au系MVNO(格安SIM)で使用する「おすすめな白ロム」2014年6月版です。このランキングは、スペックや使いやすさ、そして(白ロム価格に対しての)コストパフォーマンスの良さなどをまとめて、ランキング化しています。
また、初めに
の記事を読んでもらえると、「白ロム選びのポイント」が分かると思います。
今月の動向
まずは、今月の動向をまとめてみました。au系MVNOのmineo(マイネオ)が始まったことにより、白ロム価格が高騰するのかと思いきや、それほど値上げされた白ロムはありませんでした。
今までかなり格安で売られていた白ロム『ARROWS Z FJL22』だけ値上がりしています。多少、今月の後半から価格が落ち着いてきていますが、最安値(約1万5千円)の時より、4千円前後の値上がりした約1万9千円で推移しています。
そして、逆に値下がりしている白ロムもあります。それは『AQUOS PHONE SERIE SHL23』です。今月に入り約4千円ほど安くなっています。現時点では『FJL22』よりも安く、かなり格安な白ロム端末といって良いでしょう。
「auのスマートフォン」&「SIMフリー端末」でオススメな白ロム!
先月との違いは、『AQUOS PHONE SERIE SHL23』がかなり割安感が出てきたので、ランキング順位を上げました。では、ランキングを見ていきましょう!
【1位】ARROWS Z FJL22
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先月から比べると大分値上がりしてしまった『ARROWS Z FJL22』ですが、ドコモ端末と比べると、まだまだ割安感があります。
「高スペック」&「mineo(マイネオ)に最適」とあって、とてもコスパが高い白ロムです。流石に高スペックとあって、ヌルヌルサクサク動きます。
ドコモ端末の『ARROWS NX F-01F』と殆ど同じですが、白ロム価格が全然違います。現時点(2014/05/19)で『FJL22』が約1.9万円、『F-01F』が約3.8万なので約2万円程違います。初期投資が2万近く違うとなるとかなり大きいですよね。
一番の特徴は「超急速充電」です。同じ時期に発売された端末は、似たり寄ったりのスペックですが、『FJL22』は「専用クレードル」で充電すれば、10分の充電で電池15%ぐらいまで充電が可能です。
朝起きて「充電がない…どうしよう…」なんて事はありません。支度している間に充電できますね。とても助かる機能です。
欠点は「Bluetoothテザリング」ができないこと。au系MVNOは「テザリング」が可能です。『FJL22』は「Wi-Fiテザリング」はできますが、「Bluetoothテザリング」はできません。どうせならバッテリー持ちが良い「Bluetoothテザリング」が可能だとよかったですよね。
au系MVNO『mineo(マイネオ)』で使用してみました。
「セルスタンバイ問題」も起こらず、かなり快適です。
正直かなりオススメできます。
こちらも参考にしてください。
- 『FJL22』と『mineo』でセルスタンバイ問題、バッテリー持ちは?APN設定など
- au系MVNO(格安SIM)参入で白ロム価格に影響は?auの格安白ロム『FJL22』が気になる!
- 【端末レビュー】白ロム『FJL22』はコスパの良さが魅力の激安スマホ!
【2位】AQUOS PHONE SERIE SHL23
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『AQUOS PHONE SERIE SHL23』は、不具合がなく「無難な良いスマホ」という印象を持っています。しかし、先月の白ロム価格が、約2万4千円程度だったのが、今月に入って約1万9千円程度とかなり値下がりしてきました。
現時点(2014/06/23)では、『FJL22』よりも安くなっています。この価格だと「買い」です。
主な特徴としては、「防水」に加えて「防塵」機能がついている点、カメラが、1630万画素でF値1.9、フラッシュ無しでも綺麗に撮れる点、大容量のバッテリー(3000mAh)などがあります。大容量のバッテリーはかなり嬉しいです。また、4.8インチの液晶(IGZO)なので、女性でも持ちやすい方だと思います。
欠点も幾つかあります。まず、音量が全体的に小さい事。そして、音量ボタンは「物理ボタン」ではなく「タッチ式ボタン」になっていて、液晶画面の左下側にあります。この位置にあると、ボタンを知らないうちに触ってしまい誤爆する事が多々あると聞いています。確かにこの位置のボタンは、何かの弾みで間違って押してしまいそうですね。
【3位】isai LGL22
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4色展開している『isai LGL22』。元々LGのグローバル展開端末「G2」のau版です。「G2」より豊富な機能(防水、SDスロットあり)で、「とても綺麗な液晶」「大画面5.2インチ」「スリムで持ちやすい」ことが特徴だと思います。
そしてオマケに、「SIMロック解除が簡単にできる」&「ドコモ系MVNOでデータ通信可能」と一石二鳥な端末になっています。また、『FJL22』ではできない「Bluetoothテザリング」が可能です。
欠点は、au端末で投げ売りをされているにも関わらず、白ロム価格が高いこと。同じ時期のau端末でSIMロック解除が可能なのは、この『LGL22』だけなので、重宝されているのだと思います。
あと、バッテリーが『FJL22』と比べてみると「ちょっと持たないかな…」という印象です。大差はないですけどね。ただ、同じ時期に発売されたスマホと比べてると、持たない方だなと感じます。
また、カメラに「手ぶれ補正」がない点も欠点かもしれません。ドコモ版の『G2 L-01F』には付いている機能です。どうせなら付けて欲しかったですよね。
デザインは「ダサい」と思っていましたが、ずっと使っていると「良いデザイン」だと思えるようになったのと、意外に持ちやすいんですよね。端末に厚みがない分、手に吸い付くような感じと言えばよいでしょうか。
こちらも参考にしてください。
まとめ
コスパ的にオススメな白ロムは『ARROWS Z FJL22』と『AQUOS PHONE SERIE SHL23』の2択です。初期投資を抑えて、au系MVNOで使用するなら断然この2つです。
この2つよりも前に発売された端末で、安く売っている白ロムがありますが「バッテリー持ち」「動作の良さ」を考えると、このどちらかを買っておけば間違いはないです。(一世代前のモデルとバッテリー持ちが全然違う)
この2つは、本当にコスパがいいと実感しています。実際にわたしは、『ARROWS Z FJL22』をmineo(マイネオ)で使っていますが、とても快適ですよ。多少値上がりしましたが、まだまだコスパが良い白ロムです。
『ARROWS Z FJL22』と『AQUOS PHONE SERIE SHL23』を比べた時に、スペック的にはどちらも似ています。ただ、ボタンの配置的に誤爆することが多く感じたので、個人的には『FJL22』の方が合っていました。
『isai LGL22』を選ぶ人は、au系MVNOを使う予定だけど、将来は「ドコモ系MVNOを使うかもしれない…」と思っている方だと思います。ドコモ系MVNOでもSIMロック解除すれば使うことができるので、端末を買い直す必要性がなく、重宝しますよね。
今月は、『ARROWS Z FJL22』か『AQUOS PHONE SERIE SHL23』を買っておけば間違いないし、しばらくこの傾向が続くと思っています。
au系MVNOを考えている方は、是非参考にしてみてください。
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