eSIMを提供している通信会社は?キャリア、サブブランド、格安SIMをリストアップ

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この記事では、「eSIM」を提供している回線(MVNOの格安SIM/キャリアのサブブランド/ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)をリストアップしてみました。

最終更新日:2022年4月8日

記載料金は全て税込です

目次

eSIM(イーシム)とは何?

さて、eSIMという言葉は聞いたことがあるでしょうか?

「なんのこと?」と思った方も多いと思います。ドコモでは下記のように解説しています。

eSIMとは、端末に組込まれ、遠隔で電話番号などのお客さま情報を書き込めるSIMです。
物理的なSIMカードのように店頭や郵送での発行手続きや端末への抜き差しが不要で、より簡単に通信サービスを利用開始できます

引用元: eSIMについて | NTTドコモ

今までのスマホには(物理的な)SIMスロットがあり、そこにSIMカードを差し込んで利用していましたが、eSIMというのは物理的なSIMスロットはありません。データとして情報が書き込めるSIMのため、対応したスマホ本体と一体型になっているデジタルSIMです。

eSIMを提供している格安SIM、サブブランド、キャリアのネット専用プランを紹介!

名称プラン名備考再発行手数料
IIJmioデータプランゼロデータ専用(通話機能なし)220円/回
IIJmioギガプランデータ専用(通話機能なし)
日本通信SIM合理的シンプル290プラン
合理的みんなのプラン
合理的20GBプラン
合理的かけほプラン
音声通話SIMのみ1,100円/回
LinksMate全プラン音声SIM/SMS付きデータSIM/データSIM550円/回
楽天モバイルRakuten UN-LIMIT VI音声通話SIMのみ無料
ワイモバイルシンプルS/M/L音声通話SIMのみオンライン:無料
店頭:3,300円
UQモバイルくりこしプラン +5G音声通話SIMのみオンライン:無料
店頭:2,200円
ahamo音声通話SIMのみ無料
povo音声通話SIMのみ無料
LINEMOミニプラン
スマホプラン
音声通話SIMのみ無料
ドコモギガプラン音声通話SIMのみ2,200円(状況により無料)
au各使い放題MAX
各ピタットプラン
音声通話SIMのみオンライン:無料
店頭:2,200円
ソフトバンク各メリハリ無制限
各ミニフィットプラン+
スマホデビュープラン
音声通話SIMのみオンライン:無料
店頭:3,300円
※ドコモ、ahamoはシステムメンテナンスのため、オンラインでの受付は中止中

現在、eSIMに対応している通信会社はまだまだ少ないのが現状。eSIMは選択肢が多いとは言えず、対応端末もまだまだ少なめです。

IIJmioはドコモ網の「データ専用」でeSIMを提供

IJmioは「ドコモ網」「データ専用」としてeSIMを提供しています。月額料金は2GBで440円〜とかなり割安感ある料金設定となっているのがメリットです。

ギガプランeSIM
(タイプD/データ専用のみ)
2ギガプラン440円
4ギガプラン660円
8ギガプラン1,100円
15ギガプラン1,430円
20ギガプラン1,650円
eSIMプロファイル再発行手数料220円/回

eSIM発行手数料は220円/回と割安です。ただ、楽天モバイルの場合、手数料が無料なのでお手軽さという意味では少し劣ります。

注意したいのは、音声通話SIMでの提供はなく「データ専用SIMのみ」となっています。

IIJmioのeSIMポイント
  • ドコモ網のみ
  • データ専用のみ(音声通話は使えない)
  • 月額料金が割安感あり。
  • eSIM発行手数料は220円/回
IIJmio(みおふぉん)
IIJmio(みおふぉん)

日本通信SIM

日本通信が展開展開「日本通信SIM」ブランドでeSIMが2022年4月6日(シムの日)から利用できるようになりました。

対応しているプランはWスマートプラン以外の全てのプランです。

プラン名料金データ容量国内通話備考
合理シンプル290プラン290円1GB
合理的みんなのプラン1,390円6GB70分無料
合理的20GBプラン2,178円20GB70分無料
合理的かけほプラン2,728円3GBかけ放題
eSIMプロファイル再発行手数料1,100円/回

日本通信SIMはIIJmioとは違い、音声通話のみ対応しています(日本通信SIMのプランは音声通話のみ対応)。また、かなり魅力的なプランが多いので、この日本通信SIMがeSIMに対応したのは朗報だった方が多いのではないでしょうか。

注意したいのは、eSIMプロファイル発行手数料として1,100円が発生する点。eSIMプロファイル発行手数料としては高額な部類です。

  • ドコモ網、音声通話のみ対応
  • eSIMの再発行手数料が高め

LINEMOは3GBプラン月額990円、povoも3GB(30日)月額990円と低容量プランあり!!

キャリアではオンライン専用ブランドとなる「ahamo」「povo」「LINEMO」が対応しています。

LINEMOはデータ容量が3GBのミニプラン(月額990円)もあるので使い勝手がよいと思います。また、povoはプリペイド形式ですが3GBが990円(30日間)があり、こちらもおすすめできます。

LINEMO
LINEMO

現在、オンライン専用ブランドではeSIMの再発行手数料は無料となっています。

ahamoはオンラインで再発行できず。システムメンテナンス中がずっと続いてる…

ただし、ahamoでは現在、eSIMの再発行にドコモショップに出向く必要があります。一時期はオンラインで発行可能でしたが、2021年10月25日からオンラインでの再発行を停止しています。

メンテナンスで再発行を停止しているとのことですが、オンライン専用ブランドでありながらドコモショップに出向く…という矛盾と、現時点(2022年4月)でもまだオンラインで発行できないとう…(何ヶ月メンテナンスしてるのか…)

ahamoではドコモショップでeSIMの再発行を行うと2,200円の手数料が発生しますが、現在は無料となっています。

ahamo

とりあえず持っておいても損がない楽天モバイル。eSIMを初めて試してみるのに最適ですべ手数料は無料

楽天モバイルはRakuten Linkアプリを利用すると国内通話がかけ放題、1GBまでは月額0円、初期費用がすべて無料となっているので、持っておいて損はない回線です。

1回線目の月額料金2~5回線目の月額料金
1GBまで0円1,078円
3GBまで1,078円1,078円
20GBまで2,178円2,178円
無制限3,278円3,278円

また、楽天モバイルのeSIMは利便性、手数料に関して他社よりも扱いやすいのがメリット。eSIMの再発行などは全てアプリ(Webサイト)で完結し、しかも手数料は無料。それに加え、1GBまでは月額無料(1回線のみ)。

例えばIIJmioの場合、eSIMの再発行には手数料が発生し、再発行の手数料は「220円/回」。日本通信SIMでは「1,100円/回」。

楽天モバイルは何度eSIM再発行をしても無料&1GBまでは月額料金無料なので、eSIMを試してみたい方にもオススメです。筆者ももうすでに10回近くは再発行していますが、すぐに再発行したeSIMのプロファイルも届くので使い勝手もよく、満足度が高いです。

楽天モバイル eSIMポイント
  • 再発行などの手数料は全て無料
  • 全てがオンラインで完結。即座にeSIMプロファイルが発行される

eSIM対応スマホは現在少なめ。iPhoneはXS以降のものすべてに対応

現在、eSIMに対応したスマホはまだ数が少ないのが現状です。eSIM対応スマホは下記のリンクを参照してください↓

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