンク、ワイモバイルへの乗換)
0円

支払い方法について

支払い方法クレジットカード、口座振替

多くのMVNOではクレジットカード払いしか対応していませんが、キャリアのソフトバンクが運営するLINEMOではクレジットカードに加え、口座振替にも対応しています。

クレジットカードが持てない人、持ちたくない人でも口座振替で利用できるので、より多くの方が利用できると思います。

LINEはギガフリーで、ギガの消費はなし!

LINEアプリのトークや音声、ビデオ通話、画像や動画の送受信がデータ容量をカウントしないギガフリーの対象となります。スマホで一番使うアプリとしてLINEと答える方も多いと思います。そんなLINEがギガフリーなのはかなり嬉しいですね!

また、ギガを使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリはギガフリーで通信速度は速いまま利用できます。

特にLIENのビデオ通話はギガの消費も多くなりますが、LINEMOならギガフリーの対象なのもメリットです。ただ、トークでの位置情報の共有、Liveの利用、スタンプショップの利用、ニュース記事の閲覧など、一部LINEギガフリーの対象外があります。

LINEギガフリーの対象・対象外は下記の通り↓

機能名対象/対象外
Face Play
各タブトップの表示
音声通話・ビデオ通話の利用
トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)
トークでの位置情報の共有×
トークでのShoppin’トークの利用×
トークでのジフマガの利用×
トークのみんなで見る機能による画面シェア
トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧×
Liveの利用×
各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
タイムラインの表示・投稿・シェア
ディスカバー(写真・動画)の表示
ニュース記事詳細の閲覧×
ウォレットタブのLINE Payの利用
ウォレットタブのLINE家計簿の利用
設定および各項目の表示・編集
友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
プロフィールの表示・編集・投稿
検索の利用
OpenChatの利用×
スタンプショップの利用×
着せかえショップの利用×
LINEファミリーサービスの利用(LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)×
LINE Liteの利用×
海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用×
他社サイトへの接続(URLなどをクリック)×
他社アプリへの遷移×

その他、注意点は下記の通り。

  • アプリケーションでLINEを利用する場合に限らず、ウェブブラウザでLINEを利用する場合も、ギガフリーの対象。
  • ギガフリーの対象として案内しているデータ通信であっても、OS、ブラウザ若しくはアプリケーションのバージョンアップ、アップデートその他の更新に伴う識別子の変更又は判定不能事由の発生、VPN(Virtual Private Network)を介したデータ通信など技術的要因によりデータ量を消費する場合があり。

LINEのトークやビデオ電話は対象ですが、LINE LIVEは対象外。LINE LIVEが対象だったらかなり嬉しかった人が多そうです。

トークはテキストのみではなく、音声メッセージ、スタンプ、画像、動画、その他ファイルなどの送受信も対象というのがよいですね。

LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン[スマホプラン限定]

20GBプランの「スマホプラン」を契約し、LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース/デラックスコース)に加入するとLINEポイント240ptが毎月貰えます。

2021年秋以降、LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース/保有可能数:5個)を、LINEスタンプ プレミアム利用料の追加料金なしで利用できる予定となっています。

条件は下記の通りです↓

  • LINEMOの「スマホプラン」を契約中であること
  • LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース又はデラックスコース)に加入中であること
  • LINEMO公式LINEアカウント(LINE ID:LINEMO)で、LINE連携していること
「LINEスタンプ プレミアム」とは

700万種類以上の対象クリエイターズスタンプ・絵文字が使い放題のサブスクリプションサービス。スタンプのみは月額240円、スタンプ・絵文字は月額480円で使い放題!

※スタンプの保有可能個数はベーシックコースで5個、デラックスコースで1,000個。

ソフトバンクまとめ払が可能

LINEMO

LINEMOを利用している方は「ソフトバンクまとめて支払い」ができます。これにてキャリア決済が利用できたり、PayPayチャージが可能です。

あまり知られていないのかもしれませんが、PayPayチャージが「ソフトバンクまとめて支払い」に対応しているということは、PayPayチャージでクレジットカードのポイント分の還元があるということです。

例えば、LINEMOを2%還元されるクレジットカードを利用していれば、PayPayチャージしたものも2%還元されることになります。

基本的にPayPayチャージでポイントが付くクレジットカードは限られているので、これは結構お得かなという印象です。筆者はYahoo!カードを持っていますが、このカードでのPayPayチャージ時のポイントは1%還元です。なので、LINEMOの支払いを2%還元のクレジットカードを利用し、「ソフトバンクまとめて支払い」でPayPayチャージをするようにしており2%のポイント還元を受けています。

キャリアメール(MMS)はなし

LINEMOではキャリアメールの提供はありません。メールを利用したい場合はgmailなどを利用するようにしましょう。

LINEMO専用アプリはなし。ただLINEアプリが実質専用アプリに

LINEMOではアプリの提供がありません。データ残量の確認などは、公式サイトで確認が可能です。

また、LINEと連携しておけばLINEで簡単にデータ容量などを確認することが可能です。

実質LINEアプリがLINEMOのアプリになるような形です。LINEは多くの方がインストールしていると思うので、別途LINEMO専用アプリがなくてよいと思う方もいると思いますし、専用アプリがあったほうがよいと思う方もいると思います。

ギガの残量が確認可能
低速になると通知が来る

ギガの残量や低速時の通知などがあるので特に専用アプリは必要ないかもしれません。ただ、たまにLINEMOの広告(キャンペーン告知など)が来るのでうざったいと感じるかもしれません。

高速データ通信ON/OFFの切り替えは不可

MVNOの格安SIMなどには速度を切替可能(低速時に高速データ容量・ギガの消費なし)なものが多く存在しますが、LINEMOでは切り替えができません。

ソフトバンクやワイモバイルにあるYahoo!プレミアム会員特典などがない

ソフソフトバンクやワイモバイルには、「Yahoo!プレミアム」が無料となる特典がありますが、LINEMOではこのような特典はありません。また、ソフトバンクやワイモバイルでは、Yahoo!ショッピングでポイント還元率アップの施策がありますが、LINEMOではありません。

Yahoo!ショッピングを多用している方には悲報ですね…。利用している方はお分かりだと思いますが、Yahoo!ショッピングやPayPayモールではソフトバンクやワイモバイルユーザーであれば、PayPayポイント還元率が半端じゃありません。

管理人はワイモバイルも契約していますが、この特典があるためにワイモバイルは解約できず…(笑)それぐらい威力のある内容なので、これがLINEMOにないのは残念すぎます…。

LINEMO
LINEMO

LINEMOのサポートはオンラインのみ。ソフトバンクの店舗ではサポート対象外

LINEMOはオンライン契約専用の回線サービス。オンライン以外で契約やサポートありません。なので、ソフトバンクの店頭や電話でのサポートは一切ありません。問い合わせや質問はチャットやLINEで受け付けています。

留守番電話や割り込み電話などの通話系のオプションはほとんど対応せず…

留守番電話・転送電話は対応していません。これはahamo、povoと同じくキャリアのネット専用ブランドのデメリットです。

格安SIMでは通話周りの機能が非常に充実しており、留守番電話・転送電話が対応していない格安SIMはほとんどない状況です。

ソフトバンク、ワイモバイルにある光回線の割引はなし、家族割もなし

ソフトバンク、ワイモバイルには光回線割引があります。これを適用すると1回線毎にかなり割引が効くのですが、LINEMOにはこいういった施策は全くありません。また、家族割も全くありません。Y!mobileは家族で加入するとかなり安くなるので、家族で加入したい場合はY!mobile、一人で加入はLINEMOという棲み分けができていると思います。

17歳以下は契約者にはなれない、18〜19歳の契約には親権者などの法定代理人の本人確認書類が必要

17歳以下の場合、契約者にはなれず契約は親が行う必要があります。18〜19歳の場合は親権者などの法定代理人の本人確認書類、親権者などの法定代理人の同意書が必要になります。

年齢情報提供機能・年齢認証(年齢確認)が可能

LINEの年齢認証などが利用可能です。格安SIMでは齢認証ができないのが通例なので、格安SIMよりメリットと言えます。

LINEMOの通信品質はソフトバンクと同じ。格安SIMより断然よい

LINEMOの通信品質はソフトバンクと同じです。

Twitterなどを見ているとLINEMOは速度が遅いという意見があります。が、それはLINEMOだけが遅いわけではなく、ソフトバンク回線自体が遅いということ。その場所で繋がっている基地局が混雑していたりすることが原因です。

例えば、混み合う時間帯に人が多いところであったりすると基地局に接続する人数が多くなったりする関係で速度低下することはありえます。これに関しては、ドコモ、auも同じなのでahamo、povoも同じと言えます。

また、LINEMOのインタビュー記事で下記のように答えています。

―「LINEMOの通信速度が昼と夕方に遅い」という声があるようだ。ソフトバンク回線と品質同じと思っているが、実際はどうなのか。

寺尾氏(LINEMO): 品質の差はないと認識しています。

――ということはソフトバンク回線自体が遅い?

寺尾氏:遅い場所や時間があってもおかしくないです。LINEMOだけというわけではなく、ソフトバンクのネットワークにおいて朝の東京駅など、かなり遅い状況になっている。そういうことであればわかります。LINEMOは、特別なネットワーク制御をしていません。むしろ、そんな器用なことができず困っているくらいです。

引用元: ソフトバンク寺尾氏が真っ正直に語る、「LINEMO」で月額990円/3GBの新プランができた理由とeSIMの難しさ

こちらで速度の詳細レビューをしています↓

実際に体感レビューをしていますが、LINEMOはどの時間帯でも快適に利用することができました。格安SIMの場合、平日12時台に速度低下が起こり使い勝手が悪いと感じますが、LINEMOではそんなことなく平日12時台でも快適です。

キャリア品質回線が安く利用できるので、格安SIMよりも速度面では断然おすすめできます。

LINEMOの回線品質まとめ
  • LINEMOは格安SIMではない
  • LINEの通信品質はキャリア回線、ソフトバンク、ワイモバイルと同じ
  • 平日12時台も快適

Twitterでの評判、評価

Tiwtterでの評価を集めてみました。

LINEMOの特徴・まとめ

LINEMOまとめ
  • 通信品質はソフトバンク、ワイモバイルと同じ
  • 3GBの「ミニプラン」は格安SIMと同水準の料金設定
  • LINEギガフリーが嬉しい!
  • 契約でPayPayポイントが貰えるキャンペーン実施中
  • 通話定額は1年間無料または割引に!

LINEMOは現在3GBの「ミニプラン」と20GBの「スマホプラン」を提供していますが、3GBのミニプランは月額990円と格安SIMと同水準の料金体系。それでいて格安SIMよりも通信品質は快適。となれば、格安SIMよりも最優先で選ぶべき回線です。

20GBのスマホプランに関しては、ahamoなどLINEMOと同品質の回線が選択肢としてありますが、3GBのみにプランはpovo2.0の3GB(30日間)で990円のデータトッピング以外選択肢がありません。

また、LINEギガフリーがあるのがLINEMOの特徴であり、メリットです。そうなると3GBは必然的にLINEMOがおすすめということになります。

キャンペーンで通話定額が無料、または割引になったり、PayPayポイントが貰えたりとキャンペーンも充実しているLINEMO。

SIMフリースマホとソフトバンク回線の相性の良さもあり(周波数の対応がよい)、個人的にLINEMOは今イチオシの回線です。特に3GBプランはLINEMO以外は選択肢がないというぐらい断トツでイチオシです!

LINEMOのキャンペーン情報

LINEMO

LINEMOではキャリアのネット専用ブランドであるahamo、povoと比べてキャンペーンが多めです。時期によっても異なりますが、大量のPayPayポイントがもらえたりするキャンペーンも頻繁に行なわれています。

LINEMO
LINEMO
目次