この記事ではXiaomi Redmi 9Tのスペックや格安スマホとして販売しているMVNOをまとめてみました。Xiaomi Redmi 9Tは2021年2月5日に64GBモデルが発売。続いて2021年7月2日に128GBモデルを発売しました。
Redmi 9Tの詳細スペック一覧
名称 | スペック | |
---|---|---|
OS | ColorOS 11 based on Android 11 | |
SoC | SoC | Snapdragon 662 |
CPU | Kryo 260 | オクタコアCPU | 最大2.0GHz | |
GPU | Adreno 610 | |
ストレージ容量 | 128GB(UFS2.2) / 64GB(UFS2.1) | |
メモリ容量 | 4GB(LPDDR4X) | |
ディスプレイ | サイズ | 6.53インチ |
解像度 | FHD+ 2340×1080 | 395 ppi | |
ディスプレイ種類 | LED(液晶) | |
リフレッシュレート | 公表なし(60Hz) | |
タッチサンプリングレート | 公表なし | |
SIMトレイ | nano SIM +nano SIM + MicroSDカード | |
eSIM | ✕ | |
Wi-Fi | 2.4GHz/5GHz Wi-Fi | 対応プロトコル 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.0 | |
衛星測位システム(GNSS) | GPS、A-GPS、BeiDou、QZSS(みちびき) | |
周波数 | 5Gネットワーク | なし |
LTE(4G) | LTE FDD:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 LTE TDD:B38/40/41 | |
3G WCDMA | B1/2/4/5/6/8/19 | |
2G GSM | 850/900/1800/1900MHz | |
カメラ | 標準カメラ | 4800万画素 | f/1.79 |
超広角 | 800万画素 | 視野角120° | f/2.2 | |
マクロカメラ | 200万画素 | f/2.4 | |
フロントカメラ | 800万画素、f/2.04 | |
動画 | 1080p: 1920×1080 (30fps時) 720p: 1280×720 (30fps時) | |
NFC | なし | |
音周り | スピーカー | デュアルスピーカー |
イヤホンジャック | ○ | |
センサー | 近接センサー | 周囲光センサー | 加速度センサー | 電子コンパス | 振動モーター | 赤外線ブラスター | |
バッテリー | 6,000mAh | |
充電 | 18W急速充電 | |
防滴・防塵 | 公表なし | |
外寸 | 横幅 | 77.3mm |
縦幅 | 162.3mm | |
厚み | 9.6mm | |
重量 | 198g | |
カラー | オーシャングリーン、カーボングレー | |
パッケージ内容 | Redmi 9T(本体) | ACアダプター(22.5W 急速充電器) | USB-Cケーブル | SIM取り出しピン | 保護ケース(試供品) | ユーザーガイド | 保証書 |
特徴としては、エントリーレベルの機種の割には、デュアルスピーカーに対応していたり、18W急速充電に対応していたりする点。また、バッテリーが6,000mAhとなっており電池持ちがよいでしょう。
4G(LTE)の対応Band・周波数を確認
各キャリアの主要な周波数(絶対に対応しておいてほしい周波数)は背景が水色になっています。
4Gの周波数 | ドコモ 周波数 | au 周波数 | ソフトバンク 周波数 | 楽天 周波数 | Redmi 9T |
---|---|---|---|---|---|
B1 (2.0GHz) | ◎ | ◎ | ◎ | – | ○ |
B3 (1.7GHz) | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
B8 (900GHz) | – | – | ◎ | – | ○ |
B11 (1.5GHz) | – | ○ | ○ | – | ✕ |
B18/26 (1.5GHz) | – | ◎ | – | ◎ (パートナー回線) | ○ |
B19 (800MHz) | ◎ | – | – | – | ○ |
B21 (1.5GHz) | ○ | – | – | – | ✕ |
B28 (700MHz) | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
B41 (2.5GHz) | – | ○ | ○ | – | ○ |
B42 (3.5GHz) | ○ | ○ | ○ | – | ✕ |
基本的にどのキャリア、格安SIMでも利用可能な端末と言えるでしょう。
個人的にはBand42は対応してほしいところですが、海外メーカーのSIMフリーはBand42に対応しているものが少ないのが現状…。ただ、今ライバルとなりうるOPPOの同時期に発売しているReno5 A、A54 5Gなどは対応しています。
Xiaomi Redmi 9Tの販売価格は?
Redmi 9Tの64GBモデルは17,490円、128GBモデルは21,800円となっています。
格安スマホとして販売しているMVNOは?
格安スマホとして端末と格安SIMのセットで販売しているMVNOをまとめてみました。端末セットで購入することで単体購入するよりも大幅に割引になるMVNOもあるので、ぜひ、チェックしてみてください。
販売MVNO、販売価格一覧表
※表示価格は特に記載がない限り「税込」です。
販売しているMVNO | おすすめ度 | 新規契約時の 端末料金 | MNP乗り換え時の 端末料金 | リンク |
---|---|---|---|---|
IIJmio | ○ | 15,180円 | 110円 | |
OCN モバイル ONE | ◎ | 1円 | 1円 | |
mineo | △ | 16,368円 | 3,300円 | |
NUROモバイル | – | – | ||
イオンモバイル | ✕ | 17,380円 | ||
HISモバイル | – | – | ||
exciteモバイル | – | – | ||
BIGLOBEモバイル | – | – | ||
楽天モバイル | – | – | ||
ワイモバイル | – | – | ||
UQモバイル | – | – | – |
端末セットでは、端末の本体代金の他に格安SIM契約の初期費用として「初期手数料3,300円」と「SIMカード発行手数料433.4〜446.6円」が発生します。ただ、キャリアのオンライン専用ブランドやサブブランドでは初期費用が無料のところが多いです。
格安SIMでは初期手数料が無料や半額になるキャンペーンがおこなわれている時があります。キャンペーン情報をしっかりチェックしておきましょう!このような時期に端末セットを購入するとトータル費用が抑えられます。
IIJmio
【MNP限定端末セットセール!2022年4月30日まで】
IIJmioではMNP限定で端末代金が大幅に割引になるキャンペーンを実施しています。また、12カ月間+1GBになるキャンペーンも同時に行っており、他社と比べても端末セットが最安値になる可能性が高いです。
MNPの場合、Xiaomi Redmi 9Tは110円となっています。
IIJmioではドコモ網とau網のプランがあり、Redmi 9Tはドコモ網のみセット販売しています。他社ではau網での端末セットを購入することができますが、なぜゆえかドコモ網のみです…。
費用名目 | 料金 |
---|---|
初期手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | タイプD:433.4円 タイプA:446.6円 eSIM:220円 |
加入条件 | 計算式 | 初期費用を含めたトータル料金 |
---|---|---|
新規加入(ドコモ網) | 15,180+1+3,300+433.4 | 18,914.4円 |
MNP加入(ドコモ網) | 110+3,300+433.4 | 3,843.4円 |
IIJmioで販売されていた端末料金(端末代金のみ)の最安値は下記の通り。
- 新規契約 – 15,180円
- MNP契約 – 110円
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEでは常時端末セールが行なわれており、OCN モバイル ONEの音声通話SIMとセットでスマホが安くなります。セール対象商品、割引金額は時期によって大きくことなるため、いつ最安値だったかも確認するのがベストです。
Redmi 9Tは新規、MNPともに最安値となる1円。今、一番安くなっています。
費用名目 | 料金 |
---|---|
初期手数料 | 3,300円 |
SIMカード発行手数料 | 433.4円 |
名目 | 計算式 | 初期費用を含めたトータル料金 |
---|---|---|
新規加入 | 1+3,300+433.4 | 3,734.4円 |
MNP加入 | 1+3,300+433.4 | 3,734.4円 |
OCN モバイル ONEで販売されていた端末料金(端末代金のみ)の最安値は下記の通り。
- 新規契約 – 1円
- MNP契約 – 1円
Y!mobile(ワイモバイル)
ワイモバイルでは新規、MNP転入(ソフトバンク系以外のみ)で一括1円となります。現在、オンラインストアでは在庫なしの状態となっています。
費用名目 | 料金 |
---|---|
初期手数料 | 3,300円 → オンラインストアなら0円 |
SIMカード発行手数料 | なし |
Xiaomi Redmi 9Tはどこで購入するのがおすすめ?
新規、MNP共にOCN モバイル ONEでトータル費用は3,734.4円となっています。
- 新規、MNP共にOCN モバイル ONEが安い!
Redmi 9Tミニレビュー
実際に利用してみて、「エントリーレベルだな…」と思う動作感や安っぽい外観ですが、デュアルスピーカーや電池持ちの良さ、急速充電対応(充電器付属)などを考慮するとコストパフォーマンスはそこそこよい機種。
SD662ですが動作感は今となってはエントリーレベル。SD480のOPPO A54 5Gの方がキビキビと動く印象です。また、モバイル回線はCAなどには対応しておらず、必要最低限という形です。
個人的にはもう少し動作感が良いほうが長く使えるかなということと、MIUI13へのアップデートはないようでその点が残念。とは言え、スマホは電話の待受ぐらいにしか使わないなどのライトユーザーには十分な機種に仕上がっており、そういった方にはおすすめできそうです。