DTI SIMのプラン・機能オプションなどを徹底解説

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DTIが展開する格安SIM「DTI SIM」。このページではプラン・MNP・機能オプションなどをまとめています。

公式サイトDTI SIM

DTI SIM 半年間無料キャンペーン
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DTI SIMについて

「DTI」は、株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが展開している格安SIMサービス。DTIは、インターネット・プロバイダ(ISP)として、DTI 光やフレッツ、WiMAXなども手がけています。

また、フリービットグループの一つです。フリービットは、TUTAYAのスマホ「TONEモバイル」を手がけています。MVNEはフリービットとなります。

プラン詳細

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DTI SIMは、ドコモ網の格安SIM(ドコモ系MVNO)となります。データ専用SIM、SMS付きSIM、音声SIMを扱っています。

「データ専用SIM」のプランは下記の通り(全て税別)↓

プラン名 料金 高速データ容量 直近3日間でのデータ通信量による速度制限
1GB 600円 1GB 700MB以上
3GB オススメ! 840円 3GB 2GB以上
5GB 1,220円 5GB 3GB以上
ネットつかい放題 2,200円 無制限 基準として、1日もしくは連続する2日の通信総量が1〜3GB程度であれば、制御対象にならないとアナウンス(2016/05/25時点)

「音声SIM」のプランは下記の通り (全て税別) ↓

プラン名 料金 高速データ容量 直近3日間での利用量による速度制限
1GB 1,200円 1GB 700MB以上
3GB オススメ! 1,490円 3GB 2GB以上
5GB 1,920円 5GB 3GB以上
ネットつかい放題 2,900円 無制限 基準として、1日もしくは連続する2日の通信総量が1〜3GB程度であれば、制御対象にならないとアナウンス(2016/05/25時点)

※ 2016年5月25日より、「10GB」プランは「ネットつかい放題」プランに変更されました。

プラン共通事項

プランの共通項目は下記の通り(全て税別)↓

SIMサイズ、種類 nano / micro / 標準SIMに対応。
最低利用期間 データプラン → なし
音声プラン → 利用開始月から12カ月を経過した月の末日まで
余ったデータ容量を翌月繰り越し
高速データ通信ON/OFFの切り替え ×
低速時の最大速度 200kbps
データチャージ 500MB/380円、1GB/600円
国内通話料 20円/30秒
SMS 月額料金 150円
SMS送信料(受信は無料) 国内: 3〜30円/通
国際(国外宛)SMS送信料: 50〜500円/通(免税)
同一名義での最大回線数 データプランが10契約まで、データSMSプランが10契約まで、音声プランが5契約までの最大25契約まで
アプリ ×

オプション

オプションは下記の通り (全て税別) ↓

留守番電話 月額:300円(申込が必要)
割込通話/キャッチホン 月額:200円(申込が必要)
転送電話(国内) 月額:無料(別途通話料金が必要)
転送電話(国外) 月額:無料(別途通話料金が必要、申込が必要)
国際電話 月額:無料(別途通話料金が必要)
利用停止目安額は50,000円/月
国際ローミング 月額:無料(別途通話料金が必要)
通話料金の上限額は50,000円/月

各手数料

各手数料は下記の通り(全て税別)↓

初期手数料 3,000円
SIMカードの再発行・変更手数料 3,000円
不達によりDTIに戻ってきたSIMカードを再発送する手数料 1,500円
違約金(契約解除料) 9,800円
違約金が掛かるのは音声対応SIMのみで、条件は、利用開始月から12カ月を経過した月の末日までに解約した場合のみ。
MNP転出手数料 5,000円

支払い方法について

契約情報の共通項目は下記の通り ↓

支払い方法 クレジットカード、(口座振替も?)

支払いはクレジットカードのみとなっています。

申し込み時にはクレジットカードのみしか選択ができないのですが、一旦契約した後に、MY DTIからは口座振替が選択可能になっています。

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一旦、クレジットで契約してから口座振替に変更する需要はそれほどないと思われますが、選択はできるようです。ただ、もしかすると、DTI 光やフレッツだけ口座振替にできるだけで、DTI SIMでは口座振替はできないのかもしれません。現在、確認中です。

DTI SIMでは、直近3日間のデータ通信量によって速度規制!しかし、かなり緩い!

DTI SIMでは、直近3日間でのデータ使用量によって速度規制が行われています。規制に掛かると「最大速度200kbps」の低速になります。

この規制に掛かる、3日間でのデータ通信量は下記の通り ↓

項目 1GBプラン 3GBプラン 5GBプラン ネットつか放題プラン
データ容量 1GB/月 3GB/月 5GB/月 制限なし
速度制限 直近3日間で700MB以上 直近3日間で2GB以上 直近3日間で3GB以上 1日もしくは連続する2日の通信総量が1〜3GB程度であれば規制なし

※ 2016年4月29日より改定になり、規制値が緩くなりました。

1GBプランでは、“3日間で700MB以上”となっており、規制としては緩い設定です。1GBプランを契約する方のほとんどがライトユーザーだと思うので、3日間で700MB以上も利用することは、まずないでしょう。

3GBでは“3日間で2GB”、5GBプランでは、“3GB以上”で速度制限となります。他の格安SIMで3日間規制があるところは、3GBプランで平均“600MB前後”が目安となっているため、DTI SIMが非常に緩い設定になっているのが分かります。

3GBプランでの規制を比較してみました ↓

格安SIM 直近3日間での規制に掛かるデータ通信量
DTI SIM 直近3日間で2GB以上
楽天モバイル 直近3日間で540MB以上

DTI SIMは、“2GB以上”と他の格安SIMを圧倒して規制値が緩くなっています。3日間規制がある格安SIMの中では、使い勝手が良さそうです。

5GBプランでも他のMVNOを圧倒する規制の緩さになっています。
またDTI SIMは2016年5月25日から「10GB」プランを「ネットつかい放題」プランに変更しています。ネットつかい放題プランと他社の10GBプランの規制を比較してみました ↓

格安SIM 3日間での規制に掛かるデータ使用量
DTI SIM(ネットつかい放題) 1日もしくは連続する2日の通信総量が1〜3GB程度であれば規制なし
楽天モバイル 10GB 直近3日間で1.7GB以上

まとめると、DTI SIMは、全てのプランで「3日間規制」は緩く、比較的扱いやすい格安SIMとなっています。

3日間規制がある格安SIMと、規制がない格安SIMが存在するため、3日間規制を設けているところは若干扱いづらい印象があるかもしれませんが、DTI SIMではかなり緩いので、使い勝手が悪いと感じることはほとんどないと思います。

3日間規制を全く取っ払ってしまうと、一部のユーザーが大容量を一気に使って帯域を圧迫し、全ユーザーの速度が遅くなってしまうようなことになりかねません。それを抑制するためにも、3日間規制がある格安SIMの方が、全ユーザーが快適に使える速度を保てる点で有利だと思います。

という点で、DTI SIMの3日間規制はかなり緩いので扱いやすいく、大容量のデータなどをダウンロードするようなユーザーを排除できるという点で理にかなっている格安SIMとなっています。
(個人的には3日間規制の規制値をもう少し厳しくして、大容量のダウンロードをするユーザーをもっと厳しく排除していく方向でももいいのかなとも思いますが…)

アプリの提供なし!データ残量の確認はMY DTIから

DTI SIMでは、データー残量が確認できるようなアプリを提供していません。他の格安SIMで大手の場合、アプリがあるところが多くなっていきているので、残念な点の一つです。

ただ、アプリがないとはいえ、DTIのマイページ「MY DTI」から残量の確認が可能です。

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残念なことに、MY DTIはスマホ用に最適化されたサイトではなく、若干見にくいかも…

高速データ通信のON/OFFの切り替えはできない

DTI SIMでは、高速データ通信をOFFにして、低速に切り替える機能は提供されていません。なので、高速データ容量を使い切るか、3日間制限に掛かった時にしか低速にはなりません。

高速/低速の切り替えができる格安SIMのほとんどで、低速に切り替えると各自のプランの高速データ容量を消費しなくなるため、データ容量の節約になります。

例えば、3GBプランを契約しているとしましょう。月の中旬ぐらいまでに、2.5GBまでデータ容量を消費していたとすると、月末までデータ容量が持ちません。そんな時に、高速通信をOFFにして低速化すれば、データ容量を消費せずにデータ通信ができます。いざという時のためにデータ容量を取っておくことができるのです。

低速に切り替えることによって、データ容量を消費しない使い方ができるので、一部のユーザーにとってはメリットとなる機能だと思います。

しかし、ここ最近は、月額料金の更なる低価格化やデータ容量の増量などで、高速データ通信をOFFにして通信する方は少なくなったと思います。わたしも低速にできる格安SIMでも常に高速通信のままで使用するケースがほとんどです。

なので、切り替え機能がなくてもあまり気にならない方も多いかもしれませんが、あるに越したことはないと思います。DTI SIMには切り替え機能がないので、若干残念かもしれませんね。

10GBプランが「ネットつかい放題」プランに!

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2016年5月25日より、「10GB」プランが無制限の「ネットつかい放題」プランに変更になりました。現在10GBプランを契約しているユーザーも5月26日より自動的に移行となり、月額料金は10GBプランと変わりません。

月額料金は10GBプランと変更なしとなっており、下記の通り。※全て税別

月額料金 データプラン データSMSプラン 音声プラン
ネットつかい放題 2,200円 2,350円 2,900円

DTI SIMには、3日間での利用量によって速度制限が掛かる3日間規制が設けられています。ネット使い放題プランの前身となる10GBプランでは、3日間で3GB以上で低速規制でしたが、こちらも変更となります。

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現時点(2016/05/25)で、1日もしくは連続する2日の通信総量が1〜3GB程度であれば、制御対象にならないとのこと。

明確な数値が出ていないにしても、大体の目安が分かるので利用中のユーザーは、これくらいの数値を目安にして使うようにして下さい。

でんわ使い放題オプションについて

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DTI SIMでは、5分以内の国内通話が何度でもかけ放題となる「でんわ使い放題」オプションを月額780円(税別)で提供しています。DTI SIMの音声SIMだけに提供されるオプションです。

特徴としては、プリフィックスや専用アプリが不要で、通常の電話機能で利用OKな点。また、楽天モバイルやFREETELが提供している「かけ放題」オプションと比較してみると、価格が最安値なのも特徴の一つです。

項目 DTI SIM FREETEL 楽天モバイル
5分かけ放題 790円 840円 850円

※全て税別

プレフィックス型(アプリを使う)の場合、固定電話に掛けると電話番号が通知できない時があります(FREETELでんわで起こります)。DTI SIMはプレフィックスではないため、このような心配は不要な点がメリットとなります。また、プリフィックスの場合、経由する通信網によっては、音声低下が発生する場合があったり、VoLTEが使えません。この点、DTI SIMの5分かけ放題はメリットが多いと言えるでしょう。

しかし、楽天モバイルやFREETELなどのプレフィックス型の場合、5分を過ぎると通話料金は「30秒/10円」と通常の半額となりますが、DTI SIMは「30秒/20円」となります。

5分以上通話をすることが多い方は、一旦電話を切ってかけ直せばよいのですが、それができない相手(仕事先など)の場合もあるでしょう。仕事などでよく使う方は、他MVNOのかけ放題サービスを利用する方がよいかもしれません。

にしても、無駄に電話専用のアプリをインストールする必要がなく、通信品質も保てるので、非常に良いかけ放題オプションだと思います。

その他、サービス詳細は下記の通り。

料金詳細 780円
サービス内容 5分以内の対象通話は回数に制限なく通話料が無料です。(通話時間が5分を超える場合、30秒ごとに20円の通話料がかかります。)対象外通話につきましては、別途通話料がかかります
対象通話 固定電話、携帯電話、IP電話、PHSへの発信
対象外通話 海外での発着信に係る通話料、WORLD CALL、デジタル通信料(テレビ電話等)、(104)の番号案内料・通話料、ショートメッセージサービス(SMS)、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)(189)の特番、留守番電話サービス(1417)、 転送電話サービス(1421)などの操作用特番、衛星電話/衛星船舶電話などへの通話
お申し込み条件 DTI SIM 音声プランの契約があること
5分経過の通知 ありません
請求 月額料金はご利用月の翌月に請求します。
5分経過後の通話料およびサービス対象外の通話料は利用月翌々月に請求します。
解約 解約の締め日は25日。解約のタイミングにかかわらず、当月すべての対象通話が無料となります。

DTI SIMの速度は?

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速度に関しては、こちらにまとめてあります。こちらを参照してください。

参考DTI SIM | 格安SIMの速度を計測!最新情報を随時更新!

2016年5月25日より、無制限の「ネットつかい放題」プランというものが登場してからか、速度が非常に遅くなってしまっています。ただ、6月7日に回線増強を行なったようです。

確かに若干速度が回復し、動画などはそれなりに快適に見れるレベルになっていると思いますが、どんな用途にもオススメかと言われると、ちょっとオススメとは言い難いかなといった印象です。

通信の最適化や一部アプリやダウンロードの速度規制は?

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多くの格安SIMでは、通信の最適化や一部のアプリやデータのダウンロードで速度規制(帯域制御)を設けています。

通信の最適化

一部の格安SIMでは、「通信の最適化」を行っています。画像などの画質を落として(データ圧縮をして)、やりとりする通信量を抑えようとするものです。もちろんですが、画像の場合はこれによって画質が落ちるので、表示される画像がかなり劣化した状態で表示される場合があります。

わたしが確認したところ、現状、DTI SIMでは、「通信の最適化」は行われていません。

帯域制御

比較的、どこの格安SIMでも帯域制御が行われていますが、DTI SIMの場合、全く行われていないと判断しています。YouTubeなどでのストリーミング動画の閲覧、Google Playでのアプリのダウンロード、画像のダウンロードなどを確認してみましたが、どれもスピードテストアプリの速度結果と大きくかけ離れた結果にはならずに、体感的にも問題ないと思います。

一部アプリやダウンロードでの速度規制(帯域制御)は、おこなわれていないと判断できます。

速度規制のまとめ

通信の最適化や一部アプリやダウンロードの速度規制に関しては、今のところ全く気にする必要はありません。

多くの格安SIMでは何かしらの制御を行なっていることが多いので、DTI SIMは非常によいと思います。

DTI Club offで買い物などが割引価格に

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DTI SIMを使用していると、「DTI Club off」に加入することができます。Club offとは、会員制で企業が会員の方に提供しているできるグルメやショッピングなどを会員優待割引するサービスです。これのDTI版が「DTI Club off」です。

簡単に説明すると、DTI SIMを使っていれば、色々な優待価格で買い物やホテルの予約などができるってことです。他にも似たようなサイトはあると思うのですが、このClub Offは完全会員制となっており、企業(DTI)がClub Offと契約をしているがために、ユーザーが使えるようになっています。

例えば、「ジェフグルメカード」という全国共通お食事券(お釣りが貰えるので使い勝手が非常に良いお食事券)がありますが、これも優待価格で購入することができます。

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ギフト券が割引になることは、めったにないので嬉しいですね!これ意外にも沢山の商品があります。

DTI SIMの付加価値の一つとして、DTI Club Offが使えるようになることを覚えておくとよいかもしれません。

DTI SIMまとめ

DTI SIMは、比較的新しい格安SIMですが、サービスも充実してきました。プリフィックスなしで使える「5分かけ放題」オプションなど、他の格安SIMにはないサービスです。

3日間規制が設けられていますが、他の格安SIMよりもかなり緩い設定なので、ユーザーとしてはあまり意識する必要がないでしょう。また、3日間規制は比較的緩く設定していますが、設定していないと一部のユーザーが帯域を占領してしまう可能性があり、全体の速度が遅くなる可能性があります。3日間規制を緩く設けることで帯域を占領するぐらい大容量のデータ通信を行うユーザーを排除し、一般的なユーザーが均等に使えるようにコントロールするという点で理にかなっていますね!

そして、帯域制御なども行なっていないため、非常に扱いやすい格安SIMです。スピードテスト測定結果と体感速度が乖離しすぎてると思うことはないでしょう。

アプリの提供が無いのが残念ポイントではありますが、余ったデータ容量の繰り越しが可能になったおり、かけ放題オプションが出てきたりと、サービスは拡充してきており、大手MVNOに負けないぐらい良いサービスを提供していると思います。

公式サイトDTI SIM

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