【音声プラン比較】ギガが「20GB〜無制限」のMVNO(格安SIM)、サブブランド、MNOプランを比較リストアップ

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音声通話SIMで、ギガが「20GB〜無制限」の格安SIM、サブキャリア、MNO(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)をリストアップしました。

更新情報
  • 2022/04/01 NUROモバイル NEOプランLiteを追加しました。
  • 2022/03/08 IIJmioの4/1からの値下げを反映しました。
  • 2022/03/03 リストを見直しました。
  • 2021/09/03 一覧リストを更新しました。

記載料金は全て税込です

目次

掲載リスト

このページでは20GBプランや無制限のプランを紹介していきます。掲載しているMVNO、サブブランド、MNOは下記の通り。

この記事で掲載している格安SIM/サブブランド/キャリア
  • OCN モバイル ONE
  • BIGLOBEモバイル
  • mineo
  • IIJmio
  • NUROモバイル
  • 日本通信
  • UQ mobile
  • ワイモバイル
  • 楽天モバイル
  • LINEMO
  • povo
  • ahamo

記載料金は全て税込です

20GBプラン一覧

※ 回線の項目は「d = ドコモ網」「a = au網(KDDI網) 」「s = ソフトバンク網」「r = 楽天網」となります。

表は横にスクロールができます →

プラン回線データ容量月額料金データ単価
(1GBあたり)
参考
IIJmio
20ギガプラン
d/a20GB2,000円100円
NUROモバイル
NEOプランLite
d20GB2,090円103円低速時最大1Mbps
楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT VI
d/a20GBまで2,178円109円段階制プラン
日本通信
合理的20GBプラン
d20GB2,178円109円国内無料通話70分付き
HISモバイル
格安弐拾プラン
d20GB2,178円109円国内無料通話70分付き
mineo
デュアルタイプ 20GBプラン
d/a/s20GB2,178円109円
NUROモバイル
NEOプラン
d20GB2,699円135円SNSデータフリー、
低速時最大1Mbps、
3ヶ月毎に+15GB、
データ繰越あり
povo 2.0
20GBトッピング
a20GB2,700円135円低速時最大1Mbps
LINEMO
スマホプラン
s20GB2,728円136円低速時最大1Mbps
ahamod20GB2,970円149円国内通話5分/回が無料
低速時最大1Mbps

20GBプランでおすすめなのは、NUROモバイル NEOプラン(NEOプランLite)、ahamo、LINEMO、povo、楽天モバイルです。

キャリアのネット専用ブランド

ahamoは国内通話5分/回のかけ放題付き、povoはプリペイド形式で使いたい時にデータを追加可能、LINEMOはLINEがギガフリー(データ容量ノーカウント)、LINEスタンプ プレミアムポイントバックキャンペーンなどライン周りのサービスの充実、というのが各キャリアのネット専用ブランドの特徴です。

ネット専用ブランドは回線品質という点ではキャリアと変わらないので、20GBプランを検討するなら格安SIMよりもネット専用ブランドの方が断然オススメです。

個人的にはネット専用ブランドではLINEMOが一押し。キャンペーンでPayPayボーナスが貰えたりなどのキャンペーンが多数行なわれていること、LINEギガフリー機能でLINEの利用でギガを消費しない(※一部除外あり)ため、かなりお得感があります。

LINEMO
LINEMO

楽天モバイルは20GBまではあまりコスパがよくない…ただ、かけ放題目当てならよいかも

楽天モバイルは1GBまで月額料金0円。また、Rakuten Linkを利用しての国内通話がかけ放題がポイントです。

ただ、20GBまでの利用場合は、他の格安SIMとさほど月額料金が変わりません。Rakuten Linkを利用すれば国内通話が無料で「かけ放題」なので、これを目当てとして利用するのは価値があると思います。

留意したい点として、現状、楽天モバイルは「電波のつながりやすさ」という点で、まだまだキャリア回線に劣ります。特に建物の中では電波が全くない状況も頻繁にあります。そのような現状からオススメな回線とは言い切れないですが、電波がしっかりと受信できる環境ならば、速度も安定してでることからおすすめです。

基本的に楽天モバイルはサブ回線として、一度自分の生活環境でしっかりと電波があるかどうかを確認するために契約してみることをおすすめします。1GBまでは月額料金が無料なので、これをうまく利用して電波具合を確認してみましょう。

初期手数料とかも無料なので、実際に試してみる価値は多いにありますよ!

格安SIMでもキャリア並の回線品質、速度の「NUROモバイル NEOプラン」

なかなかすごい格安SIMが出てきました。速度面でキャリアに引けをとらず、どの時間帯でも速度が安定しているの格安SIMの登場です。

それは「NUROモバイル」が提供している「NEOプラン」。

実際に管理人も利用してますが、通常の格安SIMとは異なり、速度低下のピーク時間帯でもある平日12時台でも速度低下がなく、キャリアと全く遜色ない速度が出ています。平日12時台であってもYouTubeが4K画質でスムーズに再生できる快適さ。

キャリアと同品質の回線を目指すためにNEOプラン専用帯域を設けているのが、他の格安SIMとの違いです(ただし、速度を保証するものではない)。もちろんNUROモバイルのバリュープラスプランとも速度は全く異なります。

さらにSNSデータフリーであったり、余ったデータ容量が繰越可能だったりと、格安SIMとahamoなどのネット専用ブランドの良いところどりをしたプランで、個人的には一押しです。

NURO Mobile

国内通話70分付きの日本通信SIM

20GBプランで「MVNOの格安SIMでおすすめは?」と言われると、日本通信の「合理的20GBプラン」かなと思います。合理的20GBプランは月額2,178円でギガが20GB、それに加え国内無料通話が70分付きとなっています。

ahamo、povo、LINEMOと比べるとやはり速度での安定感は欠けます(特に平日12時台)が、MVNOの格安SIMとしてはトップクラスの快適さを維持していること、国内無料通話が70分付きでこの月額料金はかなりコストパフォーマンスが良いからです。

また、ahamo、povo、LINEMOの通話料金は22円/30秒ですが、日本通信SIMではプレフィックスなしで11円/30秒となっています。これに加えて国内無料通話が70分付きなので通話も多い方にもおすすめできます。

日本通信と聞くと過去の格安SIMの遅さ、帯域制御などからあまり関わりたくない(私もそう思っていました)と思う方が多いかもしれませんが、その考えが変わるぐらい「合理的20GBプラン」はよいものとなっています。

ちなみにHISモバイルでも問題ありません。日本通信と条件が全く同じで、それもそのはず。HISモバイルはMVNEが日本通信です。格安弐拾プランは合理的20GBプランの丸コピしたプランといえます。

なので、日本通信の「合理的20GBプラン」、HISモバイルの「格安弐拾プラン」どちらでも好きな方を選べばよいと思います。

25GB〜30GBプラン

※ 回線の項目は「d = ドコモ網」「a = au網(KDDI網) 」「s = ソフトバンク網」「r = 楽天網」となります。

表は横にスクロールができます →

プラン回線データ容量月額料金データ単価
(1GBあたり)
参考
UQモバイル
くりこしプラン+5G Lプラン
a25GB3,828円153円低速時最大1Mbps
ワイモバイル
シンプルL
s25GB4,158円166円低速時最大1Mbps
BIGLOBEモバイル
30ギガプラン
d/a30GB8,195円273円違約金は12カ月以内で
1,100円

25GBはUQモバイル、ワイモバイルが主戦場。どちらもキャリアのサブブランドなんで、回線品質は格安SIMよりワンランク上で基本的にいつでも快適に利用できます。

UQモバイル、ワイモバイル共に25GBですが、1年間は無料で5GB追加(トータルで30GB)できるキャンペーンを打ち出しています。両者ともに機能やサービス内容はほとんど一緒ですが、1回線だけの契約の場合はUQモバイル、家族が多く家族での加入ならワイモバイルという感じでしょうか。

また、ワイモバイルはシェアプランという主回線+最大3枚までSMS付きSIMがオプション基本料539円(1枚でも3枚でも同料金)で持てるため、大容量プランとの相性がよくて一人で何台もの端末を利用している人にかなりおすすめです。

無制限プラン一覧

※ 回線の項目は「d = ドコモ網」「a = au網(KDDI網) 」「s = ソフトバンク網」「r = 楽天網」となります。

プラン回線データ容量月額料金参考
楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT VI
r無制限3,278円段階制プラン

無制限プランに関しては楽天モバイル一択という感じです。音声SIMではなくデータ専用SIMになると他の格安SIMなどでも提供していますが、音声SIM+データ無制限は楽天モバイルのみ。

注意点として、楽天モバイルはデータ無制限ですが1日10GB以上の利用で低速最大3Mbpsに制限され、翌日に解除される速度制限があります。まあ、大容量にデータをダウンロードしない限り1日で10GBも使う人はいないかなと思いますが、この制限があることは知っておいたほうがよいでしょう。特にテザリングしてPCなどで利用する人は要注意。

速度制限中でもスマホで使う分には十分快適です。詳しいレビューは下記の通り↓

かけ放題や通話定額は必要?必要ならオプション料金も考慮してみよう!

格安SIMの月額料金に加え、かけ放題や通話定額などを利用するとオプション料として+500円~2,000円前後が発生してきます。かけ放題や通話定額が必要な人はこれらも考慮して格安SIMを選んでみてください。

通話定額、かけ放題オプションの料金はこちらにまとめています。参考にしてみてください↓

ギガが大容量必要な人はキャリア、サブブランドから選ぶべき!格安SIMならNUROモバイルのNEOプラン一択?

個人的にMVNOの格安SIMで大容量プランは基本的におすすめしません。

というのも、基本的に大容量のギガを必要とする方は「動画をよく見る」「自宅に固定のインターネット回線を引かずにモバイル回線だけで運用する」など、大容量で快適に利用できる回線を求めているでしょう。

MVNOの格安SIMでは時間帯によって著しく速度低下が起こるため、大容量プランを契約してもYouTubeなどの動画ストリーミングを見ていても遅くてイライラする時間帯があったり、固定回線がない人はかなり辛いのではと感じます。

ギガが3GBなど低容量で事足りる人は、1日を通してモバイル通信をほとんどない利用しないために料金が安くなる格安SIMを求めている傾向にあり、速度低下してもそれほど使わないことが多いので特に問題ない場合が多いと思われます。そういった意味で、格安SIMの低容量プランを検討している人には、月額料金の安さなどから格安SIMをおすすめしますが、大容量のプランを検討している人には全くおすすめしません。

現在、キャリアのネット専用プランahamo、povo、LINEMOなどが月額3,000円前後で20GBが登場してきました。格安SIMと比べても割高感は否めないですが、速度が安定している「ahamo」「povo」「LINEMO」「楽天モバイル」を選んだほうが確実に良いでしょう。

そして、格安SIMであれば、唯一速度が安定している「NUROモバイル NEOプラン(NEOプランLite)」が個人的におすすめです。

その他の格安SIMは平日12時台は必ず速度低下が起こるためあまりおすすめはしませんが、70分の無料通話がついている日本通信SIMは魅力的と感じる方はいるのではないでしょういか。

以上、参考にしてみてください。

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