ケイ・オプティコムが展開する格安SIM『mineo (マイネオ)』で、ドコモ回線網を使ったプランを2015年9月より提供予定と発表しました。また、現行のmineoのサービスの変更として「最低利用期間の撤廃」を2015年7月1日(木) より実施します。
ドコモ回線網は2015年9月から予定
au系MVNOの「mineo」ですが、9月からドコモ回線網を使ったサービスを展開、月額料金は「市場価格と同等」の料金水準を予定とのことです。
現在mineoはau回線網を使ったサービスとなっており、iOS 8で使えない&SIMフリー端末で使えないものが多いなど、何かと不便な状態でしたが、ドコモ回線網を使ったサービスを始め、個人向けマルチキャリアMVNOとして、より自由に使える環境を提供するとのこと。
これはかなり期待したいところ。KDDI回線網とドコモ回線網を扱う事によって色々とメリットが出てきそうです。特に注目したいのが、次に紹介するパケットギフトサービスです。
特徴はパケットギフトサービス
現在「パケットシェア」サービスを提供しており、家族間のみパケットをシェアできます。これを誰にでもパケットを送り合える「パケットギフト」を2015年9月から提供開始とのこと。
このパケットギフトですが、ドコモ回線網を使った場合でも、KDDIの回線網を使っている場合でも「関係なく」パケットを自由に分け合えることになります。
mineoでドコモ回線網のSIMとKDDI回線網のSIMを契約した場合、パケットギフトのおかげで合算パケット容量を使えるます。この2つの回線網でパケットを送り合えることが非常にメリットとなりそうです。
最低利用期間の撤廃
現在、mineoでは、すべてのプランで最低利用期間を設けており、データ専用SIMであっても1年間 (解約違約金は9,500円) の縛りがあります。
これを2015年7月から「撤廃」となりました。ただし、音声対応SIMの場合、短期間契約で他社にMNPすると、転出手数料1万1500円が設定されているので注意が必要です。
mineoアンテナショップの設立
2015年7月中旬に、グランフロント大阪内、ナレッジキャピタルにmineoアンテナショップをオープン予定とのこと。端末などを展示し、mineoのパッケージの販売をするそうです。また、今冬を目標に、契約受付、MNP対応、mineoに関するサポートまで実施する予定とのこと。
VoLTEへの対応は?
時期は未定ながら、KDDIの回線網のVoLTEへの対応をする方針のようです。ドコモの回線網もVoLTEの対応を見込んでいるとのこと。
ここ最近、VoLTE対応の端末がauから多く発売されていますが、このような端末をmineo (UQ mobileも) で使用することができません。それに加えてiOS 8端末も使えず、現状mineo (au系MVNO) で使える端末は非常に少ない状態です。VoLTEの端末が使えるようになると、より自由に端末が選べるので是非期待したいところです。
mineo専用アプリ「mineoスイッチ」提供開始!
データ容量の確認や高速通信ON/OFFの切り替えができる「mineoスイッチ」を提供開始しています。現在、Android用アプリのみで、iOS対応アプリは近日中に対応予定となっておいます。
データ残量の確認が手軽にできるようになり、mineoの使い勝手が向上しました。
まとめ
ドコモ回線網を取り入れ、マルチキャリアMVNOとなれば、かなり使い勝手が向上すると思われます。非常に期待したいところですね。また、mineoはかなりサービスが向上してきました。アプリの提供や余った通信量の繰り越し、縛りの撤廃と、かなり良いサービスを提供している印象です。今後に期待したいですね!
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コメント
コメント一覧 (1件)
最低利用期間の撤廃…
auの資料を心の拠り所にしたのに
思ったより電波が届かなく
昨年即解
お金を返してほしい