どのMVNO(格安SIM)を使っていても、必ず通信速度が落ちる時間帯があります。そして、速度が落ちるだけであれば良いのですが、回線品質の悪いMVNOだと全く繋がらない状態になってしまいます。そんな状況になる時間帯がいつなのか、見ていきたいと思います。
速度が落ちる時間帯は?
それは、平日の12時〜13時の間です。
何故かと言うと、平日働いている人たちがお昼休みになり、トラフィック量が非常に増える時間帯だからです。お昼休みの時間帯に携帯を使う人が増えるため、ネットワーク回線が混み合ってしまうのです。
各MVNOは回線速度はベストエフォート方式による提供です。これは、使う人が多くなればなるほど速度が落ちてしまう仕組みになっています。
回線に安定感がある「OCN モバイル ONE」や「BIGLOBE LTE・3G」でさえ、かなり速度が落ちます。
どれくらい落ちるかというと、高速通信が可能な時で最低速度「50kbps」を記録しました。平均としては「300kbps」ぐらいです。ただ、高速通信ができる状態の時に「ここまで落ちるのか…」と思うかもしれませんが、品質の悪いMVNO(格安SIM)の場合は、全く繋がらない状態になってしまいます。(いくつか確認しています)
実際に測ってみました
12時〜13時までの間で検証してみました。検証に使った使ったMVNOは「OCN モバイル ONE」です。
「BIGLOBE LTE・3G」でも検証してみたのですが、同じような結果だったので「OCN モバイル ONE」だけ掲載します。
12時前半は、速度が落ちても快適に使えるぐらいの速度が出る。
12時30分ぐらいが一番遅いピークだった。
最速でも「50kbps」しか出ず流石に遅く感じた。
徐々に速度が戻ってきた。
13時になった途端に速度が速くなる。
検証結果から言えることは、MVNO(格安SIM)を使用予定の人は、
- 平日12時~13時で使用するかどうか
- 安定した回線はどのMVNO(格安SIM)か
をしっかりと検討することが大事です。ちなみに、13時過ぎると高速通信にあっさりと戻ります。みごとなものです。なので「平日12時〜13時」は要注意の時間帯なのです。
まとめ
平日の12時〜13時の時間帯は、速度が遅いことを認識しておくこと!
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