イオンスマホ『geanee FXC-5A』を発売日に購入し、使って2週間が過ぎたので、再レビューしていきたいと思います。
今回のレビュー記事は、長編になりそうなので4部構成になります。
今回は「どんな人にオススメな端末?編」です。
では、レビューしてみたいと思います!
FXC-5Aのターゲット層は?
突然ですが、イオンスマホ『geanee FXC-5A』のCMって見たことありますか?
見たことがない人は、一度見てみて下さい!
こちらがCMです ↓
CMを観ると、ターゲット層は「主婦」「年配層」といったところでしょうか。
「主婦」と「年配層」は、それほど携帯を使わない人が多く、なるべく安く通信費を抑えたい人が多かったということでしょうか?
確かに「年配層」の人たちが、頻繁に携帯を使ったり、データ通信をするイメージはありません。どちらかというと、緊急時や待受専用といったイメージの方が強いですね。
わたしでさえ、通信費はなるべく安くしたいと思っているので、家計を握っている「主婦」や「年配層」は、安くなることに越したことはないと思っているでしょう。
ターゲットがとても分かりやすいCMになっていますね!
ターゲット層に向けた端末になっているのか?
『FXC-5A』を使用してみて、ずっと疑問だったことがあります。それは
『FXC-5A』は主婦や年配層にオススメの端末になっているのか?
ということです。
というか、わたしが使用した限りでは「ちょっと違うよな〜」と思ったわけです。
確かにイオンスマホ第1弾は『Nexus 4』で、端末の性能も信頼性も問題なく使えるものです。わたしも、かなり使いやすい端末だと思っています。
今回、第2弾として登場した『FXC-5A』は、『Nexus 4』より価格を抑えた分、スペックはかなり劣化した形になります。使いやすさの面でも「しっかりと劣化」しています。
そんな端末が「主婦」や「年配層」に使いやすいのかというと、どうも疑問です。ただ単に価格を抑えただけという印象です。
特に「主婦」や「年配層」にオススメできない理由
細かい所を言えば沢山あるのですが、大まかに下記の点でオススメできない、または、使いづらいだろうなと思いました。
- インターフェイスが所々で英語表記になる
- デュアルSIMの切替の複雑さ
- 端末のスペックに余裕がない
インターフェイスが所々で英語表記になる
「デメリット編」で解説しましたが、途中でインターフェイスが英語表記になれば、ちょっと戸惑いますよね。
狙っているターゲット層が「主婦」「年配層」だとすれば、「使いやすさ」を第一に考えた端末にするべきです。いきなり英語になったら使いにくいどころか「?」状態ですよね。
デュアルSIMの切替の複雑さ
イオンスマホを契約する人で「SIMカードの切替」をする人は、ほとんどいないと思います。
であっても、設定項目に「SIM管理」の項目が目につきやすい一番上にあります。「これは、使えるのか?」と疑問に思う人もいるわけです。
もし、訳もわからずSIMを切り替えてしまい「電話ができなくなった…」「通信ができなくなった…」では困ってしまいます。
端末のスペックに余裕がない。
メモリの少なさ(RAM:512MB)に関しては、ライトユーザーであれば、問題なく使えると「メリット編」に記載しました。
とは言っても、使用量はギリギリのラインなので、メモリ管理(メモリ解放など)をしたほうが確実に良いです。ストレージについても同じことが言えます。
スペック的に余裕が無いのは事実です。どう見ても何年か前のスペックです。まだ現在は、それなりに使えますが、数年使えるかは疑問です。
まとめると
『FXC-5A』は、素人(スマホに詳しくない人)にとっては「ぎりぎりラインの端末」です。
端末価格の安さと引き換えに、「使いやすさ」や「快適性」を犠牲にしています。個人的には犠牲にしすぎだと思います。
「使いやすさ」や「快適性」を犠牲にしたものが「主婦」や「年配層」が使いたい端末になるとは思えません。
では、誰にオススメなの?
大体話しの流れで分かっているかもしれませんが、『FXC-5A』をオススメするのは、「ガジェオタやスマホに詳しい人」「自分でメモリ管理や快適に使えるようにカスタマイズできる人」です。
そういった人たちが使うには最適で、低価格で使いやすい端末が手に入ると思います。わたしもそうです。かなりカスタマイズして、個人的にはかなり満足しています。
しかし、自分の親に持たせるとなると…「変になった!」など質問攻めに合いそうですね(笑)
なので、イオンスマホを「主婦」や「年配層」が持ったとしても、後々サポートできるスマホに詳しい家族がいることを前提にしないと、ちょっと厳しいのではないかと思います。
まとめ
『FXC-5A』をオススメするユーザーは、「ガジェオタやスマホに詳しい人」「自分でメモリ管理や快適に使えるようにカスタマイズできる人」!
このブログ読んでくださっている皆さんが、諸にターゲット層だと思いました!
次回は、総まとめ編をお届けします。
基本的なことに関してのレビューは、こちらの記事を参照して下さい ↓
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