au系MVNOで使用する「おすすめな白ロム」2014年7月版です。このランキングは、「スペック」「使いやすさ」「コストパフォーマンスの良さ」などをまとめて、ランキング化しています。
今月の動向
まずは、今月の動きから。先月下旬あたりから今月にかけて、徐々にauの白ロム価格が下がりました。一時期『mineo(マイネオ)』が登場したので白ロムが一気に値上がりましたが、落ち着いてきた様子です。
ただ、auの白ロムは元々安く売られているものが多く、値下げがあっても極端な値下げではありません。
「auのスマートフォン」&「SIMフリー端末」でオススメな白ロム!
『AQUOS PHONE SERIE SHL23』が今一番コスパが良い状態となりました。そして、徐々に値下がりしてきている『Xperia Z Ultra SOL24』に注目です!
では、ランキングを見ていきましょう!
【1位】AQUOS PHONE SERIE SHL23
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『AQUOS PHONE SERIE SHL23』は、不具合がなく「無難な良いスマホ」という印象を持っています。
1位の理由はコスパ。もう凄い勢いで値下げがあり、5月は約2万4000円、6月は約1万9000円、7月に入って現在(2014/07/08)は、約1万6000円とドンドン値下げされました。もう言うことなしのコスパの良さです。
主な特徴としては、「防水」に加えて「防塵」機能がついている点、カメラが、1630万画素でF値1.9、フラッシュ無しでも綺麗に撮れる点、大容量の3000mAhのバッテリーなどがあります。大容量のバッテリーはかなり嬉しいです。また、4.8インチの液晶(IGZO)なので、女性でも持ちやすい方だと思います。
また『mineo(マイネオ)』で使用する時、CPAを有効にしなけばなりません。CPAをONにすると、通知バーエリアに「CPA」のマークが出る端末があります(『FJL22』は通知バーに出てくる)。しかし、この端末はそういった表示がなく、通知バーエリアに何も表示されません。個人的には、(CPAの表示が意外と邪魔なので)かなりメリットだと感じます。
欠点も幾つかあります。まず、他機種と比べて音量が全体的に小さい事。そして、音量ボタンは「物理ボタン」ではなく「タッチ式ボタン」になっていて、液晶画面の左下側にあります。この位置にあると、ボタンを知らないうちに触ってしまい誤爆する事が多々あると聞いています。確かにこの位置にボタンがあると、何かの弾みで間違って押してしまいそうですね。
また「Bluetoothテザリング」ができないことも欠点です。au系MVNOは「テザリング」が可能です。『SHL23』は「Wi-Fiテザリング」はできますが「Bluetoothテザリング」はできません。どうせならバッテリー持ちが良い「Bluetoothテザリング」ができると良かったところです。
それにしてもコスパは凄い白ロムです。高スペックながら比較的人気があるシャープ製のスマホが、ここまで安くなるとは思っていもいませんでした。
Amazonでも一気にベストセラーランキングに入ってきて、かなり売れています。
【2位】ARROWS Z FJL22
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先月の値上げから、また徐々に白ロムの価格は下落傾向となりました。現在は『SHL23』より少し高い価格で推移しています。コスパは『SHL23』の方が良いので、今月は『FJL22』を2位としました。
ただ、『FJL22』も「高スペック」で不具合もなく、とてもコスパが高い白ロムです。流石に高スペックとあってサクサク動く良い端末です。
ドコモ端末の『ARROWS NX F-01F』と殆ど同じですが、白ロム価格が全然違います。現時点(2014/07/08)で『FJL22』は約1万5000円〜1万9000円と色によって幅がありますが、『F-01F』は約3万8000円なので、約2万円程の金額差があります。初期投資が2万円近く違うと、かなり揺らぎますよね。
一番の特徴は「超急速充電」です。同じ時期に発売された端末は、似たり寄ったりのスペックになっていますが、『FJL22』は「専用クレードル」で充電すると10分の充電でバッテリーを15%ぐらい回復することができます。
朝起きて「充電がない…どうしよう…」なんて事はありません。支度している間に充電できますね。とても助かる機能です。
欠点は「Bluetoothテザリング」ができないことです。『SHL23』と同じく「Bluetoothテザリング」はできません。
わたしも『mineo(マイネオ)』で使用していますが、「セルスタンバイ問題」も起こらず、かなり快適です。かなり自身を持ってオススメできます。
こちらも参考にしてください。
- 『FJL22』と『mineo』でセルスタンバイ問題、バッテリー持ちは?APN設定など
- au系MVNO(格安SIM)参入で白ロム価格に影響は?auの格安白ロム『FJL22』が気になる!
- 【端末レビュー】白ロム『FJL22』はコスパの良さが魅力の激安スマホ!
【3位】Xperia Z Ultra SOL24
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大人気の『Xperia Z Ultra SOL24』がかなり値下げしてきて、白ロム価格はかなり安くなりました。au端末の白ロムとしては高い価格帯ですが、一般的な白ロム価格としてはコスパが良いと思います。
大画面約6.4インチ、大容量3000mAhのバッテリー、ストレージ(ROM)が32GB、防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP5X)と機能面もバッチリです。
SIMロック解除してドコモ系MVNOでも使用できますが、SIMロック解除は簡単にできるものではなく、『isai LGL22』のSIMロック解除より難易度は高い状態です。
また、SIMフリーの『Xperia Z Ultra』も約4万円ぐらいで販売されていますが、技適がなかったりとMVNOでの使用はできません。
【4位】isai LGL22
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4色展開している『isai LGL22』。LGのグローバル展開端末「G2」のローカライズ版です。「G2」より豊富な機能(防水、SDスロットあり)で、「とても綺麗な液晶」「大画面5.2インチ」「スリムで持ちやすい」ことが特徴だと思います。
そしてオマケに、「SIMロック解除が簡単にできる」&「ドコモ系MVNOでデータ通信可能」と一石二鳥な端末になっています。また、『FJL22』や『SHL23』ではできない「Bluetoothテザリング」が可能です。
欠点は、au端末で投げ売りをされているにも関わらず、白ロム価格が高いこと。同じ時期のau端末でSIMロック解除が可能なのは、この『LGL22』だけなので、重宝されているのだと思います。
あと、バッテリーが『FJL22』と比べてみると「ちょっと持たないかな…」という印象です。大差はないですけどね。ただ、同じ時期に発売されたスマホと比べてると、持たない方だなと感じます。
また、カメラに「手ぶれ補正」がない点も欠点かもしれません。ドコモ版の『G2 L-01F』には付いています。どうせなら付けて欲しかったですよね。
デザインは「ダサい」と思っていましたが、ずっと使っていると「良いデザイン」だと思えるようになったのと、意外に持ちやすいんですよね。端末に厚みがない分、手に吸い付くような感じと言えばよいでしょうか。
こちらも参考にしてください。
まとめ
auの白ロムは、ドコモの白ロムよりかなり安いものが多く、高スペックな端末でも1万円台で買えます。これはかなり脅威的なコスパです。全世界で見てもここまで高スペックな端末が安く売っていることはないと思います。
コスパ的にオススメな白ロムは
『AQUOS PHONE SERIE SHL23』
『ARROWS Z FJL22』
の2択となります。初期投資を抑えて『mineo(マイネオ)』で使用するなら、断然この2つがオススメです。
この2端末は、同じ時期の2013冬モデル発売の端末です。これ以前に発売された端末で、安く売っている白ロムもありますが「バッテリー持ち」「スペック」を考えると、この2端末の白ロムがオススメです。
わたしは『ARROWS Z FJL22』をmineo(マイネオ)で使っていますが、とても快適で不満がありません。本当にコスパがいいと実感しています。
今月も先月に引き続き『AQUOS PHONE SERIE SHL23』か『ARROWS Z FJL22』がオススメな白ロムとなりました。それに加えて人気端末『Xperia Z Ultra SOL24』も安くなってきたので、要チェックです!
au系MVNOで白ロムを探している人は是非参考にしてみてください!
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