格安SIMをなるべく安く自分の用途にあった運用を紹介するシリーズとして、今回は「楽天モバイル」+「IIJmioのeSIM」を紹介したいと思います。

今回は、基本的に誰にでもおすすめできる内容で、一度はだれでも検討した方がよいと確信できる内容です。スマホ代を最安値で維持することができ、固定費がかなり節約できると思います!

概要としては、eSIM対応の機種を利用して、楽天モバイル+IIJmioのeSIMの2つを利用し、国内通話はかけ放題、データ通信は3GBまで利用可能で月額450円以下!!!

月額450円以下で、かけ放題+3GBの回線を維持できるのは驚異的に安いです!

毎月それほど利用しないのにスマホ代が高い…固定費用を削減したい…なんて思っている方には最適な運用方法で、本当にこれだけ安くなると大満足間違いなしです!

eSIMを含めたデュアルSIM対応機種がないと実践できませんが、iPhoneであればiPhone XS以降に発売されたすべての機種で対応しており、多くの方がこの方法を実践できると思うのでぜひ試してみてください!

※表示価格は特に記載がない限り税込です。

【概要】楽天モバイルとIIJmioの組み合わせ、かけ放題+データ3GBで月額450円以下を実現

今回は楽天モバイル(物理SIM)+IIJmio(eSIM)の組み合わせになりなります。なので、楽天モバイルとIIJmioを契約する必要があります。

基本的にIIJmioをメインのデータ通信、楽天モバイルは通話とサブのデータ通信という形式で利用します。IIJmioの2GBを使い切ったら楽天モバイルの1GBに切り替えたり、IIJmioの2GBだけしか使わないというのが今回の使い方です。

SIM 音声 データ 月額料金
楽天モバイル 国内通話無料 1GBまで 0円
IIJmio 2GB eSIM なし 2GB 440円
トータル料金 合計3GBで月額440円+ユニバーサル料+電話リレーサービス料 = 450円以下

※2021年8月現在、ユニバーサル料は3円、電話リレーサービス料は1円。

詳しくは後ほど解説しますが、楽天モバイルは1GBまでの月額0円で運用、IIJmioはeSIM対応の2ギガプランで月額440円での運用となります。月額料金の他にユニバーサル料、電話リレーション料が発生するので各月額料金+数円がトータルの料金となります。

これを実践すればデータ容量が3GB使えて、かけ放題の電話回線としては最安値。スマホの固定費用を抑えたい方には本当にオススメできる組み合わせなので、ぜひ、どのようにして実現するのか確認してみてください。

ポイントは、IIJmioではeSIMを利用します。eSIMというのは通常の物理SIM(ナノSIMなど)などのようにスマホに挿入する必要がなく、オンラインで契約すればすぐに利用可能になるデジタル的なSIMです。そのため、eSIMに対応した端末を用意する必要があります。端末に関しては後ほど解説します。

特におすすめなのはデータ容量が1〜2GBの使用量の方!

毎月のスマホ代を安くしたいと思っている方にオススメであることは間違いないのですが、今回の条件を掘り下げていくと下記のような方に最適です。

こんな人にオススメ!
  1. 固定回線やスマホへ電話することが多く、データ通信(ギガ)は2GBまでに収まる人
  2. 固定回線やスマホへ電話することが多く、データ通信(ギガ)は2GBでは足りないが3GBまでに収まる人(ただし、注意することがある)

まず間違いなく契約した方がよいと思うのは、毎月のデータ容量が1〜2GBの間で収まる方です。

データ容量が3GBまで利用する場合には、利用途中で設定を変える必要があり、少し手間と面倒くささが増します。しかし、データ容量が2GBまでの利用であれば、一度運用を開始すると後は何も設定するものがなくて楽チンです。詳しい内容は後ほど解説します。

そして、次にオススメしたい人はどんな方かというとデータ通信が2〜3GBで収まる方。

1〜2GBと比べ、一度設定してからも利用状況で設定を切り替える必要があり、多少面倒く感じます。と言うのも、IIJmioのデータ通信量である2GBを使い切った後は、楽天モバイルにデータ通信を切り替えて1GB分を利用するためです。さらに楽天モバイルへ切り替えた後は、絶対に1GBまでに抑える必要があり、これを怠ると月額料金が上がってしまい無意味となります。

楽天モバイルは段階制プランなので、そのまま垂れ流しで利用していると月額料金がどんどん高くなる仕様。月額0円である1GBまでに抑える必要があり、これを超えないように気を使う必要があり、精神衛生上もあまりよろしくありません。ただ、通信量を制御するアプリやスマホの設定などで通知機能を使ったりすると便利です。

番外ですが、データ通信が1GB以下で収まる方は、楽天モバイルは1GBまで月額0円なので0円運用が可能です。今回の組み合わせを利用する必要はりません。

では、楽天モバイル、IIJmioの各契約プランや注意点を見ていきましょう!

IIJmioの2ギガプランは月額440円!eSIMタイプを選ぶ!

今回はIIJmioの契約は「ギガプラン」のeSIMタイプを選びます。eSIMタイプはドコモ網、データ通信専用しかありません(IIJmioではau網の取り扱いもありますが、eSIMはドコモ網のみ)。

注意したのはIIJmioのeSIM対応プランは「ギガプラン」と「データプランゼロ」があります。ギガプランの方が安いのでギガプランを選びましょう。間違ってもデータプランゼロを選ばないようにしてください。

基本的にIIJmioをメインのデータ通信として利用します。通話は楽天モバイル、データ通信はIIJmioの2GB。IIJmioの2GBを使い切ったら楽天モバイルの1GBに切り替えるのがベストです。

IIJmioのギガプラン(eSIM)料金は下記の通り↓

ギガプラン(eSIM) 月額料金
2ギガプラン 440円
4ギガプラン 660円
8ギガプラン 1,100円
15ギガプラン 1,430円
20ギガプラン 1,650円

今回、楽天モバイルの方は1GBまでの月額0円で運用です。なので、IIJmioの月額料金とIIJmioのユニバーサル料、IIJmioの電話リレーサービス料がトータルの維持費用となります。

2ギガプランなら月額料金440円+ユニバーサル料+電話リレーサービス料でトータルの維持費は450円以下となります。ユニバーサル料と電話リレーサービス料は時期によって変動するため、正確な金額はだせませんが、2021年8月現在はユニバーサル料が月3円、電話リレーサービス料は月1円となっています。

もし「4ギガプラン」を選んだとしてもトータルの維持費用は670円以下)となります。なので、もし2GB(楽天モバイル1GB+IIJmio2GBでトータル3GB)で事足りない人は、4GB(トータル5GB)を選んでも最安値水準なのでおすすめできます。

IIJmioに関しては下記にまとめてあります↓

IIJmioは格安SIM、時間帯によって速度低下は免れない

IIJmioはMVNOが展開する格安SIMです。UQモバイルやワイモバイルなど、キャリアがサブブランドとして提供する格安SIMやキャリア回線とは違い、平日の12時台は速度低下が必ず起こります。

このことは理解しておいたほうがよいでしょう。

楽天モバイルで国内通話はかけ放題、データ通信は1GBまで月額0円!1GBまでに抑えることが重要

楽天モバイルは階段制のプラン一択しかありません。国内通話かけ放題+データ容量が1GBまでで月額0円です。楽天モバイルの段階制プランの内容はこちら↓

1回線目の月額料金 2~5回線目の月額料金
1GBまで 0円 1,078円
1〜3GBまで 1,078円 1,078円
3〜20GBまで 2,178円 2,178円
20GB〜無制限 3,278円 3,278円

気をつけたいのは、データ容量が1GB超えてしまうと3GBまでの料金(1,078円)が発生してしまいます。また、2回線目からは1GB以内であっても月額1,078円掛かってくるので最安値水準で維持できるのは楽天モバイル1回線目のみとなります。

楽天モバイルは月額0円維持のために、1GBを超えないように制御する必要あり

さらに何度も説明していますが、今回は楽天モバイルを月額0円で利用するために、データ容量を1GBまでに抑える必要があります。

もし、IIJmioの2GB分のデータしか利用しない場合は初期設定だけすれば後は何も気にせず利用できますが、IIJmioの2GB+楽天モバイルの1GBまでのトータル3GBまでを利用したいと思っているならば、楽天モバイルが1GBまでに収まるようにしっかりと対策をとっておくことをおすすめします。

楽天モバイルの段階制プラン。データ容量を1GBまで利用しても自動的に停止することはなく、1GBを超えると月額料金が発生します。1GBを超えてくると今回紹介した組み合わせの意味がなくなってしまい、最安値水準で維持することはできません。この点は十分に気をつける必要があることは覚えておきましょう。

Android端末の場合、データ通信量が上限設定値になるとデータ通信(モバイルネットワーク)をオフにする機能があったり、アプリでも上限値を設定できたりするものがあるので、それらを上手く利用しながら使うとよいと思います。

通話かけ放題は「Rakuten Link」を利用する必要がある!

基本的に楽天モバイルは国内通話がかけ放題で月額0円で維持できることを理由として、今回の組み合わせで利用しています。

国内通話料 Rakuten Link利用時:無料
それ以外:22円/30秒

ただ、かけ放題となるのは、楽天モバイルが提供している通話アプリ「Rakuten Link」を利用した時のみが対象となります。

実はこれ、うっかりと忘れてしまうことが多いのです。

Rakuten Linkアプリ以外で国内通話をすると、通常の通話料金22円/30秒が発生するので要注意です。

管理人はスマホに標準で搭載されている電話アプリを意図せず利用してしまうことがあり、通話料金が発生する事態が何度も起きています…。皆さんもこれは注意しましょう。

Rakuten Linkの通話品質は、安かろう悪かろうという意見が多い

楽天モバイルのRakuten Linkアプリを利用すれば国内通話かけ放題ですが、通話品質が良くない….という意見が結構多くあります。個人的にも通話品質がよいとは全く思いませんし、サービスイン時は品質が悪いと感じていました。途中でとぎれとぎれになったりすることも多発しており、さすがにメイン回線で利用するのはちょっと気が引けるというのが正直なところでした。

ただ、ここ最近は以前のような状況にはならずに品質は良くなったと感じています。ただ、未だに品質が悪いという意見も多く、安かろう悪かろうというのが定評となっています。いきなりメイン回線にするより、サブ回線あたりでちょうどよいかもしれません。

通話品質が気にある方は、一度楽天モバイルを利用して通話品質を確かめてみるのがベストです。問題なさそうであれば、今回紹介した組み合わせをやってみましょう。楽天モバイルは1GBまで0円なので、気軽に利用でき、試せるのがよいとろでもあります。

端末はeSIM対応(DSDV対応)スマホが必要、iPhoneではiPhone XS以降対応

楽天モバイル+IIJmio(eSIM)を実現するには利用する端末がeSIMに対応している必要があります。現在、SIMフリーでeSIMに対応している端末はまだまだ少ないというのが現状です。

ただ、一般的に家電量販店などで売られているSIMフリーのスマートフォンでeSIMに対応している機種であれば、eSIMの他に物理SIMスロットを搭載しており、デュアルSIMに対応しています。

また、IIJmioのeSIMはドコモ網のみ対応となります。よって、端末がドコモ網(IIJmio)と楽天モバイル網に対応している端末を選ぶ必要があります。国内販売されているSIMフリーでeSIM対応機種はドコモ網(LTE:B1/3/19)と楽天網(LTE:B3/18/26)に対応しているものばかりなので基本的に気にする必要はなさそうです。

iPhoneなら下記のものが今回使えます↓

  • iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
  • iPhone XR
  • iPhone XS / XS Max

eSIM対応のAndorid端末に関しては、下記を参照してみてください。

eSIM対応でも使えないのは?

eSIM対応でも使えない機種もあります。

楽天モバイルから発売されている楽天モバイルオリジナル端末(Rakuten Mini、Hand、Big、Big S)はeSIMのみで物理SIMスロットは搭載していません。物理SIMスロットがないと楽天モバイルのSIMカードを入れることができないため、楽天モバイルオリジナル端末では今回の組み合わせは利用できません。(楽天モバイルはeSIMもあるが、今回はIIJmioをeSIMで使うため楽天モバイルは必然的に物理SIMカードを利用)

今回の組み合わせにおすすめの機種は??

もし、今から対応機種を購入するのであれば、おすすめとしては、Google Pixel 5a(5G)OPPO Reno5 A、iPhone SE 第2世代あたりがおすすめです。どの機種も今回の条件に対応している機種で比較的新しく、価格が抑えられていながら動作感などは良好です。

なるべく安く端末を手に入れたいなら、OPPO A73などもよいと思います。

OPPO Reno5 Aのレビュー記事はこちら↓

【上級者向け】IIJmioは平日12時台は遅い…この時間帯だけ楽天モバイルに切り替えると快適

IIJmioはMVNOが運営する格安SIMです。MVNOの格安SIMの場合、例外なく平日12時台が一番速度が遅くなります。

IIJmioは平日12時台は、他の格安SIMと比較してやや遅めの印象がずっとあります。現時点で下り(ダウンロード)が1Mbps程度で推移しています。

数年前は平日12時台の速度は200kbpsも出なかったので年々快適な方向には向かっていますが、1Mbpsではやはり遅いと感じる人もいると思います。そんな方はこの時間帯だけデータ通信を楽天モバイルに切り替えるとかなり快適に利用できるでしょう。楽天モバイルはMNOなので当たり前といえば当たり前でですが、平日12時台でも何をしても快適な速度です。

しかし、今まで解説してきたように楽天モバイルは月額0円で維持するために、1GBまでに抑える必要があり、しっかり管理できる方にしかおすすめはしません。

まとめ

特徴やメリット、まとめ
  • 維持費用は450円以下は最安値水準!固定費削減に最適!
  • かけ放題、データ容量3GB(2GB+1GB)で月額450円以下!
  • 1〜2GBでデータ容量が足りている人に最もオススメ!
  • 3GBで収まる人にもオススメ!

通話かけ放題+3GB(IIJmio2GB+楽天モバイル1GB)のデータ通信量で回線が最安となるのはこの組み合わせ。現時点では本当にコスパ最強で、固定費用を限界まで下げることができます。

注意点
  • eSIM対応端末が必要
  • 通話かけ放題はRakuten Linkアプリを使う必要がある
  • 2〜3GBの人は楽天モバイルのデータ容量が1GB超えないように気をつける必要がある
  • IIJmioはMVNOの格安SIM。平日12時台は速度低下が著しい
  • Rakuten Linkアプリを利用した通話品質があまりよろしくない…安かろう悪かろうという意見が多い。

注意したい点はやはり楽天モバイルを1GB以内に抑えることで、これが大前提です。また、Rakuten Linkアプリを利用することで通話がかけ放題となりますが、これを忘れて通常の電話アプリを使用してしまいがちなのは注意した方がよさそうです。

一度、この環境を構築してしまえば、2GBまではすんなり利用でき本当にオススメできる回線環境です。月額料金がここまで安くなるとは以前は考えられなかったことですよね。 月額450円以下で国内通話かけ放題、2GB(または3GB)とコスパ最強の回線なので、ぜひトライしていみてくだい!