格安SIM(MVNO)の「電話かけ放題」「通話定額」オプションを比較リストアップ!どこがオススメ?

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事ではかけ放題、通話定額オプション、また、かけ放題が基本月額料金に含まれている格安SIM業者(MVNO)やサブブランド、キャリアを比較できるようにリストアップしてみました。

格安SIMを検討する上で一番重要視するのが基本の月額料金だと思いますが、その次に重要視するのは通話定額オプションではないでしょうか?

「通話定額オプションがあるのか?」「オプションでいくらなのか?」「10分かけ放題はある?完全かけ放題はあるの?」というのを分かりやすく表にまとめてみました。格安SIMやサブブランドを検討する上でぜひ活用してみてください。

最終更新日:2022年2月27日

記載料金は全て税込です

目次

記載している格安SIM一覧


記載している格安SIM(MVNO)、サブブランド、キャリアは下記の通り。

この記事に掲載している格安SIM、サブブランド、キャリア
  • OCN モバイル ONE
  • IIJmio
  • mineo
  • 日本通信
  • NUROモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • イオンモバイル
  • y.u mobile
  • ワイモバイル
  • UQモバイル
  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • LINEMO
  • povo

3分までかけ放題

国内通話3分までかけ放題のオプションを提供しているのは下記の通り。

回線名称料金
BIGLOBEモバイル3分かけ放題660円/月

3分かけ放題はBIBLOBEモバイルのみ。かけ放題で3分は物足りないという判断なのか、BIGLOBEモバイルだけしか提供していません。また月額660円と割高設定。NUROモバイルの5分かけ放題は月額490円なので、かなり割高感があります。

5分までかけ放題を提供している回線

国内通話5分までかけ放題のオプションを提供しているのは下記の通り。

回線名称料金
NUROモバイル5分かけ放題490円/月
IIJmio通話定額5分+500円/月
イオンモバイル5分かけ放題550円/月
LINEMO(ソフトバンク)通話準定額550円/月
povo(au)5分以内通話かけ放題550円/月

LINEMOは「通話オプション割引キャンペーン」で契約1年間は無料または割引になるキャンペーンを実施(終了日未定)しています。またPayPayボーナスがもらえるキャンペーンなどもよく行なっているのでキャンペーンをチェックしてみてください。

LINEMO
LINEMO

IIJmioは2021年12月7日からかけ放題オプションを改定し、5分かけ放題プランを提供しています。

NUROモバイルは2022年1月19日より5分かけ放題を提供しています。5分かけ放題で最安値なのはこのNUROモバイル。NUROモバイルのバリュープラスプランは格安SIMの中でも最安値水準の料金体系なので、5分かけ放題のオプションを付けても最安値の月額料金でモバイル回線が利用できることが多いです。

NURO Mobile

10分までかけ放題を提供している回線

国内通話10分までかけ放題のオプションを提供しているのは下記の通り。

回線名称料金
y.u mobile10分かけ放題550円/月
mineo10分かけ放題550円/月
IIJmio通話定額10分+700円/月
ワイモバイル「だれとでも定額」 国内通話10分かけ放題770円/月
UQモバイルかけ放題(10分/回)770円/月
NUROモバイル10分かけ放題880円/月
BIGLOBEモバイル10分かけ放題913円/月
nifmo10分かけ放題913円/月
イオンモバイル10分かけ放題935円/月
イオンモバイルやさしい10分かけ放題935円/月
OCN モバイル ONE10分かけ放題935円/月
楽天モバイル10分(標準)通話かけ放題1100円/月

通話定額で一番多くの格安SIMが提供しているのが、この「10分までかけ放題」オプション。

通話定額オプションの料金が安いのは2022年1月分から値下げして月額550円で提供するy.u mobileと、2022年3月1日から新しいかけ放題のサービスを月額550円で開始するmineo。頭一つ飛び抜けて安いです。

どちらがオススメかというとmineoの方がおすすめ。というのも、mineoは専用アプリなどが必要なく、10分かけ放題が適用され、10分超過後の国内通話料は自動的に通常の半額である「11円/30秒」となります。y.u mobileはかけ放題や11円/30秒を実現するには専用電話アプリからの発信が必要です。

mineo(マイネオ)
mineo(マイネオ)

その次にIIJmioが安いですが、月額700円と最安値のmineoなどと比べて150円も差があります。それに続く、キャリアのサブブランドとなるワイモバイルとUQモバイルは多少の注意点があり、かけ放題の通話時間を超過した場合、ワイモバイルとUQモバイルは通話料金が「22円/30秒」となっています。多くの格安SIMではプレフィックス番号を付けたり、専用通話アプリなどで自動的に付与されることで、国内通話料金が「11円/30秒」になるところが多いのです。

常に無料通話内で収まるのであれば、ワイモバイルやUQモバイルで全く問題なし。しかし、もし10分以内に収まらない時が多いのであれば、通話料をよく考慮して、格安SIMを選んだほうがよいでしょう。また、かけ放題オプションを選んだ方がよいかもしれません。

NUROモバイルは格安SIMの中でも通話定額オプションは安くはありません。しかし、NUROモバイルは基本料金が最安値レベルなのでトータルの回線料金が他の格安SIMより安くなる傾向があるので、検討してみるとよいと思います。

完全(24時間)かけ放題を提供している回線

24時間国内通話がかけ放題のオプションを提供しているのは下記の通り。

回線名称料金
楽天モバイルRakuten UN-LIMIT VIRakuten Link利用で無料
日本通信SIM
合理的20GBプラン/合理的シンプル290プラン
通話かけ放題オプション1,200円/月
mineo時間無制限かけ放題1,210円/月
IIJmioかけ放題+1,400円/月
y.u mobile無制限かけ放題1,400円/月
OCN モバイル ONE完全かけ放題1,430円/月
LINEMO(ソフトバンク)国内通話かけ放題1,650円/月
povo(au)通話かけ放題1,650円/月
Y!mobileスーパーだれとでも定額(S)1,870円/月
UQ mobileかけ放題(24時間いつでも)1,870円/月

楽天モバイルは、楽天モバイルの専用アプリ「Rakuten Link」からの発信であれば、国内通話は無料でかけ放題になります(Rakuten Link以外から発信すると通話料が発生します)。

無料でかけ放題、基本月額料金も1GBまでは0円なので持っておいて損はないでしょう。ちなみにRakuten Linkはデータ通信のカウントフリーなので、通話などによるデータ消費はありません。

楽天モバイルの難点は、Rakuten Linkを利用した通話品質があまりよくないということ。これはパケット網を利用した通話になるのでデータ回線の品質に連動します。(DSDV機種などでデュアルSIM運用などの場合に他社のSIMを利用して楽天モバイルの電話番号で発信可能です。この場合もその時利用している他社のSIM回線品質が通話品質に連動します。)

また、格安SIMでは日本通信SIMのかけ放題オプションが月額1,200円と最安値。しかし、合理的20GBプランと合理的シンプル290プランだけにしか適用はできません(合理的みんなのプランは除外)。

OCN モバイル ONEは基本の月額料金も格安SIMの中でも割安感があるプランが多いため、かけ放題オプションを楽天モバイル以外で利用したい方にはおすすめです。

〇〇分まで無料

月々〇〇分まで定額という「通話パック」を提供している格安SIMは下記の通り↓

回線名称料金無料時間
UQ mobile通話パック(60分/月)550円/月最大60分
BIGLOBEモバイル通話パック60660円/月最大60分
BIGLOBE モバイル通話パック90913円/月最大90分
日本通信合理的みんなのプラン1390円(プラン料金)70分まで無料、データ6GB
日本通信合理的20GBプラン2178円(プラン料金)70分まで無料、データ20GB

通話パックの形態はオプションとして月額〇〇円のものと、基本料金に含まれたものと2パターンありました。

管理人がおすすめするのは、かなり割安感がある日本通信のプラン。「合理的みんなのプラン」はデータ容量6GBに加え、国内通話70分付きで月額1,390円はかなりのコスパの良さです。また、合理的20GBプランも20GB+70分無料がついて月額2,178円となっており、大容量プランを検討している人にもおすすめ。

トップ3まで無料

回線料金無料時間
OCN モバイル ONE935円/月トップ3の通話料が無料になる

その月の国内通話料のうち、「上位3番号」の通話料が無料になるという、少しユニークなプランでOCN モバイル ONEが提供しています。

その他、おすすめ記事

目次