今回は、Y!mobile(以下、ワイモバイル)の速度レビューを行いたいと思います。
公式サイトY!mobile
最近は、テレビCMも頻繁に行っていることから、多くの方が知っているのではないでしょうか。ここ最近のCMは、今話題のPPAPですね!
YouTubeでいろいろな動画(CM)を公開しているようです。
ピコ太郎とふてニャンのPPAPコラボした「PPAP(ピコ太郎×ふてニャンVer.)」篇も ↓
Web限定 Y!mobile 「PPAP(ふてニャンVer.)」篇も ↓
こんなにパターンがあったのですね。知らなかった…(笑)
格安SIMでの不安は速度?
格安SIMと聞くと「安かろう悪かろう」という印象の人も多いハズ。
ちまたでは「安いけど速度が遅い…」なんて話はよく聞きますし、実際にその通りです。
快適に使える格安SIMもありますが、基本的に格安SIMはキャリアと同じ品質ではなく、やっぱり使い勝手が悪いと感じる人も多いのが事実です。
しかしその一方、ワイモバイルの回線は、MVNOの格安SIMと比べてかなり快適です。
後ほど検証結果を記載しますが、格安SIMでよく言われている「お昼休み時間帯が遅すぎて使いにくい…」ということはありません。
ワイモバイルは、格安SIMの中でもMNOであるソフトバンク株式会社が運営していることもあり、MVNOの格安SIMと比べてキャリア寄りの回線品質という点が最大のメリットです。
一般的にOCN モバイル ONEやIIJmio、mineoなどと同等にワイモバイルも「格安SIM」や「格安スマホ」に分類されることが多いのです。実際にCMで「格安SIM」とで言っています!
ただワイモバイルは、「MNO」が運用する格安SIMであり、IIJmioやmineoなどMVNOが運営する格安SIMとは異なります。
また、「格安SIM」「格安スマホ」と呼ばれる部類は9割以上が「MVNOによる格安SIM」です。このMVNOの格安SIMが、時間帯によって全く速度が出なかったりと、品質が安定しないことが多いのです。
ということで繰り返しになりますが、ワイモバイルの優位点はMVNOの格安SIMと比較して、どんな時間帯でも速度が安定、キャリアからの乗り換えであれば、体感的に速度差を感じることは全くない(または少ない)という事です。
では、優位点となる速度を計測してみたので、計測結果と体感を紹介したいと思います!
検証条件
計測の条件等は下記の通り ↓
- 【利用プラン】Y!mobile スマホプラン M
- 【計測日】2017年1月17日(火)
- 【計測場所】神奈川県川崎市
- 【計測環境】LTE接続 / キャリアグリゲーション対応端末(非CAエリア)
- 【端末】 SIMフリー端末「HUAWEI P9」
- 【計測アプリ】OOKLA SPEEDTEST サーバー:fussa-shi
※注意事項
計測速度結果は、環境により異なるものです。一例として参考にしてください。
SPEEDTESTの画像は見やすいように加工を加えています。
MVNOの格安SIMは速度の落ち込みが激しい12時台。ワイモバイルは?
格安SIMで一番速度が気になるのは、平日の12時台。
MVNOの格安SIMの場合は、下りが「1Mbps以下」になることがほとんどです。この時間帯に動画閲覧は厳しいものとなります。
では、ワイモバイルで平日12時台を見てみましょう。
結果は下記の通り。
見ての通り、12時30分前後の時間帯でも、快適な速度結果となっています。Ping値、下り、上りと全てにおいて、問題なく快適に利用できる結果になっていると思います。
後ほど記載しますが、計測結果だけでなく体感速度も満足行く結果となっており、どのような用途であっても快適に使えました。
また、時期によって遅くなったりすることもなく、私自身が1年半近く利用していますが、ずっと快適です。MVNOの格安SIMと比べると回線品質はワンランク上といった印象で、どちらかというとキャリア(ドコモやau、ソフトバンク)と変わらず使えるという印象です。
キャリアからの乗り換えで遅くなって使いづらくなる不安がある人は、ワイモバイルを検討するのが最有力ですね!
夕方以降も快適速度
では、格安SIMで速度が12時台の次に落ちやすい夕方以降を見ていきましょう。
計測結果は下記の通り。
見ての通り、速度結果は夕方以降も快適な結果となっています。もう、これは言うことなしの結果ですね!
体感速度も満足度高し!
格安SIMの中にはスピードテスト計測では良い結果だとしても「実際の使用感・体感は、なんか遅いな…」という格安SIMも存在します。というのも、特定のアプリやYouTubeなどのストリーミングで速度制限を掛けている格安SIMが存在するためです。
このように制限が掛けられるとやっぱり使い勝手が悪いものでで、一番重要なのが体感速度がどうかということになります。
「どんな用途・アプリでも速度制限がない格安SIMを選ぶ」ということが重要です。
では、ワイモバイルはどうでしょうか。
実際に使ってみると、速度への不満は全くなく、快適そのものです。
お昼休み時間帯(平日12時台)にYouTubeで動画をストリーミング再生していても非常に快適です。
例えば、この動画再生は、画質1080Pでの再生で一度も止まること無く再生可能でした。止まるどころか、バッファが溜まる一方です。
また、Google Playからのアプリダウンロードも制限を掛けているような要素はなく、快適にダウンロードできます。これなら家にWi-Fiが無くても、アプリの更新が気楽に可能です。格安SIMの中には、アプリのDLに制限を掛けていて、1つのアプリをDLするのに非常に時間が掛かるものも存在し、こういった格安SIMではWi-Fi環境が必須かもしれません。
ということで、今のところ計測速度と体感速度はほぼ一致していることから、特定アプリや用途に速度制限を掛けているようなところは見受けられず、本当に満足して使えると思います。
今までずっと利用していて一度も不満に思ったことがないので、私以外の方でも満足度の方が高いと思いますよ!
速度面から考えると、どんな人にワイモバイルがおすすめなのか?
ズバリ、どんな人にもおすすめできるのですが、その中でも特にこんな方におすすめです ↓
- サラリーマンなどで、お昼休みが12〜13時と決まっている方
- 動画をよく見る方
- 家にWi-Fiがなく、携帯回線だけしか使わない方
- MVNOの格安SIMで不満
- 格安SIMに乗り換えるのが不安な方
MVNOの格安SIMと比較して、広義とはなってしまいますが、ワイモバイルは速度面での優位性があるため、どのような方にもおすすめできます。その中でも、やはり平日12時台の通信速度を重視する方におすすめです。
格安SIM乗り換えて、昼休み時間のネットサーフィンや動画再生が遅すぎて、イライラしている方は多いのではないでしょうか。このあたりで苦労している方は、検討してみるとよいと思います。
まとめ
当管理人は、ワイモバイルを約1年半ぐらい使ってきていますが、今までで「速度が遅い…」「時間帯によっては使いものにならない…」なんて思ったことは一度もありません。これは強烈なメリットです。
むしろ、ワイモバイルの回線は、MVNOの格安SIMが使えない状態になためや不安定な時に使うための予備回線として使ったりするレベルです。MVNOの格安SIMの予備回線になりうるほど、ワイモバイル回線はある程度信用しているってことです!今までの経験上、MVNOの予備回線になるぐらい安定した通信品質を保っています。
キャリア契約よりも安くなり、通信品質はMVNOの格安SIMとは桁違いな点が気に入っており、「格安SIMに乗り換えたい!」と相談してくる方には積極的におすすめしているほど。もちろんワイモバイルにもMVNOの格安SIMと比べてデメリット(2年縛り・自動更新)はあるので、そことの兼ね合いにはなりますが、それを差し引いても、おすすめできるものだと思います。
ワイモバイルのメリット・デメリットはこちらにまとめています ↓
参考Y!mobile(ワイモバイル)の特徴・メリットとデメリットは?MVNOの格安SIMと比較!
確かにMVNOの格安SIMでも全く問題ない方もいます。
LINEぐらいしか使わないようなライトユーザーや、速度低下が起こる時間帯は敢えて使わない用に出来る方などにはMVNOの格安SIMで問題ないでしょう。
ただし、時間帯やその時期で速度が遅くなったり速くなったりと、万人向けでないことは事実です。なので、格安SIMに乗り換えることで速度が遅くなるのが不安と思う方、格安SIMを使っていて速度に不満を持っている方など、ワイモバイルを使うことによって不満なく、無駄な苦労はなくなることでしょう。
参考にしてみてください。
公式サイトY!mobile
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