データシェアの方法と種類

データシェアの方法として、大まかに分けると3パターンあります。パターンは下記の通り。

データシェアできる格安SIM一覧
  • だれとでもデータをシェア、ギフトできるタイプ
  • 主回線のデータ容量を副回線と共有するタイプ
  • 主回線のデータ容量と副回線のデータ容量を共有するタイプ

各格安SIMによって、データシェアの方法や仕様が異なります。家族でしか分け合えない格安SIMもあれば、誰とでも分け合えたりとかなり柔軟性の高い格安SIMもあったりと多種多様です。

特に家族全員で乗り換えてシェアしたいと考えている方などはよく検討してから契約することをおすすめします。

データシェアできる格安SIM一覧

では、データシェアできる格安SIMを確認してみましょう。

データシェアできる格安SIM一覧
  • IIJmio
  • OCNモバイルONE
  • mineo
  • ワイモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • nuroモバイル
  • nifmo

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEでは主回線のSIMにシェアSIMを追加し、主回線のデータ容量を分け合うパターンです。このパターンの他の格安SIMはBIGLOBEモバイル。

項目 内容
シェア可能プラン すべてのコースで容量シェアが可能
シェアSIMのタイプ 音声対応SIM、データSIM、SMS対応SIM
追加可能枚数 最大4枚まで
MNPの利用 可能(利用名義をすべて同じ名義に変更してから)
SIMカード追加手数料(1枚毎) 0円
SIMカード発行料 433.4円
項目 月額料金
シェアSIM(音声) 520円
シェアSIM(SMS) 520円
シェアSIM(データ専用) 400円

OCN モバイル ONEのシェアSIMのメリットは、音声対応シェアSIMの月額料金が安いこと。月額520円から利用することができます。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルでは主回線のSIMにシェアSIMを追加し、主回線のデータ容量を分け合うパターンです。このパターンの他の格安SIMはOCNモバイルONE。

サービス内容・各料金

項目 内容
シェア可能プラン 3GB以上のプラン
シェアSIMのタイプ タイプA(au回線)、タイプD(ドコモ回線)
追加可能枚数 最大4枚まで
MNPの利用 可能
SIMカード追加手数料(1枚毎) 3300円
SIMカード発行料 433円
項目 月額料金
シェアSIM(音声) 990円
シェアSIM(SMS) 352円
シェアSIM(データ専用) 220円

※ タイプA(au回線)のシェアSIM(データ)はありません。

1枚追加するごとに手数料3300円とSIM発行料433円がかかるので初期費用としてトータルで3733円が発生します。

メリットとしては、データ専用のシェアSIMが月額220円とかなりコスパが良い点。その反面、デメリットとして音声対応のシェアSIMが月額990円と他の格安SIMと比べ割高な点です。月額990円であれば、シェアSIMじゃなくて(しかもBIGLOBEモバイルではない)他のプラン、サービスを選んだ方がよいのではないかと思います。

注意点

BIGLOBEモバイルのシェアSIMには注意点がいくつかあります。

  • データSIMまたはSMS機能付きデータSIMをご利用の場合、シェアSIM(音声)を追加することはできません。
  • シェアSIM(音声)の場合、SIM毎に最低利用期間があります。シェアSIM(音声)毎に最低利用期間(サービス開始日から、サービス開始月の翌月を1カ月として12カ月目まで)が設定されており、最低利用期間内に解約すると音声通話サービス契約解除料(SIM1枚あたり1,000円(税込1,100円))がかかります

IIJmio

IIJmioではデータシェア、データプレンゼントというサービスを提供しています。データシェアのタイプとしては、主回線のデータ容量と副回線のデータ容量を共有するタイプとなります。

データ容量シェアとは、同一mioID内で契約する回線のデータ容量をシェアできる仕組み(最大10回線)。回線のタイプ(ドコモ回線、au回線)が異なっていても容量をシェアすることが可能です。

データプレゼントとは、同一mioID内で契約する回線のデータ容量をプレゼントできる仕組み。月初に付与されるデータ容量(バンドルクーポン)も追加データ容量(追加クーポン)も全てプレゼント可能で、10MB単位で指定可能で有効期限は引き継がれます。

IIJmioのデータシェアは主回線、副回線共に通常のプランを契約して、それぞれのプランの総容量でデータシェアする形をとっています。なので、子回線専用のプランなどがあるわけではなく、2回線目以降も通常の月額料金が発生します。

項目 内容
シェア可能プラン すべて
シェアSIMのタイプ タイプA(au回線)、タイプD(ドコモ回線)
シェア可能回線数 最大10枚まで
MNPの利用 可能
SIMカード追加手数料(1枚毎) 3300円
SIMカード発行料 433円

月額料金は各プランの月額料金に準じます。

mineo

mineoのデータシェアは、パケットシェア・パケットギフトという名称で展開されており、他の格安SIMよりも柔軟性が高く使い勝手は格安SIMの中でもNo.1です。個人的にこの機能・サービスがあるからこそ「mineoを使いたい!」と思うほどすばらしく、データシェアを第一条件に考えているならば、他の格安SIMよりも断然おすすめできるのがmineoです。

パケットシェア

パケットシェアを組んでいる全員分の繰り越しされたデータ容量を1つにまとめる形で、シェアしながら使うことができます。

mineo_packetshare

パケットシェアにA(au回線)、D(ドコモ回線)、S(ソフトバンク回線)プランの概念はありません。例えば、1人でAプランとDプランを契約し、パケットシェアを組んだとしましょう。パケットシェアではAプラン、Dプランを区分けしないので、1つにまとまったパケットシェアの容量はAプランのSIMでも使えるし、DプランのSIMでも使えることになります。

バケットシェアを組める回線は最大10回線までとなります。

パケットシェアのポイント
  • 繰越したパケットをシェアメンバー登録している全員でシェアできる仕組みがある
  • A(au回線)、D(ドコモ回線)、S(ソフトバンク回線)プランがばらばらでもパケットシェア可能
  • 最大10回線まで

パケットギフト

パケットギフトとは、mineoユーザーに自分のデータ容量を分け合う機能です。もちろん家族でもよいですが、mineoユーザーなら誰にでもギフト可能で、Aプラン、Dプラン、Sプランの区別なく、どのプランでもデータギフトが可能です。

mineo_packetgift

パケットギフトしたデータ容量の有効期限は翌月までとなります。なので、これを活用して家族や友達と交換し合えば、翌月までしか繰り越せないデータ容量の期間を無期限にできます。

個人的に、この「パケットギフト(パケットギフトで有効期限が無限にできること)」はmineoの最大の特徴であると思います。

パケットギフトのポイント
  • mineoユーザーに自分のデータ容量を分け合う(ギフトする)機能がある
  • A(au回線)、D(ドコモ回線)、S(ソフトバンク回線)プランがばらばらでもギフト可能
  • これを活用すれば、無限にパケットの有効期限を伸ばせる

パケットギフトの機能は、はっきり言ってかなり最高です。管理人も毎月このパケットギフトを利用して、データ容量の有効期限を毎月のばしています。

nuro モバイル

nuroモバイルのデータシェアは「パケットギフト」という名称で展開されており、だれとでもデータをシェア、ギフトできるタイプとなります。mineoほどの使い勝手の良さはないですが、mineoの次に使い勝手がよいと思います。

nuroモバイルユーザー同士ならお試しプラン(0.2GB)・データ使い放題プランを除いて、誰にでもあげたりもらったりすることでき、データは10MB以上から1MB単位、ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の回線種別関係なくデータの授受が可能です。

また、mineoと比べると制約があり、前月の繰り越し容量、チャージしたデータ容量、パケットギフトで受け取ったデータ容量、Gigaプラスで付与されたデータ容量はプレゼントの対象外となります。mineoの場合、どんなデータでもギフト可能なので、mineoよりも使い勝手は悪くなります。

データシェア、ギフトまとめ

データシェア、ギフトは大きく分けて3パターンありましたが、一番使い勝手がよいのは、どんなユーザーにも、どんなデータ容量(ギフトでもらったものや、追加チャージしてデータなど)でもシェアできるものが一番で、これを実現しているのはmineoです。

圧倒的にmineoのデータシェアの考え方が素晴らしく、個人的にもデータシェアを念頭に置くならば、mineoがおすすめです。