移動体通信事業者の2014年度版MVNO向け接続料をまとめてみた!今後ソフトバンク系MVNOも出てくるかも!

ドコモ網やau網を使ったMVNOの接続料 (NTTドコモやKDDIに支払う接続料金) が、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルで出揃いました。

4月30日に発表のあったソフトバンクでは前年比で接続料がかなり安くなり、今後、ソフトバンク系MVNOが出てくるかもしれないという印象を持った方は多いのではないでしょうか。

では早速ですが、各社の接続料をまとめてみたので見ていきましょう。L2接続、10Mbpsで月額の接続料となります。

年度 2012年 2013年 2014年
NTTドコモ 2,846,478円 1,234,911円 945,059円
(↓約23.5%)
au 2,751,142円 1,166,191円
(↓約57.6%)
ソフトバンクモバイル 3,517,286円 1,352,562円
(↓約61.5%)
Y!mobile通信網
(ソフトバンクモバイル)
4,900,000円

各資料のリンク先 ↓ (すべてPDFが開きます)

ドコモの接続料について

mvno-docomo

NTTドコモの接続料は、2013年度は123万4911円でした。2014年は94万5059円と前年比で約23.5%のダウンとなります。2012年から2013年では50%以上の値下げだったので、もっと値下げされることを期待していたMVNOも多いかもしれません。

IIJmioを運営しているIIJでは、2014年度の接続料があまり下がらなかったことから、営業利益を下方修正しました。また、接続料の低減率を見込んで、4月からの増量を行なったみたいです。

IIJ関係者にデータ量増大を発表した後に聞いたところ「接続料の値下げを先取りして改定した」と話していたことから、同社ではさらに接続料が低減されると予想して、大胆にデータ容量の改定に踏み切ったと思われる。

引用元:
NTTドコモの接続料改定にMVNOが顔面蒼白 ━━データ通信料値下げ合戦に終止符が打たれるか

少し話がズレますが、4月から速度が遅くなっているドコモ系MVNOがかなりありますが、もしかしたら接続料が関係しているかもしれませんね。

ほとんどのドコモ系MVNOは4月から速度が遅くなっているのを確認しています。

IIJmioが(接続料の値下げを先取りして)4月から増量を行う

他MVNOも追随して、値下げや増量

接続料があまり下がらなかった

思っていた以上に接続料が値下げされなかったことから、帯域の借り入れに制限や一定の帯域により多くのユーザーを詰め込む

4月から速度低下

といったパターンのような気もしますが…
特にIIJ系MVNOは4月からかなり遅くなっていますね(IIJは随時増強と5月末に大幅な増強はする予定とのこと)。

ただ単に4月という季節柄で、ユーザー数が増えて速度低下しているだけならまだしも、接続料があまり値下げされなかったことによって帯域の借り入れを制限しているようであれば、速度低下した状態が今後続くのではないかと少し気がかりです。

KDDIの接続料について

mvno-kddi

KDDIの2014年の接続料は116万6191円と、2013年の275万1142円から大幅に安くなりました。約57.6%ダウンです。NTTドコモと比べて約20万程高いですが、以前と比べると、かなり競争力のある価格になっています。

個人的には、au系MVNOは今後増えていきそうな予感がします。ただ、VoLTE対応のSIMカードが販売されていないため、VoLTE対応端末が使えなかったり、iOS8が使えなかったりと、何かと制約が多いのが現状です。

iOSはapple側の問題みたいなのでどうすることもできない状況のようですが、VoLTE対応端末がau系MVNOで使えるように対応したSIMの発行をしてほしいものです。

何はともあれ、接続料はかなり安くなったことから今後、参入する業者が増えることを期待したいですね!

ソフトバンクモバイルの接続料について

mvno-softbak

一番驚いたのは、ソフトバンク網の接続料ではないでしょうか。
2013年は351万7286円とかなり高い状態でしたが、2014年は135万2562円と約61.5%ダウンです。以前、2014年中にソフトバンク系MVNOが誕生するかもと話題にもなりましたが、結局登場せずじまいでした。今年は出てくることを期待したいですね。

ただNTTドコモと比べると、2014年度の接続料は約40万の差があります。わざわざソフトバンクの通信網を使って事業をする業者が現れるかも気になるところです。

まとめ

2013年度までは、KDDI、ソフトバンクモバイルの接続料は非常に高く、MVNOもNTTドコモ回線網を使うことが多かった状況ですが、今後はau系MVNOが増えること、ソフトバンク系MVNOが出てくることに期待したいですね!

情報源:

5 Responses to “移動体通信事業者の2014年度版MVNO向け接続料をまとめてみた!今後ソフトバンク系MVNOも出てくるかも!”

  1. ノブ より:

    大変興味深いレポートでした。新規参入によるau系の更なる活性化を期待してます。

    • 管理人 より:

      ノブさん

      auも増えてくると良いですよね!
      速度速報の方にUQ mobileとmineoを追加しました!

      • ノブ より:

        ありがとうございます!
        話は変わりますが、昨日携帯キャリア3社の決算発表があってauが増収増益絶好調だったんですが、社長曰く
        「MVNOは正直増えないで欲しい」
        接続料の引き下げ方を鑑みるに、言ってることとやってることが矛盾しますね…。

        • 管理人 より:

          ノブさん

          確かに矛盾していますが、致し方ない部分なんでしょうね…
          ドコモ系MVNOに流れるぐらいならば、接続料下げてでもau系に止めたい思いもあるのではないでしょうか。

          キャリアがもっと安くなれば、MVNOなんて使わないのですが(笑)

  2. ノブ より:

    そうですよね。「無料」通話とか、使うか使わないかはユーザーが決めるべきサービスを抱き合わせて高値で売り付けるの、やめて欲しいですよね。あと、端末メーカーも、どのキャリアのSIMを挿しても使えて、且つおサイフとかフルセグなどの日本機能を動かす部品も標準搭載した端末の開発・製造に力を注ぐべきではないかと、強く思いました。

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