今回は、ドコモ端末の2013-2014冬春モデルで、特に白ロムが安くなっている4端末のベンチマークをまとめてみました。比較しながら見てみましょう。
今回ベンチマークで比較するのは、
- G2 L-01F
- GALAXY J SC-02F
- ARROWS NX F-01F
- AQUOS PHONE ZETA SH-01F
となります。『F-01F』『SH-01F』『SC-02F』は、最近になって白ロムが安くなってきて、MVNO用に検討している人も多いと思います。参考にしてみてください。
ベンチマークを比較!
ベンチマークと共に、CPUのクロック数も表示してあります。高クロックの方がパフォーマンスが良くなる傾向にありますが、クロック数が低い『ARROWS NX F-01F』も、かなり健闘する結果になりました。
端末名 | G2 L-01F | GALAXY J SC-02F | ARROWS NX F-01F | AQUOS PHONE ZETA SH-01F |
---|---|---|---|---|
Snapdragon 800 MSM8974のクロック数 *1 | 2.265GHz | 2.265GHz | 2.15GHz | 2.15GHz |
Antutu Benchmark | 30779 | 31353 | 31929 | 28339 |
Quadrant Benchmark | 19329 | 21457 | 20949 | 18457 |
3DMARK | 15072 | 18740 | 15846 | 13319 |
*1 「2.265GHz」の表示は、「2.3GHz」や「2.26GHz」と表記されていることもある。
各ベンチマーク結果の詳細はこちら ↓
- 『G2 L-01F』のベンチマーク結果
- 『ARROWS NX F-01F』のベンチマーク結果
- 『GALAXY J SC-02F』のベンチマーク結果
- 『AQUOS PHONE ZETA SH-01F』のベンチマーク結果
こうやって見てみると、『GALAXY J SC-02F』が一番パフォーマンスは良さそうですね。しかし、『ARROWS NX F-01F』も3DMARK以外は、ほとんど『GALAXY J SC-02F』と同じようなパフォーマンスになっています。
また、『GALAXY J SC-02F』に関しては、ベンチマークをブーストしている可能性もあるので、鵜呑みにしないようにするのが無難そうです。「GALAXY NOTE 3」では、一部のベンチマークでブーストしているとのことなので、『GALAXY J SC-02F』もブーストしている可能性があります。
基本的に『GALAXY J SC-02F』『G2 L-01F』『ARROWS NX F-01F』に関しては、それ程差がないでしょう。
『AQUOS PHONE ZETA SH-01F』だけは、どのスコアも低い状態になっています。低いといっても、ハイスペック端末なので、端末を使用していてパフォーマンスが悪いと感じることはないです。ただし、何度計測しても、明らかに『AQUOS PHONE ZETA SH-01F』だけスコアが劣ります。スペック重視派の人には、向かない端末と言って良いでしょう。
個人的に驚いたのは、『ARROWS NX F-01F』のパフォーマンスです。クロック数が他機種よりも低い「2.15GHz」となっていますが、「2.265GHz」の端末と肩を比べるぐらいのスコアを叩き出しています。
正直、ここまで良い結果が出ると思っていなかったので、意外な結果でした。
今回は、ドコモ端末、2013-2014冬春モデルをベンチマークで比較してみました。
今後も、2013-2014冬春モデルでおすすめな白ロムの4機種を色々な面で比較していきたいと思います。
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