【レビュー】『freetel priori2』はスペック重視派に!1万円で買えるコスパ最強SIMフリー端末!【前編】

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今回は、freetelから発売されているSIMフリースマホ『priori2』のレビューをしたいと思います。priori2は、ブラック/ホワイトが9,980円 (税別) で販売されている “超格安スマホ” です。以前なら国内販売のSIMフリスマホが約1万円で購入できるなんて考えられないことでしたね。

最近では、ローエンド端末が1万円以下で販売されていることが多い状況になってきました。ただやっぱり1万円の端末は、ローエンド端末という印象が強く、どうしてもメイン端末として使えるものがない状況です。

そんな中で、1万円端末でもメイン端末として使えると感じたのが『priori2』です。priori2はローエンド端末というよりは、ミドルレンジクラスの端末という印象。実際に使ってみるとコスパの良さを実感できるはずです。わたしも使ってみて「1万円端末でも、ここまで使えるのか!」と思ってしまいました。約1万円で購入したい、尚且つスペックを重視する人にはオススメですよ。

ただ、多少使いづらいタッチパネルや、1万円程度と思えるような外観など、コストカットしているように思える部分も見受けられます。

では、実際に使ってみた感想やスペック、メリット・デメリットなど、色々な視点からレビューしてみたいと思います。

スペックはミドルレンジクラス!

まずは、主要なスペックを確認してみましょう。

OS Android 4.4.2
SoC MediaTek MT6582 1.3GHz クアッドコア
ディスプレイ(サイズ・解像度) 4.5インチ 854×480(FWVGA)
RAM / ROM 1GB / 8GB
3G (W-CDMA) 800MHz(B19,B6)、2100MHz(B1)
GSM 850/900/1800/1900MHz
SDスロット 最大32GB
カメラ 背面:500万画素 / 前面:200万画素
Wi-Fi 802.11b/g/n
Bluetooth 4.0 LE対応
GPS A-GPS対応
センサー 加速度/接近センター、電子コンパス搭載
バッテリー 1700mAh、取り外し可能
サイズ 132.8 x 66.3 x 8.9mm
重さ 132g

priori2は、約1万円で購入できる端末でありながら、パフォーマンスが良い端末です。同じ価格帯のSIMフリースマホと比較しながらポイントを解説してみたいと思います。

MediaTek MT6582を搭載!

同じ価格帯のSIMフリー端末よりもSoCのスペックが良いことが特徴の一つです。
priori2のSoCはMediaTek製の「MT6582 1.3GHz クアッドコア」となり、Antutu Benchmarkで約18,000〜19,000台のスコアです。

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↑ priori2でAntutu Benchmarkを計測した結果

同じ価格帯のPolaroid piguやgeanee FXC-35のSoCは、MediaTek製の「MT6572M 1.0GHz デュアルコア」となり、priori2よりも劣る性能です(Antutu Benchmarkは約11,000前後)。動きは、やはりpriori2の方がサクサクです。piguやFXC-35も動きは良いですが、ワンテンポ遅れるような時が多く見受けられました。

また、Coviaから発売されているFLEAZ F4sのSoCは、Broadcom製 「BCM23550 1.2GHz クアッドコア」となります。Antutu Benchmarkのスコアは約11,000前後となります。

こうやって比べてみると、priori2は約1万円の端末の中で、性能が高い(ベンチスコア、動作感が良い)結果でした。実際に国内販売されている約1万円で買える端末を “全て(Z200,pigu,F4,F4s,priori,FXC-35)” 購入して使ってみましたが、動作感はpriori2が一番良いと感じました。

メモリは1GB搭載

メモリ搭載量も同じ価格帯のSIMフリー端末の中では搭載量が多くRAM:1GBとなります。
同じ価格帯のpigu、fxc-35、FLEAZ F4sは、RAM:512MBとなります。どの端末もAndroid 4.4以上なので、RAMが512MBでも困る場面は少ないですが、やはり多い方が安心できますね!

電子コンパス搭載

約1万円台のSIMフリー端末の中で、“唯一” 電子コンパスが搭載されています。priori2の最大のライバル機となるFLEAZ F4には、電子コンパスは搭載されていません。地図をよく使う方にはうれしいですね!

スペックまとめ

priori2は、約1万円で購入できる端末ですが、ロースペック端末ではなく「ミドルレンジクラス」の端末。サクサク動く動作感、メモリ容量は1GB、電子コンパスなど他の1万円端末よりもパフォーマンスが良いのが魅力です。安くてパフォーマンスが良いので、コスパはかなり良い端末だと思います。

しばらくメイン端末として使ってみたのですが、殆ど不満がなく、個人的にはかなりオススメしたい!

メリット

では、次に実際に使ってみて、良かった点 (メリットだと感じた部分) をまとめてみました。

  • サクサク動く動作感
  • 4.5インチのコンパクトさ、持ちやすい端末!
  • 電池持ちが良い!
  • 解像度が低いがなかなな綺麗な液晶!
  • フロントスピーカー
  • バックカバーが27色

スペックの箇所でも述べていますが、priori2はメイン端末としても十分快適に使えます。また、大抵のゲームも動いてしまいます。ただ、やはりミドルレンジ端末なので、ハイエンド端末と比べると見劣りしますが、値段からすれば、パフォーマンスの良さはかなり感じるはずです。

わたしは、ネット閲覧、メール、Line、Twitter、ニュース系アプリぐらいしか使わないライトユーザーです。ライトユーザーであれば、priori2は快適そのものです。また、YouTubeなど動画も問題なく快適ですよ。

約4.5インチの中で一番持ちやすい!

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横幅と厚みがほぼ同じ大きさの端末として、Covia FLEAZ F4s、Acer Z200、G2 mini、Xperia Z3 Compactなどを所有していますが、持ち比べてみると一番持ちやすいのは、なんと「priori2」でした。Xperia Z3 compactやG2 mini、FLEAZ F4sも持ちやすのですが、しっくりくるのはpriori2。背面のラウンドがいい感じに手にフィットします。

電池持ちも期待以上!

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バッテリー容量は、1,700mAhとキャリア端末と比べると少ないですよね。同じサイズぐらいのXperia Z3 Compactは2,600mAh搭載となります。

ただ、ライトユーザーであれば、1日は問題なく電池が持つでしょう。「1,700mAhのバッテリー容量は少ないのでは?1日持たないのでは?」と少し不安でしたが、使ってみて意外と電池持ちが良く、バランスが良いと感じました。

解像度は低いが、なかなな綺麗な液晶!

液晶は解像度が854×480 (FWVGA) と、ここ最近のキャリア端末ではなかなか見かけない解像度の低さです。Xperia Z3 Compactと比べるとやはり劣ります。しかし、十分綺麗な液晶です。液晶の最大の明るさ (輝度) も、Z3 Compactの方が明るいですが、必要十分な明るさを確保しています (日光直下だと少し見難いかも…) 。

フロントスピーカー

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priori2は、ナビゲーションキーの下にスピーカーが付いています。何気にこのスピーカーが音が良かったりします。低価格帯の端末によくある、ガサついた様な音質ではなく、温かみがあるような感じです。音が割れにくいという
か。1万円端末なので、スピーカーはあまり期待していませんでしたが、ちょっと嬉しかったりします。
(1万円端末で比べた場合なので、過度な期待はしないほうがいいですよ!)

また音量も十分で、申し分ないスピーカーだと思います。

バックカバーが27色

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バックカバーは別途購入可能となっており27色展開しています (2015/02/23時点で、19色発売中) 。27色もあると自分好みの色が選べそうですね!ちょっとした気分転換にカバーの色を変えるのもアリですよね!

メリットまとめ

メリットが多くありましたが、その中でも「4.5インチのコンパクト端末が1万円で買える、そして動作もサクサク動くこと」が大きな魅力だと思います。本当にこれだけで満足度が高いと思います。

ここまで良い点 (メリット) を多く取り上げてきましたが、次からはデメリットを取り上げたいと思います。残念ながらpriori2は、デメリットもある端末です。メリット・デメリットの特徴を上手く捉えて、自分に合っている端末なのか判断することが大事です。

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • こんにちは。いつも参考にさせていただいております。
    priori2をipod touchのように使うことはできるのでしょうか?
    具体的には、以下のような状況です。
    現在、ポケットWifi(HUAWEIのE5377)を持っていて、OCN モバイルONEのSIMを利用しています。
    お尋ねしたいのは、priori2にSIMを挿さずに、E5377のWifiに接続して、インターネット利用が可能か?です。
    ご回答いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。

    • トミーさん

      priori2はSIMを刺さなくても問題なく起動することができます。iPhoneのようにSIMを刺さないと使えないようなことはありません。
      なので、priori2にSIMなしでも、Wi-Fi接続してインターネットの利用が可能です。

  • 管理人様
    ご回答ありがとうございました。
    これからもブログ楽しみにしています!

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