楽天モバイルのプラン・機能オプションなどを徹底解説

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楽天が展開する「楽天モバイル」。このページでは「楽天モバイル」のプラン・MNP・機能オプションなどをまとめています。

目次

楽天モバイルとは?

元々は楽天の子会社が「フュージョン・コミュニケーションズ」が格安SIMを運営してきましたが2015年12月1日にMVNO事業を楽天に譲渡し、「楽天」自身がMVNOサービスを開始しました。また、その後に楽天は周波数を取得し、自前で回線設備を揃え、ドコモ、au、ソフトバンクと同様の立場になり、MVNO(格安SIM)ではなくキャリアとして回線サービスを提供しています。

楽天モバイルのプランは「Rakuten UN-LIMIT VI」のみ

楽天モバイルでは、 Rakuten UN-LIMIT VIという料金プラン1種類のみで、料金システムが段階性のプランになっています。

1回線目の月額料金2~5回線目の月額料金
1GBまで0円1,078円
3GBまで1,078円1,078円
20GBまで2,178円2,178円
無制限3,278円3,278円
国内通話料Rakuten Link利用時:無料
それ以外:22円/30秒
かけ放題内容月額料金
かけ放題(Rakuten Link)Rakuten Link利用時でいつでもかけ放題なし
10分(標準)通話かけ放題Rakuten Link利用なしで1回10分以内の国内通話がかけ放題1,100円/月

楽天ID1つで複数回線を所持する場合、2回線目以降は0GB~3GBまで1,078円となります。なので、複数回線を月額0円で維持することはできません。

国内のパートナー回線利用は、月5GB以上で速度が制限

楽天モバイルは、自社回線の他にパートナー回線というものがあります。国内のパートナー回線はauとなり、楽天の回線が届かないエリアはauの電波を利用することになります。

楽天モバイルの無制限+高速データ通信が使えるのは楽天の自社回線の時だけとなります。国内パートナー回線(au)の場合は、月5GBの利用で最大1Mbpsの速度に制限されます。

海外での利用は2GB超過後に最大128kbpsとなります。

共通項目

プランの共通項目は下記の通り↓

SIMサイズ、種類nano/micro/標準SIM/eSIM
最低利用期間なし
高速データ通信ON/OFFの切り替え×
パートナー回線のデータチャージ1GB 550円、2GB 1,100円など
SMS送信料国内: 3円〜100円/通
国際SMS送信料: 100円/通(不課税)
複数回線楽天会員ID1つにつき5回線まで
メールアドレス今後利用可能に
留守番電話0円
SMS0円
着信SMS通知0円
選ばる電話番号サービス1,100円
着信転送0円
発信者番号非通知0円
緊急速報メール0円
国際電話かけ放題980円/月
割込通話/通話保留0円
特番電話0円
故障紛失保証 with AppleCare Services715〜1,309円
スマホ交換保証プラス715円
持ち込みスマホあんしん保証715〜1,309円
ノートン™ モバイル セキュリティ220円/月
あんしんコントロール by i-フィルター330円/月
スマホ操作遠隔サポート550円/月
楽天モバイルWiFi by エコネクト398円/月

各手数料

各手数料は下記の通り↓

契約事務手数料無料
SIMカード再発行手数料0円
eSIM再設定手数料0円
SIM交換手数料0円
名義変更手数料改姓:0円
家族間譲渡:3,300円
第三者譲渡:3,300円
承継:3,300円
違約金(契約解除料)なし
MNP転出手数料なし

支払い方法について

契約情報の共通項目は下記の通り ↓

支払い方法クレジットカード、デビットカード(楽天銀行デビットカード、スルガ銀行デビットカード)、口座振替(手数料110円)、楽天ポイント
コンビニ支払い手数料請求金額(税込)
~10,000円未満の場合:66円
~50,000円未満の場合:110円
50,000円以上の場合:330円
口座振替手数料110円/月
請求書支払い手数料220円

大抵の格安SIMは、公式には「クレジットカード」のみでしか支払いができないとしていますが、楽天モバイルでは「デビットカード」も使えます。使えるデビットカードは「楽天銀行デビットカード」「スルガ銀行デビットカード」です。また、口座振替も対応しています。

クレジットカードが持てない人、持ちたくない人でも、デビットカードが使えるので便利ですね。

他の格安SIMは、クレジットカードのみしか使えないとしているところが多いですが、「デビットカードも使えた!」なんて報告もあります。しかし、正式に対応していないため、いつ契約解除になるか分かりません。なお、楽天モバイルでは正式に対応しているので安心して使うことができます。

料金の確認はmy楽天モバイルアプリから可能

Rakuten Linkアプリを利用で国内通話が無料に

楽天モバイルではRakuten Linkアプリを利用して通話(国内)すると、通話料が無料になります。他社によくある「かけ放題や電話定額」のような月額料金が発生するオプションを契約することなく、月額0円で国内通話が無料です。楽天モバイルの最大のメリットはこの国内通話が無料という点です。

ただし、一部対象外として0570などのナビダイヤルがああります(他の格安SIMなどのかけ放題も同様にナビダイヤルなどは対象外です。楽天モバイルだけが対象外ではありません)。詳しくは下記を参照。

Rakuten Linkは、RCS(Rich Communication Services)に対応したアプリで通話やSMSをパケット網を利用しています。パケット網を利用するので他の格安SIMやキャリアが提供している普通の電話とは少し異なります。

「パケット網を利用するならデータ容量が消費される?」と思うかもしれませんが、通話で使うパケット(データ通信)は高速データ容量にカウントされない仕様となっています。

高速データ通信ON/OFFの切り替えは不可

MVNOの格安SIMなどには速度を切替可能(低速時に高速データ容量・ギガの消費なし)なものが多く存在しますが、楽天モバイルでは切り替えができません。

180日間利用のない回線は利用停止に

1回線目のみですが、連続180日間全く利用がない場合は楽天側で利用停止するとのこと。利用停止の対象になるのは1回線目のみで、利用停止前にユーザーに通知されるとのこと。

簡単に言うと、「1GBまでは月額0円だけど、寝かせたりする人は自動的に解約するよ!」ということです。

【楽天自社回線エリア】1日10GB以上の利用で速度が低速化。しかし、最大3MbpsなのでYouTubeも快適

Rakuten UN-LIMIT VIのプランはパートナー回線(au)を除いた、楽天自社回線は無制限で利用できますが、1日に10GB以上の利用で最大3Mbpsに速度低下

しかし、低速化とはいえ「最大3Mbps」でダンロードで3Mbps前後の速度がしっかりでており、殆どのものが快適に利用することができます。下記で詳しく解説・レビューしています↓

大量のダウンロードをする人はダウンロードまでに時間が掛かるようになるため困るかもしれませがんが、通常3Mbpsあれば、YouTubeもHD画質で快適に見れるレベルです。なので、低速化で最大3Mbpsの制限があることはあまり気にする必要はありませんが、制限があるということは覚えておきましょう。

正直、制限が掛かった状態でも平日お昼の時間帯は格安SIMよりも速度が出ているため、格安SIMより断然使いやすい…(すばらしい!)

データ通信は無制限を謳っていますが、高速通信で無制限で使えるのは1カ月で約310GB、その他は低速最大3Mbpsで無制限という仕様になります。正直、月額3,27円でここまで無制限で利用できれば満足度はかなり高いと思います。

他のキャリアと比べても「低速で最大3Mbps」はかなり寛容な対応です。ahamo、povo、LINEMOは20GBを使い切ると最大1Mbpsに制限になります(2021年8月現在)。

月1GBまでは月額0円は衝撃的!

楽天モバイルは月1GBまでであれば月額0円で運用することができ、かなり衝撃的です。他社で月額0円で運用できるものはなく、コストパフォーマンスの良さがメリットの一つです。

1GBまでに収まった時はユニバーサル料や電話リレーサービス料も発生せずに本当に月額0円なので、お試し感覚で利用してみるのがオススメです。月額0円もすごいですが、契約するのに掛かる初期費用も0円(2021年8月現在)なので利用しない手はないでしょう。

1GB以下なら月額料金は0円。ユニバーサル料や電話リレーサービス料も発生しない。

また、楽天モバイルの通話専用アプリ「Rakuten Link」を利用すると、国内通話料が無料です。かけ放題オプションなどに入る必要なく無料で使えるので、通話のためだけに楽天モバイルに加入する人が多いです。

無制限で月額3278円

楽天モバイルは段階制プラン。1GBまで月額0円は衝撃的ですが最終的には無制限で月額3,278円となります。

無制限で月額3,278円は、他のキャリアや格安SIMと比べてもコストパフォーマンスがよく、無制限でデータ通信を利用したい人にはかなりおすすめです。しかし、ちょっとした縛りがあるのも事実です。

と言うのは、楽天自社回線エリアだと1日で10GB以上で最大3Mbps、パートナー回線だと月5GB以上で最大1Mbpsとなります。

楽天自社回線エリアの場合は高速通信で利用できるのは1日10GBなので1カ月で約300GBぐらいは無制限+高速通信となります。ただ、速度低下しても問題なく利用できるし、速度低下しても翌日には解除されるのでほとんど問題ないと思って大丈夫です。

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しかし、厳しいのはパートナー回線(au)エリア。パートナー回線エリアでは、月5GB以上でで最大1Mbpsとなります。高速通信が月5GBまでも厳しいし、最大1Mbpsも厳しいですね。無制限を目的として加入したのにパートナー回線でしか繋がらなかったら最悪です…。

なので、無制限目的で楽天モバイルを契約するならば、しっかりと生活圏内がどちらのエリアなのか、エリアマップでよく確認しましょう。

正直、エリアマップでは楽天自社回線エリアだけど、実際に利用してみたらパートナー回線エリアになってしまうという事例も沢山あります(管理人もそうでした)。なので、どっちの回線でつながるかはエリアマップだけで確実ではないことは覚えておいてもよいかもしれません。

もし楽天自社回線で繋がらなくても1GBまでは月額0円なので、実際に契約してみて判断するのがよいと思います。楽天自社回線エリアであれば、無制限までの利用がコストパフォーマンスもよく、かなりおすすめです。

楽天モバイルはどれくらいのデータ量を使う人にオススメか?

前述して通り、一定のデータ容量を超えると自動的に月額料金も上がる段階制プランです。楽天モバイルの段階制プランは下記の通り↓

1回線目の月額料金2~5回線目の月額料金
1GBまで0円1,078円
3GBまで1,078円1,078円
20GBまで2,178円2,178円
無制限3,278円3,278円

1GBまでは月額0円、無制限は3,278円と衝撃的なコストパフォーマンスを叩き出しています。

では、段階制プランを採用している楽天モバイルで、他の段階(3GBまで、20GBまで)ではお得なのか確認してみましょう。今回比較するキャリアや格安SIMDでは段階制プランだけでなく、固定プラン(3GBなら3GB以上の利用で低速化するプラン)との比較となります。

3GBプラン(楽天モバイルは1〜3GBまで)

プラン月額料金
【NUROモバイル】 VSプラン3GB792円
【LINEMO】 ミニプラン990円
【OCN モバイル ONE】 3GB/月コース990円
【楽天モバイル】 Rakuten UN-LIMIT VI1,078円
【BIGLOBEモバイル】 3ギガプラン1,320円
【UQ mobile】 くりこしプランS1,628円
【ワイモバイル】 シンプルS2,178円

3GBまでのプランは、現在(2022年4月現在)、NUROモバイルが792円、LINEMOが990円で提供しています。NUROモバイルの場合はMNVOの格安SIMなので平日12時台に速度低下が起こるので少しぐらい高くても楽天モバイルの方が使い勝手はよいでしょう。ただ、楽天モバイルが最安値ではないということは覚えておきましょう。

LINEMOは楽天モバイルと同じキャリア扱いとなるソフトバンクが運営していることもあり、格安SIMのような速度低下は起こりません。となると、月額料金安いLINEMOの方が良さそうですが、楽天モバイルは国内通話がオプション料なしでかけ放題。LINEMOは5分かけ放題でオプション料月額550円のみ。3GBで通話がいらないならLINEMO、通話もほしいなら楽天モバイルを検討するのがよいかなと思います。

20GBプランで比較

プラン月額料金
【IIJmio】 20ギガプラン2,068円
【NUROモバイル】NEOプランLite2,090円
【日本通信】合理的20GBプラン2,178円
【楽天モバイル】 Rakuten UN-LIMIT VI2,178円
【NUROモバイル】NEOプラン2,699円
【povo】2,728円
【LINEMO】 スマホプラン2,728円
【ahamo】2,970円

20GBプランの最安値はIIJmioで月額2,068円ですが、平日の12時台などに速度低下は確実にあります。その次に安い楽天モバイルは月額2,178円で、常時どの時間帯でも快適に利用できます。IIIJmioと比べて110円高いだけなので、これならいつでも快適に利用できる楽天モバイルの方が断然おすすめです。

ただ、NUROモバイルのNEOプランLiteは格安SIMでありながら専用帯域を用意しており、1日を通して快適に利用できています。

快適な回線が月額2,090円と楽天モバイルと比べて88円安い状況です。こちらは楽天モバイルと比べて悩ましい…。というのもNUROモバイルNEOプランLiteでは余ったデータの繰り越しなどが可能。これらをメリットと捉えるかどうかというのがポイントとなりそうです。

その他、日本通信の合理的20GBプランは国内通話70分が付いており、(プレフィックス番号を付ける必要なし、専用アプリを使わずに)OS標準の電話アプリで利用できます。楽天モバイルのように「Rakuten Link」アプリを使わないと無料にならないという縛りはありません。

国内通話が70分無料で事足りるのか、それとも楽天モバイルのかけ放題(24時間無料)じゃないといけないのか、プレフィックスなしで利用できる方がよいのかなど、個人次第かなという印象です。

ただ、日本通信は格安SIMなので、平日の混み合う時間帯は速度低下が必ず起こります。

2022年5月現在、日本通信SIMは格安SIMの中でも快適に利用できてますが、楽天モバイルの方がキャリアなので快適さはワンランク上です。

楽天モバイルで20GBまでを利用する予定の方に留意しておきたい点があります。それは、パートナー回線では月額5GB以上で最大速度1Mbpsになること

楽天自社回線の場合は1日10GB以上で最大速度3Mpsと規制が緩く、この場合なら規制に引っかかることはないでしょう。ただパートナーエリアだと5GB以上で最大1Mbpsなので20GB使おうと思っていても残りの15GB分は最大1Mbpsの低速で利用することになってしまいます。

なので、20GBまでを検討している人で楽天モバイルがおすすめできるのは、楽天自社回線網エリアで使う人のみです。楽天自社回線網のエリア外であれば、キャリアのオンライン専用やNUROモバイル NEOプランLiteなどを選んだほうがよいでしょう。

無制限は?

無制限で利用できるのは楽天モバイルのみです。注意したいのは、1日に10GB以上で速度制限があること、パートナー回線の場合は月に5GB以上で最大1Mbpsに制限されることです。

なので、まず楽天モバイルの自社回線網エリアであることが必須です。自社回線網エリアであってもパートナー回線でつながってしまう時も多々あるので、できればバンド固定(楽天モバイルのBand3に固定)できる機種などだと無制限の利用するのに最適です。

管理人も楽天モバイルを無制限で利用したと思っていますが、自宅内がら楽天モバイル自社回線網エリアであるにも関わらず、パートナー回線網(au)でしか繋がらない時がありました…。

まとめ

1GBまで、20GBまで、無制限のプランは楽天モバイルが月額料金が安くて安定した回線が手に入るという条件でオススメです。

1GBまでは月額0円なので誰にでもオススメで持っておいて損のない回線ですが、20GBまで利用しようと思っている人は楽天自社回線エリアかどうかの確認だけはしておきましょう。まあ、楽天自社回線エリア外であっても国内通話は無料なので、持っておいて損のない回線であることは間違いないですね。

Wi-Fiオン時にRakuten Linkを利用した発信で相手側に非通知になることがある

Rakuten Linkアプリを使った通話の際に、Wi-Fiをオンにした状態で発信すると相手側に非通知になる問題があります。

ほとんどの端末では解決済みですが、Xiaomiのスマホではこの問題がまだ残っています(他の端末でもこの状況が起こっていたら、コメントもらえるとありがたいです)。

ここではXiaomi端末に焦点を当てて解説していきます。
現在、根本的な解決方法はなく、楽天モバイルの対応端末一覧にもほとんどXiaomi端末の記載がありません。個人的には、楽天モバイル+Xiaomiの組み合わせはおすすめしません。

右側のXiaomi Redmi 9T(楽天モバイル)→左側の端末(mineo)に電話。赤枠のようにモバイルデータ通信の時は、左側の端末のように電話番号が通知(青枠)されます。

同じように、右側のXiaomi Redmi 9T(楽天モバイル)→左側の端末(mineo)に電話。今回は赤枠のように「Wi-Fiがオン」の状態だと、Xiaomi端末からの発信では番号が非通知(青枠)になってしまいます。

個人的にWi-Fiオンの時に非通知になることを確認した端末は下記の通り。

  • Xiaomi Redmi 9T
  • Xiaomi Redmi Note 10 Pro
  • Xiaomi Mi 11 Lite 5G

残念ながらXiaomi端末の仕様上、Wi-Fi接続時に非通知になるのは解決方法がない模様です。以前はその他の端末でも起こっていましたが、現在、個人的にはXiaomiだけかなという見解です(他の端末でもこの現象が起こっているならコメントしてもらえるとありがたいです!)。

Rakuten Linkアプリの最新版では「通話時に優先的にLTEに接続する」という項目があります。

通話時に優先的にLTEに接続するはON
LTEネットワークがッフ安定なため、Wi-Fiに切り替えましたと表示…

ただ、これをONにしていても建物内など電波が弱い場所で「LTEネットワークが不安定なため、Wi-Fiに切り替えました」となることが多く、実質意味のない感じです。

my楽天モバイルアプリの紹介!

楽天モバイルでは、アプリを2つ提供していおり、「my楽天モバイル」と「Rakuten Link」があります。

my楽天モバイルアプリでは、データ使用量の確認、楽天自社回線かパートナー回線かの確認などができます。基本的に情報を見るだけのアプリとなっており、高速データ通信の切り替えなどは提供していません。

楽天モバイルの評判は?Rakuten Linkアプリの品質が安かろう悪かろう、室内では電波が悪すぎる?

楽天モバイルは1GBまで月額0円と、本当に素晴らしい内容のキャンペーンや料金プランを実現しています。

しかし、評判や評価はいいものばかりではなく…
電波品質やRakuten Linkを利用した際の音声品質の評判があまり良くありません。むしろ、かなり悪い評価や評判が多い状況です。

そのため、メイン回線よりサブ回線として利用している人が多い印象があります。

室内で電波がはいりにくい?

データ通信品質は、電波の回線品質が他のキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と比べると悪いと感じることはあり、エリアマップで電波が入ることを確認できても、内では電波がものすごく弱いという状況を何度か経験しています。

ただ、電波状況は時が過ぎるにつれて、良くなってきている印象もあります(自分の生活圏で電波の入が弱かった場所で快適に入るようになったことから)。

Rakuten Linkを利用した音声品質の評判は悪い意見が多い

それよりも気にあるのはRakuten Linkを利用した時の電話品質。電話品質が悪くて、相手の声が聞こえない、途切れ途切れに聞こえる、電話が途中で途切れるなどの報告が多く上がっています。パケット網を利用するのでデータ通信の品質が電話品質に直結します。

個人的には確かに他のキャリアと比べて悪いと感じます。ただ、楽天モバイルがサービスイン当初の頃から比べるとだいぶよくなったのかなという印象で、管理人はよく利用しています。

もし、大事な電話で途切れてしまったりするとかなり残念です。仕事や大事な人との電話で使いたくはないですよね…。

Rakuten Linkアプリはパケット網での通話になるので、もし、デュアルSIMで通話は楽天モバイル、データ通信は格安SIMのような使い方をしていると、通話は格安SIMのデータ回線を利用することになり、格安SIMの速度が通話品質に直結します。Wi-FiがオンになっていればWi-Fiの通信品質となります。また、楽天モバイルの電波は室内だとかなり弱くなりやすい傾向があるので、室内で楽天モバイルのデータ回線で通話(Wi-Fiがオフだったり、 デュアルSIMの設定なしなど)をすると電話品質が悪くなりやすい傾向なのかなという印象です。

上記で解説したように、電話品質はデータ回線品質がもろに直結するため、一概にRakuten Linkの品質が悪いというのは言えないのですが、どのような環境でも一定の品質を保ってほしいのは事実です。 

パートナー回線は順次楽天回線に切り替え

楽天モバイルではパートナー回線エリアを順次楽天回線エリアに切り替えています。楽天モバイルはプラチナバンドがないため、建物内で電波が弱かったり、繋がらなかったりするエリアの穴が多く存在しますが、パートナーエリアが終了すると更にエリアの穴が顕著になるかもしれません。

このあたりは自分でどうなのか判断するしかないのすが…

自分の生活圏内で確認して、使えるかどうかを判断しよう!

月1GBまで月額0円で利用できることもあり、「品質は悪いが利用しない手はない」という人が多い印象で、メイン回線にはできないけど、サブ回線用に使っているという人が多い印象です。

個人的には、月額0円で維持できるので一度自分の生活圏で使ってみてから今後利用するのか判断してみるのがよいと思います。管理人の場合は、他のキャリアと比べると電話品質は若干悪いと感じるけど、すごく悪い感じることはなく、月額0円で維持できるので全然あり。データ通信も生活圏内の室内で悪いと感じることもなく快適に利用できています。

データ通信もしっかりと電波があるところであれば、他のキャリアと遜色ないレベルで快適なのは事実なので、評価としては「本当に各個人の生活圏内でどうなのか?」としか言いようがなく、自分で確かめるしかありません。

更に楽天モバイルが公開しているエリアマップはあまりあてにしないほうがよいでしょう。というのも、楽天モバイルエリア内であっても室内などで電波がない状況になったりすることが多いので、自分で確かめるしかないのです…。

Twitterでの評判、評価

Tiwtterでの評価を集めてみました。

Twitter上での評価・評判もやはり通話品質が悪い、室内で電波がない…などが多い印象でした。実際には試してみることをオススメしますが、ここまで評判が悪いのもなかなかですが、やはり月額0円で運用できるため利用しているという意見が多かったです。

楽天モバイルまとめ

楽天モバイルの特徴
  • プランは段階制プランのみ
  • 月1GBまでの利用は月額0円!誰にでもオススメ!
  • 無制限は月額3,278円
  • 1〜3GBまでの利用であれば、他の格安SIMやサブブランドなどを検討した方がよい
  • Rakuten Linkアプリを利用すれば、無料でかけ放題、いつでも国内通話は通話料が無料

楽天モバイルは電波の問題はありますが、基本的に誰にでもおすすめしたい、というか契約して損が全くない回線です。メイン回線で利用するというよりはサブ回線として持っておくという使い方のほうがあっていると思います。

まず、国内通話がオプション料なしに「かけ放題」となるのは、キャリアや格安SIMなどすべての回線を含めて楽天モバイルだけです(専用アプリRakuten Linkが必要)。しかも、1GBまで月額0円です。無料で1GB+かけ放題の回線が持てるのです。これは衝撃的ですよね!

また、楽天自社回線での通信が可能ならば、月額3,278円の無制限の利用もオススメです。3,278円で無制限(高速で約310GB/月、最大3Mbpsで無制限)、国内通話かけ放題とコスパの良さは抜群ですね。

キャンペーンも大規模に開催されているので「とりあえず持ってない人は契約するべき!」としか言いようがありません!

難点は前述したように、電波やエリアでまだまだ問題があること、古い機種などで一部機能が使えないなどのデメリットがあります。エリアや電波状況は結局契約してみて自分の生活で支障がないのか確かめてみるしかありません。

なので、一度は必ず契約しなければ、何ともいえない状況なのでキャンペーンを利用して契約してみることをおすすめします。もし、電波が駄目とか、エリアが…となっても解約で縛りや違約金も発生しません。もし、まだ利用していない方はぜひ試してみてください!

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