今まで使っている端末に挿入されているSIMカードのサイズなどを気にしたことはありますか?大抵の方はありませんよね。
しかし、MVNO (格安SIM) の契約する場合、自分でSIMカードの種類を決めなくてはなりません。なので、ここでは、SIMカードの種類とサイズ、SIMカードの選び方について解説してきます。
SIMカードには「標準SIM」「MicroSIM」「nanoSIM」の3種類あります。それぞれで違うのは、SIMカードの大きさです。では、詳しく確認していきましょう。
- 標準SIMカード
- 25mm×15mmの大きさのICカード。一昔前のAndroid端末、iPhone 3G/3GSで採用されていたSIMカードです。ここ最近では、格安スマホと呼ばれる低価格帯の端末の3G専用端末で標準SIMが採用されていることがあります。
- microSIMカード
- 15mm×12mmの大きさのICカード。現在、主流のSIMカードで、Android端末とiPhone 4/4sで採用されています。現在のAndroid端末は、大体このmicroSIMカードになっています。
- nanoSIMカード
- 12.3mm×8.8mmの大きさのICカード。nanoSIMカードは本当に小さくて、すぐに無くしてしまいそうな大きさです。iPhone 5/5c/5sで採用されていて、Android端末はごく一部で採用されていてす。auから発売されているLGL22や、Xperia Z3/Z3 compactもnanoSIMを採用しています。
SIMを購入する時やMVNO (格安SIM) を契約する際に、SIMカードの大きさを選ぶ事になりますが、各MVNOによって選択できるSIMカードの種類が異なります。大抵「標準」「Micro」「nano」のSIMカードが揃っていますが、中にはnanoSIMカードが選択できないMVNOも存在します。
SIMのサイズはどれを選べばよいのか?
もちろん端末に採用されているサイズのものを選ぶのが一番ですがが、MVNOを長期間運用すると、後々端末を変えることも想定しておいたほうが良いかもしれません。
ここで迷うのが、「SIMカードをどのサイズを選べばよいのか?」ってことです。端末を変えた時に今まで使っていたSIMサイズが違うため、使えないことも多々あります。
SIMサイズが違う場合、各MVNOにSIMカード交換を申し込めば良いのですが、その場合には、別途費用 (大抵3,000円) と手続きなどが必要になります。それを避けるためにも、MVNO (格安SIM) を契約する時から「nano」SIMカードを選んでおくのもひとつの手です。また、SIMカードをカットする人たちも多くいます。
SIMアダプタを使用する
端末側がmicroSIMカードや標準SIMカード対応の場合は、nanoSIMカードにアダプターをつければ装着することが可能です。アダプターとは下記のようなものです。
[amazonjs asin=”B00A17DPPO” locale=”JP” title=”黒【iPhone5s 5c 5〓純正】ドコモ〓foma対応 nano SIM micro sim変換アダプタ 3点セット For iPhone 5 4S 4 nano sim→SIMカード or nano sim→micro sim +MicroSIM→SIMカードアダプター(黒)3セット×2″]
[amazonjs asin=”B009A6EC9A” locale=”JP” title=”mobee Nano SIM MicroSIM 変換アダプタ 3点セット For iPhone 5 4S 4 ナノシム→SIMカードorMicroSIM MicroSIM→SIMカード”]
これでnanoSIMを、microSIMまたは標準SIMに変換することができます。
ただし、端末によっては、このSIMアダプターを付けてSIMカードを挿入すると、端末側の接触部分を痛める可能性があります。わたしは、まだ経験がないですが、端末をダメにしてしまった人が多くいます。
また、SIMカードを押し込むタイプで挿入するものは、挿入した後に抜こうとしても抜けない (抜けにくい) 場合があります。アダプターとSIMカードの隙間に、端末の突起部分が引っかかる時があるみたいです (わたしも何度か経験済み…何とか抜けましたが、無理に引っ張ると端末破損の恐れあり) 。
SIMアダプターを使う場合は、くれぐれも注意してください。
SIMカードをカットする
microSIMを持っているが端末はnanoSIM、標準SIMを持っているけど端末はmicroSIMの場合など、SIMカードが大きくて入らない場合があります。この場合には、SIMカッターというものがあり、SIMサイズを小さく切り落とすことができます。
[amazonjs asin=”B009V5Z2RG” locale=”JP” title=”リマーク ジャパン NanoSIM カッター 3種のアダプタ付 iPhone5/iPhone4S/4用 通常サイズのSIMをnanoSIMサイズに簡単にカット”]
これで、SIMの大きさを小さくカットしてしまう方法です。ここでも注意点があります。SIMカードは、各MVNOから貸し出されたものです。なので、解約すると返却しなければなりません。返却する際にSIMカットしたSIMの場合、破損として3,000円のSIM代金が発生する場合があります。
はじめにnanoSIMカードを選択してSIMアダプターでサイズを調整した方が、SIMカットするよりも良いと思いますが、くれぐれも端末破損にならないように注意して下さい。
個人的な意見として
人それぞれで考え方は違いますが、個人的にあまりリクスを冒したくありません。
なので、わたしの場合、MVNOと契約時には「microSIM」を選択します(端末がnanoSIMだった場合、nanoSIMを選択)。
現在、端末が多く採用しているのが「microSIM」です。iPhoneやXperia Z3で、最近はnanoSIMを採用するものがありますが、まだ俄然と「microSIM」を採用している端末の方が多い状況です。なので、今後登場する端末も含めて、大抵の端末で「microSIM」を使い回しすることができると思います。
まとめ
SIMカードの種類は3種類ありました。現在はmicroSIMが主流です。
端末に合ったSIMカードを選ぶのも良いですが、長期間運用する予定であれば、今後の事も考えてSIMカードを選んでみると良いかもしれません。
参考にしてみてください。
コメント
コメント一覧 (2件)
機種別に大きさが掲載されているサイトはございませんか
すいません、知りません。