今回は、So-netが展開しているドコモ系MVNO『PLAY SIM』の速度レビューをしてみたいと思います。
4月にプラン改定があり、非常にコスパが良い格安SIMになりましたね。日次プランがメインで、140MB/日で月額880円や200MB/日で月額1278円などのプランがあります。
140MB/日で880円と、他の格安SIMと比べてもコスパが良いのですが、「速度」はどうなのでしょうか?
以前はあまり冴えない速度しかでていませんでしたが、4月ぐらいから速度がいきなり速くなりました。それから1ヶ月以上経ちましたが、ここ最近は面白い結果がでています。
では、確認してみましょう!
検証条件
計測に使用した格安SIMのプランは、「PLAY SIM by Amazon.co.jp 4G/monthプラン」になります。条件は下記の通り。
- 【計測日】2015年5月12日(火) / 15日(金) / 18日(月)
- 【計測場所】神奈川県川崎市
- 【計測環境】LTE接続
- 【端末】SIMフリースマホ「ARROWS M01」
- 【計測アプリ】OOKLA SPEEDTEST サーバーはfussa-shi
3日間での使用量による速度制限があるため、(速度規制を避けるため) 3日間に分けて計測しています。
※注意事項
速度計測日時と記事掲載時は異なります。現在と速度結果が異なる場合がありますがご了承下さい。また、SPEEDTESTの画像は見やすいように加工を加えています。
午前中は?
特に何も言うことはありません。
快適な速度が出ていると思います。
下り速度、上り速度、ping値のどれも良い数値結果になりました。
平日12〜13時の時間帯
PLAY SIMの特徴の一つが、平日12:00〜13:00の時間帯が快適に使えることです。下り速度は最低でも約2Mbps程度なので、他の格安SIMと比べるとかなり快適と言えます。
上り速度、ping値も全く不満がない結果でした。
お昼の時間帯が快適なことは非常にうれしいのですが、夜のピーク時間帯が…。
では午後の時間帯を見ていきましょう。
午後は?
夕方ぐらいまでは利用者数が少ないからか、どこの格安SIMも快適な場合が多く、PLAY SIMもかなり快適に使えます。ただ、夕方以降の時間帯に下り速度が非常に遅くなるのがPLAY SIMです。
上記の速度結果では、18:51時点で下り速度は「0.90Mbps」となっており、それ以降の時間帯では、1Mbpsを超えることはほぼありません。遅い時には「0.5Mbps程度」となっており、かなり遅い結果となりました。
そして、18:00〜23:00ぐらいまでの長時間に渡って速度が遅い状態です。これは夜間に使うのがメインの人にとっては、かなりストレスが溜まりそうですね。
上り速度は、午前中などに比べると多少遅くなっていますが、特に気になるレベルではなく速度が遅いと感じることは特になさそうです。Ping値に関しても特に問題ありません。
まとめ
非常に珍しいのですが「お昼休みの時間帯はかなり快適だけど、夕方以降がイライラするような速度しか出ない」という結果です。また、夜間に速度低下している時間帯が長いのがデメリットとなりそうです。
夜間だけこんなに速度が落ちる格安SIMはPLAY SIM以外に見たことがありません(12〜13時の時間帯の方が通常は速度が遅い
)。ちょっと不思議な現象です。
夕方以降に使用するのがメインの人には「使い勝手が悪い格安SIM」となりそうです。しかし、午前中午前中〜夕方までに使用することが多い人には、速度やコスパの面で「良い格安SIM」となりそうです。
[amazonjs asin=”B00OUHWL6K” locale=”JP” title=”So-net PLAY SIM LTEデータ通信パッケージ(ナノSIM)”]
[amazonjs asin=”B00XBMD3Q2″ locale=”JP” title=”<月4.2GB相当>【音声対応】So-net PLAY SIM 140MB/日 MicroSIM版 131265″]
コメント