MVNOに「SMS付き」SIMカードを使う4つの理由

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MVNOのSIMを購入、契約する際に「モバイル通信のみ」か「SMS付き」のSIMカードにするか迷ったことはありませんか?また、なぜSMS付きのSIMカードが必要なのか疑問の方も多いと思います。

SMS付きSIMカードの場合、どのMVNOと契約してもSMSの使用料として月額料金が発生します。100円~200円程度の料金です。データ通信代金を安く済ませるためにMVNOを使っているという人が多い中、別途月額料金が発生するSMSを付ける必要性があるのでしょうか?

SMS付きのSIMカードを使う理由を詳しく見ていきたいと思います。

4つの理由をまとめてみた!

理由その1.セルスタンバイ・アンテナピクト問題

MVNOを使用した際に、「セルスタンバイ・アンテナピクト問題」が高い確率で発生します。

この問題の詳細は、下記の記事を参考にして下さい。
「セルスタンバイ問題」をきちんと対策して、バッテリーを長持ちさせよう!

簡単に説明すると、電波があるにも関わらず電波の表示がされず、常に電波を探し続ける現象が発生します。そのような状態のために、電池持ちが「非常に悪い状態」になってしまいます。スマートフォンで、1日も持たずに電池切れが起こるような状況になってしまったらかなり困りますよね。そのような状態を解決するためにSMS付きがあるのです。

これは、SIMを入れる端末によって起こる場合もあれば、起こらない場合もあります。MVNOを使用する端末が決まっている場合、まずは「セルスタンバイ・アンテナピクト問題」が発生しないかインターネットなどで確認してみることをお勧めします。

ここで、対象端末でセルスタンバイ・アンテナピクト問題が発生している場合は、SMS付きSIMを選んでみましょう。SMS付きSIMカードにすることによって、ほとんどの場合でこの問題が解決されます。

理由その2.基地局の位置情報の取得をするため

基地局の位置情報に関しては「SMS付きSIMカード」であれば、位置情報を掴むことができる可能性が高いのですが、SMSなしの場合は掴むことができません。(すべての端末で基地局の位置情報を取れるとは限りません。)ここでいう位置情報というのは、GPSによる位置情報ではなく、データ通信による基地局の位置情報の事です。基地局の位置情報が分かると、基地局から自分のいる位置も測れるので、どこに端末があるか分かります。

GPSが使える端末であればGPSを使えば、位置情報を掴むことができますよね。しかし、GPSが非搭載の端末を使っていたりした場合などに、位置情報を取る手段は「SMS付きのSIMカード」しかありません。それに、いくらGPSが付いていたとしても、常に「ON状態」にしている人はなかなかいないのではないでしょうか(バッテリーの減りが早くなるため)。

なぜ基地局の位置情報を使えるようにしたいかと言うと、
例えば、端末を紛失した際にGPSをONにしていなかったり室内(GPSが掴めない)にいたりすると、どこで端末を無くしたのか探すことができません。そんな時に「SMS付きSIMカード」を入れておくと(電波が入る場所であれば)位置情報が掴める場合が多いのです。

また、マップなどを使っている際に「SMS付きSIMカード」の場合は、すぐに位置情報を反映します。どこに自分がいるのか、端末があるののか、すぐに分かります。多少の位置情報のズレがありますが…GPSだと位置情報が分かるまで、それなりに時間が掛かってしまします。急いでる時などには、すぐに分かって欲しいものですよね。

このような理由で、SMS付きを選ぶ人も多いのです。

理由その3. SMS機能を使うため

純粋にSMSを利用したいユーザーも多いため、SMS付きを選択することもあります。

例えば、Lineの認証など、SMSによる認証プロセスをMVNO使用の端末で行いたい場合などです。

理由その4.SIMフリー版iPhone 5c/5sでの使用

SIMフリー版のiOS7のiPhone 5c/5sの場合、SMS付きでないとLTEが使えないことが理由でSMS付きを選択することになります。

iOS7.1からは、SMS付きでないSIMでもLTEが使えるようになりました。しかし、アンテナピクトの表示は表示されません。iOS7.1の場合すべてのSIMでテザリングが使用できないとの情報がありました。

iPhone5c/5sの場合は、どのような状況(iOSのバージョン)で使用するのかを確認してSMS付きか無しかを選択することが大事です。

まとめ

SMS付きSIMカードを使う大抵の理由は「セルスタンバイ・アンテナピクト問題」を解決するためでしょう。バッテリーの持ちが全然違ってくるので、SMS付きSIMカードを使用したい人は多いと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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