【端末レビュー】白ロム『Pocket WiFi LTE GL06P』は、格安端末でバッテリー持ちが良い!

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gl06p

今回は、モバイルWi-Fiルーターでイーモバイルから発売されている『Pocket WiFi LTE GL06P』を、白ロムとして(MVNOで)使った場合どうなのかをレビューしていきたいと思います。

まずは、対応周波数の確認をしてみましょう。

対応周波数

LTE

  • Band3(1800MHz帯)

3G

  • Band1(2100MHz帯)
  • Band9(1700MHz帯)

3G接続に関して、docomoが提供しているBand1、Band9が使えるので、3G接続は問題なくMVNOのSIMで使用することができます。しかし、注意したい点があります。それは、Band6,Band19(共に800MHz帯)のFOMAプラスエリアに対応していない点です。

この端末をFOMAプラスエリア内で使う予定が多い方は、やめておいたほうがよいでしょう。

FOMAプラスエリアは、エリアが広いわけではありません。どちらかというと、エリアは狭く、山間部や地方に多いです。なので、FOMAプラスエリアが必須という人は少ないし、それほど気にすることもないと思います。(わたしは都心近くでこの端末を使っていますが、都心〜横浜エリアで電波が途切れたことは今までありません。行動エリアが狭いだけかもしれませんが…)

下記のサイトで、自分がよく使うエリアを確認して見てくさい。
FOMAサービスエリア |NTTドコモ – エリアマップ-

LTEに関しては、Band3のみの対応です。Band3は、docomoが東名阪エリアのみで2013年10月から提供しているものです。最大速度が150Mbpsと最速ですが、対応している機種が少ないのが現状(docomo端末でも2013-2014冬春モデルからの対応です。)です。この端末は、Band3のみとなっているので、ちょっとめずらしい端末ですね。

Band3は、かなりエリアが狭いためにLTEで繋がることは、ほとんどないです。なので、LTE対応していると言っても、「ほぼ3G接続専用の端末」だと思ったほうが無難です。

メリットはどこ?

元からSIMフリー端末

イーモバイルの端末は、基本的に買った時から「SIMフリー」です。(最近、発売されたGL09PとGL10Pは、SIMロックあり)

doocmoの端末などは、「SIMロック」が掛かった状態で販売しており、SIMロック解除するためには、ドコモショップで解除する必要があります。(
MVNOのSIMを使う場合は、docomoの端末はSIMロック解除しなくてもよいのですが…)

国内のどのキャリアの端末もほぼ「SIMロック」をかけている状態ですが、イーモバイルから発売されている『GL06P』は、「SIMフリー」であり、SIMロック解除事態いりません。そのままMVNOのSIMを挿すと使うことができます。元からSIMフリーだと、無駄に追加費用(SIMロック解除料)がかからないのも利点です。

バッテリー持ちが良い&交換できる点が最大のメリット!

モバイルWi-Fiルーターの一番気になるところは、バッテリー持ちです。現在発売されているモバイルWi-Fiルーターは、意外とバッテリーが持たないものが多く、バッテリー持ちが良いものは、限られてきます。

『GL06P』の通信時間は、イーモバイルの公表だと、

  • 連続通信時間: 約12時間 (LTE)、約11時間(3G)
  • 連続待受時間: 約430時間(無線LAN オフ時)

となっています。3G接続で約11時間と基本的に、1日の活動範囲以内は使えそうな仕様となっています。

実際に、わたしも使っていますが、バッテリー持ちは非常に良く、9~10時間は確実に使えました。

そして、もう一つの利点として、電池の交換が容易にできること。電池パックがイーモバイルオンラインショップ&ヨドバシカメラで買えることです。
ヨドバシカメラが運営するyodobashi.comは、注文してから届くまでがものすごく早い(都心住みで、注文してから12時間程で届いた!)ので、オススメです。

モバイルWi-Fiルーターの「命」といえる、バッテリー。このバッテリーと予算の比率が(予算については後述)、『GL06P』の魅力です。

厚さはあるが、ポケットサイズ

Pocket Wi-Fiという名が付いている通り、ポケットサイズで、持ち運びに便利です。バッテリー分の厚みがありますが、非常に持ちやすいサイズに収めている点は良いと感じます。

3G接続でもモバイル端末には、十分のスピードが出る!

MVNOのSIM(OCN モバイル ONE)で、3G接続状態で、回線が混み合っていそうな時間帯の20時頃で5Mbpsの速度でした。モバイル端末であれば十分の早さです。

初期投資予算が安い!?

さて、予算です。この『GL06P』と、同じぐらいのバッテリー持ちで他機種の候補は、下記のようになります。

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上の4つぐらいが、似たようなバッテリー持ちです。ちなみにGL06Pは、下記の金額です。

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『GL04P』はバッテリーが取り外しできません。『E589』、『HW-02E』、『L-03E』は、予算が上がります。できるだけ安くあげるためには、『GL06P』が最適でしょう。ただし、『E589』、『HW-02E』、『L-03E』は対応BandがGL06Pより多いので、予算に余裕のある方は、それらも候補に入ってくるでしょう。

中古の白ロムで探すと『GL06P』は、結構安く買えるみたいです。秋葉原などで、8,000円ぐらいで売っている所が多いみたいなので、探してみてはどうでしょうか。

デメリットは?

デメリットらしいデメリットは見つかりません。しかし、敢えて上げるのであれば、LTEが「Band3のみ」と少ないこと。個人的には、LTEのエリアが広いBand1に対応していると良かったかなと思います。

3G接続で安定した接続を得れているので、LTEがなくても「全然早いじゃん!」と思ったりします。

そして、LTE対応の複数Bandがあるものは、値段が跳ね上がるので予算と相談しつつ考えると、ほとんど3Gで接続するこの端末で満足できてしまいます。3GオンリーでおまけにLTEみたいな感じですが、デメリットだと感じないのではないのでしょうか?

まとめ

初期予算を低予算でモバイルWi-Fiルーターを探している人に、一番オススメできる機種です。安定した3G接続、バッテリー持ちの良さ、バッテリー交換可能など、このルーターを使う理由がいくつもあります。予算がある人には、LTEの複数Band対応の端末をオススメしますが、低予算で済ませたい方は、これ一択だと思います。

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