「FXC-5A」のデュアルSIMの仕様を確認しよう!かなり難解な仕様…

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今回は「geanee FXC-5A」のデュアルSIMの仕様について解説してみたいと思います。

「FXC-5A」は、デュアルSIMになっています。しかし、同時に通信することはできず、手動で切り替えが必要です。

切り替え式なので、あまりデュアルSIMの恩恵が受けれませんが、それでも搭載していると助かるので使ってみようと思ったのですが、かなり分かりづらい仕様となっています。

記事を読むのにも根気がいると思うので…暇な時にでもどうぞ!

デュアルSIM対応でも、2つ同時に「3G」通信はできない

「3G」通信を同時にできない理由として、端末のチップが対応していないだけなのか、世の中的に一つの端末で「3G」通信を2回線使うことが出来ないのかは分かりません…

とにかく同時に「3G」通信はできないことを覚えておいてください。

設定を確認してみよう!

今回は音声SIMとしてドコモのSIMカード、データ通信としてBIGLOBE LTE・3GのSIMカードを使用しています。データ通信用のAPN設定はすでに済ませた状態からの解説となります。(今回の記事には関係ありませんが…)

では、画像を参照しながら設定方法を追って行きましょう。
すべての画像はクリックで拡大可能です。

左側画像の「設定」項目にある「SIM管理」をタップします。そうすると右側画像の画面が現れます。

まずは、ここで確認しましょう。一番上の赤枠内を見てみると青色でアンテナピクト(電波表示)が立っています。
これは、「SIM情報」エリア内の「biglobe」に青色、「DOCOMO」にオレンジ色のマークが付いていますが、これがこのアンテナピクトのマークの色と同じ色になります。
よって今は「biglobe」の電波を拾っているということです。

また「SIM情報」箇所の赤枠内は、オンの状態を表しています。「biglobe」のSIMをオン、「DOCOMO」のSIMもオンにしている状態です。

しかしアンテナピクトは「biglobe」だけしか立っていない事に注意しましょう。2つのSIMをオン状態なのに、アンテナピクトは1つだけ。これを覚えておいて下さい。あとで理由が分かります。

では、次に行きます。
「基本設定」部分で音声通話は「DOCOMO」、メッセージは「DOCOMO」、データ通信は「biglobe」の設定になっています。文字通り、音声はドコモのSIMカード、データ通信はBIGLOBE LTE・3GのSIMカードを使うという設定をここで行っています。

「音声通話」や「データ通信」箇所をタップすると、設定項目が出てきて、切り替えることができます。

今回はこのままで、「設定」に戻ります。

左側画像の「設定」画面で「その他…」をタップし、右側画像に切り替わります。「モバイルネットワーク」をタップ。

今、「データ通信」の箇所が「biglobe」になっているのが分かります。これは「SIM管理」の「データ設定」が「biglobe」になっていることを確認しましたよね。その箇所が反映されている形です。

次に「3Gサービス」をタップします。そうすると、右側画像に切り替わり「有効3G」の箇所が「biglobe」に設定されているのが分かります。

アンテナピクトが青色に表示されていた理由は「有効3G」が「biglobe」に設定されていたからです。

では、「有効3G」をタップします。

ここで「有効3G」の項目が出てきました。「DOCOMO」に切り替えてみましょう。タップすると、右側画像赤枠内のようにアンテナピクトが、アテンションマークに変わります。

電波を探しているマークに切り替わりました。その後にオレンジ色の「DOCOMO」に切り替わりました。

一旦、まとめてみよう!

ここまでの経緯で分かったことをまとめてみました。

SIM1、SIM2をオン状態でもどちらか一つしか認識しない。

SIMが認識するのは、「3Gサービス」にある項目「有効3G」で選択したSIM。

この仕様かなり分かりづらくないですか?「SIM管理」で両方共オンにしているのに、認識するのは一つだけです。

イオンスマホとして売られている「FXC-5A」ですが、対象ユーザーが、これを理解するのはかなり難関だと思います。

この状態で「SIM管理」のSIMの状態を再度確認!

では、更にこの状態で「SIM管理」はどうなっているのか確認してみましょう。

画像左側を見てみましょう。アンテナピクトはオレンジ色に変わっています。「DOCOMO」の方ですね。その他の箇所では「有効3G」変更前と変わりはありません。「DOCOMO」のSIMしか認識していないですが「biglobe」の項目がオン状態のままです。

では、画像右側のように、「DOCOMO」の項目をオフにしてみましょう。すると、アンテナピクト「DOCOMO」側はアテンションマークになり、「BIBLOBE」側はバツマークのままです。

「?」ってなりません?

これは「有効3G」が「DOCOMO」のままなので、「biglobe」のSIMカードがオン状態であっても、アンテナピクトが立ちません。また、「有効3G」はSIMのオン・オフの切り替えで自動的に切り替えてくれません。

「SIM情報」でオンにしたSIMと「有効3G」で同じSIMを手動でオンにしないと、電波が拾えないということです。

「何?この仕様…めんどくせー」と思ってしましました。

だったら、常に「SIM情報」のSIMは2つともオン状態でよいのでは?と。切り替えるのは「有効3G」の箇所だけでいいってことになりますよね。

「有効3G」を切り替えるだけでよいことは分かりましたが、いざ切り替えてみようと思うと、これまた非常に手間です。

「『有効3G』にたどり着くまで何項目あるのよ…」って思いませんか…?

正直、ショートカットが欲しいところです。

まとめ

このデュアルSIMは、とても分かりづらい仕様です。SIMのオン・オフ=「有効3G」のオン・オフで良かったのでは?と何度も思います。
しかも、取説などに載ってません。イオンスマホの対象ユーザーは、分かるのでしょうか…非常に疑問です。

とにかく、SIMのオン・オフは「有効3G」で切り替えて、「SIM管理」項目は常にオンにしておけ!ってことを覚えておきましょう。

アップデートで使いやすくなることを切実に願います!

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