この記事ではXiaomi(シャオミ)から発売された「Mi 11 Lite 5G」のスペックや格安スマホとして販売しているMVNOをまとめてみました。
Mi 11 Lite 5Gは2021年7月2日発売。「羽のように軽いデザイン」というキャッチコピーで重さが159gとここ最近のスマホでは軽めなのが特徴です。
Xiaomi Mi 11 Lite 5Gの詳細スペック一覧
名称 | スペック | |
---|---|---|
SoC | SoC | Qualcomm® Snapdragon 780G |
CPU | Qualcomm® Kryo™ 670 | オクタコアCPU | 最大2.4GHz | |
GPU | Qualcomm® Adreno™ 642 GPU | |
ストレージ容量 | 128GB(UFS2.2) | |
メモリ容量 | 6GB(LPDDR4X) | |
ディスプレイ | サイズ | 6.55インチ |
解像度 | FHD+ 2400 x 1080 | 402 ppi | |
ディスプレイ種類 | AMOLED(有機EL) | |
リフレッシュレート | 60/90Hz | |
タッチサンプリングレート | 240Hz | |
SIMトレイ | nano SIMスロット+nano SIMまたはMicro SDカードの排他スロット(2枚のSIMを入れるとMicro SDは使えない) | |
Wi-Fi | Wi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6、802.11a/b/g/n/ac/ax | |
Bluetooth | 5.2 | |
衛星測位システム(GNSS) | Beidou: B1I + B1C+ B2a | GPS:L1 + L5 | Galileo:E1 + E5a Glonass:G1 | QZSS:L1 + L5 | NavIC: L5 | |
周波数 | 5Gネットワーク | n1/n3/n5/n7/n8/n20/n28/n38/n40/n41/n77/n78/n66 |
LTE(4G) | LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/66 LTE TDD:38/40/41 | |
3G WCDMA | B1/2/4/5/6/8/19 | |
2G GSM | B2/3/5/8 | |
カメラ | 標準カメラ | 6400万画素 | f/1.79 |
超広角 | 800万画素 | 119°FoV | f/2.2 | |
テレマクロカメラ | 500万画素 | f/2.4 | コントラスト AF(3cm~7cm) | |
フロントカメラ | 2000万画素、f/2.24 | |
動画 | 30fps で 4K | 3840 × 2160 60fps で 1080 p | 1920 × 1080 1080P | 1920 × 1080 | 30fps 720P | 1280 × 720 | 30fps スローモーション動画:120 fps、1080P / 720P | |
NFC | ○ / FeliCa | おサイフケータイ® 対応 | |
音周り | スピーカー | デュアルスピーカー |
イヤホンジャック | × | |
センサー | 近接センサー | 周囲光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | リニアモーター | IR ブラスタ | |
バッテリー | 4,250mAh | |
充電 | 33W急速充電 | |
外寸 | 横幅 | 75.73mm |
縦幅 | 160.53mm | |
厚み | 6.81mm | |
重量 | 159g | |
カラー | トリュフブラック、シトラスイエロー、ミントグリーン | |
パッケージ内容 | Mi 11 Lite 5G | AC アダプタ(試供品| USB Type-C ケーブル(試供品 | SIM 取り出しツール(試供品)| Type-C to 3.5 mm イヤホン アダプタ(試供品) | 保護ケース(試供品)| クイックスタートガイド | 保証書 |
Snapdragon 780GはSnapdragon 888と同じ5nmプロセッサー、同じA78CPUアークテクチャ、同じ第6世代AIエンジンを搭載しており、最大12TOPSの演算能力を実現と紹介されています。
レビュー記事は下記の通り↓
5Gの対応Band・周波数を確認
Mi 11 Lite 5Gと国内の4キャリアの5G NR対応バンドは下記の通り。
5Gの周波数 | ドコモ 周波数 | au 周波数 | ソフトバンク 周波数 | 楽天 周波数 | Mi 11 Ltie 5Gの 対応周波数 |
---|---|---|---|---|---|
n77 | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
n78 | ○ | ○ | × | × | ○ |
n79 | ○ | × | × | × | ✕ |
n257 | ○ | ○ | ○ | ○ | ✕ |
上記の通り、Sub-6のn79、ミリ波のn257に非対応となっています。
SIMフリー全体でもn79、n257に対応しているものは少ないというのが現状です。iPhone12でさえn257に非対応、ドコモから発売されている機種でも5G対応を謳いながらn257に対応している端末は少ないのが現状です。
と、こんな状況で今はまだ4Gが主流ということもあり、5Gはおまけ程度と考える方がよいかもしれません。将来を見据えると対応周波数がよいとはいえないのが現状で、特にドコモが使用しているn79が非対応なのは痛いかもしれません。
4G(LTE)の対応Band・周波数を確認
各キャリアの主要な周波数(絶対に対応しておいてほしい周波数)は背景が水色になっています。
4Gの周波数 | ドコモ 周波数 | au 周波数 | ソフトバンク 周波数 | 楽天 周波数 | Mi 11 Lite 5G |
---|---|---|---|---|---|
B1 (2.0GHz) | ◎ | ◎ | ◎ | – | ○ |
B3 (1.7GHz) | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
B8 (900GHz) | – | – | ◎ | – | ○ |
B11 (1.5GHz) | – | ○ | ○ | – | × |
B18/26 (1.5GHz) | – | ◎ | – | ◎ (パートナー回線) | ○ |
B19 (800MHz) | ◎ | – | – | – | ○ |
B21 (1.5GHz) | ○ | – | – | – | × |
B28 (700MHz) | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
B41 (2.5GHz) | – | ○ | ○ | – | ○ |
B42 (3.5GHz) | ○ | ○ | ○ | – | × |
基本的にどのキャリア、格安SIMでも利用可能な端末と言えるでしょう。個人的にはBand42は対応してほしいところですが、海外メーカーのSIMフリーはBand42に対応しているものが少ないのが現状…(ただ、今ライバルとなりうるOPPOの同時期に発売しているReno5 A、A54 5Gなどは対応している)
格安スマホとして販売しているMVNOは?
格安スマホとして端末と格安SIMのセットで販売しているMVNOをまとめてみました。端末セットで購入することで単体購入するよりも大幅に割引になるMVNOもあるので、ぜひ、チェックしてみてください。
販売MVNO、販売価格一覧表
販売しているMVNO | おすすめ度 | 新規契約時の 端末料金 | MNP乗り換え時の 端末料金 | リンク |
---|---|---|---|---|
IIJmio | ○ | 38,000円 | 16,100円 | |
OCN モバイル ONE | ○ | 31,840円 | 18,840円 | |
mineo | △ | 40,920円 | 24,420円 | |
NUROモバイル | – | – | – | |
イオンモバイル | ✕ | 43,780円 | 43,780円 | |
HISモバイル | – | – | – | |
exciteモバイル | – | – | – | |
BIGLOBEモバイル | ✕ | 38,544円 | 38,544円 | |
楽天モバイル | – | – | – | |
ワイモバイル | – | – | – | |
UQモバイル | – | – | – |
端末セットの購入は、端末代金の他に格安SIM契約の初期費用として「初期手数料3,300円」と「SIMカード発行手数料433.4〜446.6円」が発生するので、こちらも含めたトータルコストを意識することが大事です。
キャンペーンなどで初期手数料が無料や安くなる格安SIMもあるので、キャンペーン情報を見逃さないようにしましょう。
では、なるべく安く購入できるMVNO(格安SIM)を紹介とトータルコストを確認していみたいと思います。
IIJmioでの端末セットはMNP乗り換えが安い
【MNP限定端末セットセール!2022年4月30日まで】
IIJmioではMNP限定で端末代金が大幅に割引になるキャンペーンを実施しています。また、eSIMは初期費用が半額、12カ月間+1GBになるキャンペーンも同時に行っており、他社と比べても端末セット購入代金+初期費用や運用費用が安いです。
MNPの場合、Mi 11 Lite 5Gは16,100円となっています。
IIJmioではドコモ網とau網のプランがあり、Mi 11 Lite 5Gはどちらも対応しています。
費用名目 | 料金 |
---|---|
初期手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | タイプD:433.4円 タイプA:446.6円 eSIM:220円 |
加入条件 | 計算式 | 初期費用を含めたトータル料金 |
---|---|---|
新規加入(ドコモ網) | 38,000+3,300+433.4 | 41,733.4円 |
MNP加入(ドコモ網) | 16,100+3,300+433.4 | 19,833.4円 |
IIJmioで販売されていた端末料金(端末代金のみ)の最安値は下記の通り。
- 新規契約 – 38,000円
- MNP契約 – 16,100円
OCN モバイル ONEの端末セール
OCN モバイル ONEでは常時端末セールが行なわれており、OCN モバイル ONEの音声通話SIMとセットでスマホが安くなります。セール対象商品、割引金額は時期によって大きくことなるため、いつ最安値だったかも確認するのがベストです。
Mi 11 Lite 5Gは新規で31,840円、MNPの場合は18,840円となっています。
費用名目 | 料金 |
---|---|
初期手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | 433.4円 |
名目 | 計算式 | 初期費用を含めたトータル料金 |
---|---|---|
新規加入 | 31,840+3,300+433.4 | 35,573.4円 |
MNP加入 | 18,840+3,300+433.4 | 22,573.4円 |
OCN モバイル ONEで販売されていた端末料金(端末代金のみ)の最安値は下記の通り。
- 新規契約 – 15,400円
- MNP契約 – 15,400円
SIMフリーとして販売されている店頭価格は?
Mi 11 Lite 5Gのメーカー希望小売価格は税込43,800円となっています。
また、ひかりTVショッピング PayPayモールなどではYahoo!ショッピングの大型キャンペーンの際には37%の還元(人によって還元率は異なる)など、実質価格は3万円を切ることになりそうです。
Mi 11 Lite 5Gはどこで購入するのがおすすめ?
MNPの場合は、IIJmioが19,833.4円でトータル費用が安くなっています。
正直、ミッドハイレンジクラスのMi 11 Lite 5Gがこの価格で買えるのはめちゃくちゃおすすめです。MIUI13にアップデートされ、ほとんどのゲームが快適にできるようになりました(今まで何回かアップデートがあり、多少なりゲームが改善されましたが、快適とは言えなかった)。現状、ミッドハイレンジとしてはOPPO Reno5 AとMi 11 Lite 5Gの2択かなというぐらいどちらもおすすめです。
- MNPの場合、IIJmioが最安値でかなり安い!
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