『hi-ho LTE typeDシリーズ』が、2014年4月14日から音声通話機能を提供します。
プラン内容
基本的な概要は、音声通話対応SIMの月額料金は1,000円(税別)で、データ通信プランと合わせて使う形になります。
コース名 | 契約上限 SIMカード枚数 |
コース 月額利用料金 |
音声通話対応SIM 月額利用料金 |
月額利用料金合計 |
---|---|---|---|---|
hi-ho LTE typeD ミニマムスタート |
1枚 | 933円 | 1,000円 | 1,933円 |
hi-ho LTE typeD アソート |
3枚 | 1,409円 | 1,000円/枚 | 2,409円~ |
hi-ho LTE typeD ファミリーシェア |
3枚 | 2,838円 | 1,000円/枚 | 3,838円~ |
通話料金は、「20円/30秒」で、MVNOの音声プランの標準的な内容となっています。
最低利用期間が「12ヶ月」です。12ヶ月以内に解約した場合の解約違約金は、SIMカード一枚につき、最低利用期間の利用残月(12ヵ月-利用開始月を0ヵ月とした利用月数)×1,000円が掛かります。
それに加えて別途データ通信プランの各コースの解約手数料もかかります。『hi-ho LTE typeDシリーズ』は、データプラン(ミニマムスタート/アソート/ファミリーシェア)も1年の縛りがあり、違約金が5,000円です。両方合わせると相当な金額になりますね…
2014年4月14日から提供開始のものは、音声通話対応SIM新規申込・MNP転出への対応開始・音声通話対応SIM(追加、交換、再発行)
2014年5月中旬より、MNP転入への対応開始・会員専用ページでの通話履歴明細表示機能の提供開始となっています。
まとめ
『hi-ho LTE typeDシリーズ』は高速通信量が翌月に繰り越せたり、高速通信のON/OFFを切り替えられるサービスも行っており、ユーザーには使いやすいMVNOです。
データ通信プランにも1年の縛りがあるのがネックですが、音声通話プランとデータ通信プランの最低利用期間が一緒(12ヶ月)なので、音声通話も使いたくて、絶対に最低利用期間の12ヶ月間は使うという人が選びやすいMVNOなのかなと感じます。
ただ、内容としては親会社のIIJが提供している『IIJmio高速モバイル/Dサービス』の方が、データ通信プランに縛りがないだけに、『hi-ho LTE typeDシリーズ』を選ぶ理由がなかなか見つけにくいと感じるのも、事実です。
今年になってから、音声通話機能を提供するMVNOが増えましたね。今後も増えてくると予想できるし、競争が激化するのは間違いなさそうです。
参考:hi-ho、「hi-ho LTE typeDシリーズ」で「音声通話対応SIMカード」の提供を開始 | hi-ho プレスリリース
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