ワイヤレスゲートが、公共無線LANスポットと格安SIMをセットにして、2014年9月1日から販売します。販売は「ヨドバシカメラ」からで、本日(7月1日)より予約受付を開始しています。
名称は『(ヨドバシカメラオリジナル)WIRELESS GATE WIFI+LTE』。
docomo系MVNOとなり、SIMカードの種類は「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類。初期費用(SIMカード代)は、3,000円(税別)で、月々の支払はクレジットカードのみ対応。使用期間の縛りはなし(解約時に違約金なし)となっています。
このMVNOサービスの特徴は、全国約4万箇所にあるワイヤレスゲートWi-Fiスポットが(無料で)利用できる点。「BBモバイルポイント」「Wi2 300」「eoモバイルWi-Fiスポット」に対応しています。ワイヤレスゲートのWi-Fiは月額料金が月額料金390円(税込)で販売されているものです。それもセットにして魅力的な価格設定で格安SIMが登場となりました。
料金体制
格安SIMのサービス内容も充実しています。金額は全て税込。
プラン | 料金 | 高速通信量 | 低速時の速度 | 最大速度 | SMS |
---|---|---|---|---|---|
480円 プラン |
480円/月 | なし | 250kbps | 250kbps | オプション +150円 |
920円 プラン |
920円/月 | 1GB/月 | 250kbps | 150Mbps | オプション +150円 |
2480円 プラン |
2,480円/月 | 5GB/月 | 250kbps | 150Mbps | 無料で付いてくる |
5490円 プラン |
5,490円/月 | 10GB/月 | 250kbps | 150Mbps | 無料で付いてくる |
現段階で、使用容量の規制(他社MVNOでよく見かける「3日あたり360MBまでしようすると低速になる」などの規制のこと)について確認がとれていません。(追って確認でき次第、追加します。)これだけが気になりますが、それ抜きで考えると魅力的な内容です。
また、高速通信量を使い切った場合に低速になりますが、低速の最大速度が250kbpsでこちらも優秀です。高速通信量のチャージ機能もあり、200MB/540円となっています。ちょっと割高感がありますね。
特に注目したいのは、「480円プラン」「2480円プラン」「5490円プラン」の3つです。
480円プラン
「480円プラン」は、似たようなサービスを出しているMVNOは、「DTI ServersMan LTE」です。月額料金467円(税別)で低速250kbpsで使い放題となっていて、今回の「480円プラン」とほぼ同じ内容です。ただし、ワイヤレスゲートの方は、公共無線LANのWi-Fiスポットが付いてきます。乗り換えるユーザーが多そうですね。
2480円プランと5490円プラン
「2480円プラン」「5490円プラン」に関しては、かなり割安感があります。どちらも高速通信量が大容量となっていて、「2480円プラン」は「5GB」で月額料金2,480円、「5490円プラン」は「10GB」で月額料金5,490円と他社MVNOでは見れない価格設定になっています。
まとめ
どのプランにもワイヤレスゲートのWi-Fiスポットが付いてくるので、満足度は高いMVNOの1つになりそうですね。ワイヤレスゲートのWi-Fiスポットは「Wi2 300」以外にも「BBモバイルポイント」「eoモバイルWi-Fiスポット」が含まれているのが、かなり有難い人も多いと思います。
個人的には、特にインパクトの大きなMVNOの発表でした。
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