Nexus 6Pをレビュー!全体的には満足度が高い!最大輝度やカメラの最短撮影距離がデメリットか…

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Huawei製の「Nexus 6P」のレビューしたいと思います!

GoogleストアからNexus 6Pを購入していたのですが、年末年始だったためか全く発送される気配がなかったため、Goolgeストアでの購入をキャンセルして、ソフトバンク契約で購入しました。

今回わたしは、日本限定で発売された「マットゴールド」を購入してみたので (マットゴールドは現時点で日本限定版ではなく、グローバル版としても発売される予定) 、ゴールドがどんな色なのか他の端末と比較もしてみたいと思います。

また、ハイスペック端末なので「動作はヌルサク」ということが容易に想像できると思います。なので今回は、非常に細かいところ、ちょっとでも気になったところを中心にレビューしたいと思います!

マットゴールドはどんな色?

正直、マットゴールドは日本人が好みの色とは思えません。どちらかと言うと、中国人の方が好みではないかなという印象です。

また、このマットゴールドというかゴールド系は、太陽光の下での色や蛍光灯の下での色など、光りによって色味がかなり変化します。シャンパンゴールドのような日本人が好みそうな色だと感じたり、濃い (?) ゴールドになったりと。

なので、参考にするのはちょっと難しいかもしれませんが、他のゴールド系の端末と比較してみました。

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クリックで拡大。拡大して比較してみてください。
上からiPhone 6 ゴールド、Nexus 6P マットゴールド、Galaxy S6 Edge ゴールドプレミアム

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クリックで拡大。拡大して比較してみてください。

一番日本人が好みそうなシャンパンゴールド系は、S6 Edgeかなと思います (S6 Edgeのサイド面) 。iPhone 6とNexus 6Pはほとんど同じような色ですが、iPhone 6の方が若干明るめのゴールドかなと感じます (光の具合によっては、一緒ぐらいに感じることも)。

マットゴールドだけ日本限定発売でしたが、なぜゴールドを日本限定だったのか非常に疑問が残るところです (日本人は、ゴールドよりもシルバーを好む人が多いと思うけど…) 。

大きさ、持ちやすさ

5.7インチなので、ファブレットサイズの大きさです。他の端末と比較してみると、

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クリックで拡大可能。

5.5インチのiPhone 6s Plusから6インチのAscend Mate7と縦幅は殆ど変わらない大きさです。6インチ端末は、Nexus 6Pよりも横幅がちょっと大きい感じです。

厚みが約7.3mmとなっており、手に持った時の収まり具合は非常によく、ファブレットとしては扱いやすい部類だと思います。

スペック一覧

主なスペックは下記の通り ↓

OS Android 6.0 Marshmallow
SoC Qualcomm Snapdragon 810 v2.1
CPU 2.0GHz オクタコア 64bit
GPU Adreno 430
RAM 3GB LPDDR4
ストレージ 32GB、64GB、128GB(ゴールドは64GBのみ)
ディスプレイ WQHD (2,560 x 1,440)、AMOLED、518ppi、5.7インチ、Corning Gorilla Glass 4
SIMスロット nanoSIM x 1
LTE(FDD/TDD) B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 9 / 17 / 19 / 20 / 28 /38 / 39 / 40 / 41
UMTS / WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 9 / 19
GSM / EDGE 850 / 900 / 1,800 / 1,900 GHz
背面カメラ 12.3メガピクセル、f/2.0、レーザーフォーカス、
前面カメラ 8メガピクセル、f/2.4、レーザーフォーカス、
SDカード ×
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac 2×2 MIMO、デュアルバンド(2.4 GHz、5.0 GHz)
Bluetooth 4.2
SDカード ×
NFC
USBボート USB Type-C
スピーカー 前面デュアルステレオスピーカー
マイク ノイズキャンセリング マイク x 3(前面2、背面1)
バッテリー 3,450mAh
※取り外し不可
サイズ 159.3 x 77.8 x 7.3 mm
重量 178g
カラー マットゴールド / アルミニウム / グラファイト / フロスト
素材 アルマイト

見て分かる通り、スペックは必要十分となっており、ハイエンド端末ですね。
多くの人が気になるところは、「Snapdragon 810による発熱」ではないでしょうか?

ただスペック表にも記載通り、搭載されているSoCは「Snapdragon 810 v2.1」で発熱対策されているようです。実際に動作させてみての感想は後ほど記載しますが、発熱に関しては特に問題ない印象でした。

Nexus 6と比べてスペックでの変更点は、指紋認証やUSB TypeCなどが大きなところでしょうか。スペック面で劇的に変化した印象は全くありません (ディスプレイは良くなった) 。

スペックとは異なりますが、個人的に今までのNexusシリーズとの一番違いを感じたのは「筐体の高級感」です。

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今までのNexusシリーズやNexus 5Xと比べて、アルミ素材 (アルマイト) で高級感ある端末という印象が大きく、個人的にはNexusシリーズで一番デザインが良い印象を受けました。

Snapdragon 810の熱問題は?

発熱問題はかなり取り上げられたので、気になっていたことの一つです。なので、簡単にですが検証してみました。

動画再生を1時間、3Dゲームを1時間、データ通信を1時間程度ずつ使ってテストしてみましたが、発熱に関しては許容範囲内でした。

温度が上がりやすいデータ通信や3Dゲームをしばらくした後にCPU-Zで温度確認したところ、最高で60度前後です。

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手に持っていて、ほんのり温かいという印象が強く、熱くて持てないということは全くない。

色々と試してみましたが、持てなくなるほど熱いことはなく許容範囲だったので、個人的には「あれ?こんなもん?」というのが率直な感想です。

「アツすぎて手に持ってられない…」「熱で再起動..」「熱でアプリが起動できない…」なんてことはありません。個人的にはGalaxy S6 Edgeの方が熱くなりやすいのかな…という印象が残っています。

ということで、熱問題に関しては気にする必要はなさそうです。

ベンチマーク

ベンチマークのスコアが気になる人もいると思いますので、簡単に紹介しておきます。参考にしてみてください。

AnTuTu Benchmark

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AnTuTuは8万超えとハイエンドとして十分な性能だと思います。Mate 8が9万超えと言われていますが、十分すぎるスコア結果です。

3DMARK

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GFX

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Vellamo

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指紋認証について

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指紋認証は、非常に快適です。

ただ若干懸念しているのは、今後も指紋認証がスムーズに行えるのかどうかという点。

というのは、HuaweiのAscend Mate 7も指紋認証機能があり、初めは非常に快適に認証ができていました。しかし、数ヶ月使っていると、認証できる確率が悪くなり、すぐに端末を使いたい時などは、非常にイライラすることが…(幾度なく認証に失敗することが多いので、現在は指紋認証ではなく、パターン認証を使っています…)。

指の脂などが端末に付着したりすること (端末を拭くと比較的認証されやすくなる) が原因と思いますが、同じHauweiが製造ということでNexus 6Pでも同じ事態にならないか、少し心配です。

また今までの経験上、認証率はHuawei端末よりもGalaxyシリーズやiPhoneの方が圧倒的によいと感じています。

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Huaweiのスマホの指紋認証部分、左からNexus 6P、Mate S、Ascend Mate 7。Nexus 6Pは、指紋認証部分の形状は丸い形になっている。

しかし、同じHuawei製の端末である、Mate Sも購入して試してた結果、Nexus 6Pの方が認証率が良いと感じました。Mate Sは購入当初から1回では認証できないことが結構あったりします (とは言っても、2回目ではほとんど認証できているので、Mate 7と比べると断然良くなっているのかなと。Nexus 6Pより劣るとは感じますが) 。

Nexus 6PはAndroid 6.0の機能としての指紋認証なので、同じHuawei製の端末でも指紋認証が独自実装となる、Mate 7やMate Sとは異なるというが個人的な見解です。

ただ、先ほど記載したように、使っていくうちに認証率が落ちる現象がMate 7で起きたので、指紋認証の実装が違うとはいえ、Nexus 6Pでも数ヶ月使用した時に認証率が落ちないのかどうかは、今後検証してみたいと思います。

認証速度に関しては、文句の付けようがないぐらい速く、Ascend Mate 7やGalaxy、iPhoneよりも速いと感じます。認証が遅いMate 7は別として、Galaxy S6 EdgeやiPhoneの認証がワンテンポぐらいだとすると、Nexus 6Pはその半分ぐらいで認証が終わる感覚です。

今のところ快適すぎて、他の端末を使うと不便と感じるほどです (笑)

ディスプレイについて

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非常に細かいことですが、個人的にあまりパッとしない印象だったのが「ディスプレイ」です。

ディスプレイは有機EL (AMOLED) で、少し調べてみたところサムスン製らしいのですが、個人的に「Galaxy S6 Edgeのディスプレイの見え方の方がよいかな…」という印象でした。ただ、Nexus 6と比較してみると、Nexus 6のような尿液晶と思うほど黄色いとは感じず、Nexus 6Pの方が良いと感じています。

視野角をほんのちょと変えるだけで…

Nexus 6Pは、ディスプレイの色が白色系の時に、“ほんの少し” でも視野角を変えると (端末を少しだけ斜めなど) 、「青っぽく ←→ 赤っぽく」変化します。
(写真に収めたかったのですが、写真だとわからなかったため、気になった人は実機で確認してみてください。)

有機ELの特性の一つと思われますが、“他の有機EL端末よりも” ほんの少し角度を変更しただけで、色味が変わります。

所有しているGalaxy S6 Edgeでは、このようなことが起こりません (大幅に視野角を変えると色味は違って見えますが…ほんの少しでは色変化はほぼ起こらない) 。

Nexus 6では、6Pと同じような傾向はありますが、6Pよりも気になりません。
大幅に視野角を変えると色味が異なってくるのは致し方ないと思いますが、“ほんの少し” だけの変更で色味が異なってくるのは、若干気になる時があります。

白系以外の色を表示している時には全く分からないので、神経質になる必要はないかもしれませんが、全体的に白系の色を表示している時は、ちょっと気になりました。

ただ本当に些細なレベルのものです。
白以外の色の時は全く気にならず、 (白以外だと) 発色が非常にキレイなディスプレイなので、細かいところを上げればこんなことがあるのか程度に参考にしてもらえればと思います。

ちなみにMate Sでも同じ傾向でした(Mate Sもサムスン製のディスプレイとなり、多分Nexus 6Pと同じものと思われます)。

最大輝度が暗いと感じる人も…

また最大 (最高) 輝度に関しては、明るくもなく、暗くもない、どっち付かずといったところでしょうか。

ハイスペック端末であることを考えると「もう少し最大時に明るいと使いやすいかな….」といった印象は残ります。有機ELなので焼きつきなどの関係上、あまり明るすぎないように設定されているのかもしれませんが、個人的にはもう少し明るくなる方がよいと思う時がありました。

とはいっても、Nexus 6と比較すると若干明るくなっているため、許容できる範囲のものです。

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左からGalaxy S6 Edge、Nexus 6P、Nexus 6、Mate Sの順。
クリックで拡大可能。

上の画像では分かりにくいかもしれませんが、有機ELを搭載している端末で比較してみると、最大輝度は「Galaxy S6 Edge > Nexus 6P > Nexus 6 > Mate S」の順となります。

また、 (ディスプレイは液晶の) iPhoneや富士通のArrowsシリーズと比較すると、Nexus 6Pは暗く感じます。
Arrows、AQUOS Phone、Xperia、iPhoneで比較してみました ↓

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クリックで拡大可能。
左からArrows F-05F、Nexus 6P、iPhone 6s Plus、AQUOS Phone SHL25、Xperia Z3 SO-01G

画像では分かりにくいかもしれませんが、Nexus 6Pが一番暗く感じます。

先ほども比較していますが、同じHuawei端末で一応フラッグシップ機扱いになるMate S (有機EL) と比べると、Nexus 6Pの方が最大輝度は明るい結果となっています。ほとんど同じ時期に発売されていますが、意外と違うものですね…

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左がNexus 6P、右がMate S。写真では分かりにくいかもしれないが、6Pの方が最大輝度は明るい。
また、ディスプレイの色味も違う (Mate Sは色味を変更できる機能あり) 。

わたしは、殆どの端末で最大輝度に設定したまま使用します。
室内で使用する時は、iPhoneを明るさ最大に設定して “丁度良いぐらい” です。Arrowsシリーズは室内で最大に設定すると目が痛いぐらい (日光直下では非常に見やすい) ですが…このようにわたしと似た感覚を持っている方が、Nexus 6Pを使用していると「ディスプレイが暗い!」と感じると思われます。

ただ一般的には、わたしのように明るすぎるのが好みの人は少ないようで、同じような使い方では「明るすぎ!」と思う人の方が多いみたいです。なので、一般的にはNexus 6Pの最大輝度で暗いと感じることは殆ど無いかもしれません。

しかし、iPhoneやarrowsなどのフラッグシップ機から乗り換えを予定している人などは、よく確認した方がよさそうです。ソフトバンクショップなどで、実機確認してみてください。

では、ミドルレンジの端末と比べるとどうなのか、確認してみましょう。
省電力のために最大輝度を暗めの設定にしているのか、価格が安いからかは分かりませんが、格安スマホとして採用されている端末や2〜3万円のミッドレンジクラスのスマホでは、最大輝度が若干暗いと感じる端末が多くあります。

これらのミッドレンジ端末で比較してみるとほとんど変わりはなく、ミッドレンジ端末からの乗り換えでは「違和感なく使える」と思います。

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左からDesire 626、ZenFone 2 Laser、Nexus 6P、arrows M02。
M02はディスプレイが有機EL。その他は液晶。

ということで、ZenFone 2 LaserやP8 Liteから乗り換えたとしても、輝度が暗いくて使いにくいと感じることは無いでしょう。

Nexus 6Pはハイエンド端末なので (値段が高いので) 、正直、ミッドレンジクラスの端末と同じような最大輝度ではなく、もう少し明るくなると嬉しかったかなというところ。実用上特に問題があるとは思いませんが、「少し暗いな…もう少し明るくなればな…」と感じる場面はありました。

まとめると、ハイエンドなどのフラッグシップ端末から乗り換える予定の人は、最大輝度に注意した方が良いかもしれません。ミドルレンジ端末からの乗り換えであれば、特に気にする必要はないと思います。

有機ELの発色の良さは流石!

ネガティブな要素を紹介してきましたが、個人的には有機ELに不満があるわけではありません。

やはり液晶と比べて、色がコントラストの高いビビットな表現で、一度使うと液晶に戻れなくなるぐらい色彩 (色の出方) は綺麗です。
(液晶から有機ELに乗り換えた人はベタっとした印象を受けると思いますが、慣れる液晶に戻れなくなりますよ!)

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クリックで拡大可能。
さて、どれが有機ELかお分かりだろうか?

左側がNexus 6P (左上)、Nexus 6 (左下) で有機EL。右側は液晶搭載端末です。黒の締りの良さは、液晶より断然有機ELのほうが良いですね。

ゲームや映像を観るのが主な用途の人にはオススメです!

ディスプレイに関してまとめると…

ディスプレイに関してまとめてみました ↓

  • 他の有機EL端末よりも、ちょっとした視野角の変化で、ディスプレイの色が変化しやすい。
  • 最大輝度は、他社のフラッグシップ端末並に明るくはない。
  • Nexus 6からは大幅に改善 (黄ばんだディスプレイ、最大輝度が改善)

ということになります。

このようにレビューすると、Nexus 6Pのディスプレイはあまり良い印象ではないかもしれませんが、指摘したことは “非常に細かいこと” です。総評すると、ディスプレイの発色の方がメリットと考えられ、満足度は高いと思います。

個人的には最大輝度だけは、もう少し明るい方がよかったと思うことはありますが、特別不満があるわけではなく、満足度はそれなりに高いです。

また、Nexus 6のディスプレイよりは、確実に良くなっています。
黄色寄りのディスプレイだとは感じますが、尿ディスプレイと感じる人はいないと思います。

「細かいところで気になる点は多少ありますが、全体に影響を及ぼすほどではない」程度に、参考にしてみてください。

一番の欠点と感じたのは、カメラの最短撮影距離

ほとんど不満のない端末に仕上がっているのですが、やはりどの端末にもデメリットはあります。その中で、一番大きな欠点 (デメリット) として感じたのは、「カメラの最短撮影距離」です。

カメラ撮影していて気づいてたのですが、「あまり寄れないな…用途によっては、使いにくいかも…」と感じました。

簡単に説明すると、最短撮影距離が他の端末よりも長いです。
例えば、Nexus 6Pでは撮影したいものから5cmが最短撮影距離としましょう。すると、他の端末では3cmまで寄れるものが多く、よりマクロ寄り (撮影しているものが大きく) で撮ることができます。

個人的に、料理の写真などで出来る限り寄って撮りたい時って多いのですが、他のスマホと比べて寄れないため、デメリットです。

最短撮影距離を比較してみた

では、比較結果を見てみましょう。
撮影は全てオート撮影で、ピントは手動でアンドロイド君の目の部分に合わせています。

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↑ Nexus 6で撮影。結構寄れる (他のスマホも大体これぐらいは寄れる) 。

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↑Nexus 6Pで撮影。ここまでしか寄れない。これ以上寄るとピンぼけ。

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↑Mate Sで撮影。同じHuawei端末だが、かなり寄れる。

ご覧の通り、Nexus 6Pはあまりマクロ寄りでの撮影ができません。最短撮影距離が他の端末よりも長くなっているようです。Nexus 6とほぼ同じ距離で撮影すると下の画像のようになります ↓

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ピントが目の部分ではなく、cry-onと書かれている部分に合っており、最短焦点距離が長いことが分かりますね。結構マクロ寄りで写真を撮りたいという人も多いと思いますが、「これはちょっと残念な仕様だな…」と感じています。

撮影していても「もうちょっと寄りたい!!」と思うことが多々ありました。

デュアルフロントスピーカーの臨場感はトップクラス!

この端末は、ディスプレイ側にスピーカーが2つ (ステレオ) あります。

ここ最近は、前面デュアル ステレオ スピーカーの端末が多くなってきていますが、その中でも臨場感は、現時点でトップクラスだと思います。

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デュアルフロントスピーカーを搭載しているNexus 6、HTC J butterfly (HTV31) 、ALCATEL IDOL 3と比べて、Nexus 6Pが一番臨場感があって、音の広がりが良い。

音質や最大ボリュームもスマホとしては全く問題ないレベルで、一番良いと感じたのはスピーカーからの音の広がりです。臨場感あるサウンドになっています。ゲームもなかなかの迫力で楽しめると思います。

音に関しては、非常に満足度が高いと感じる人が多いのではないでしょうか。

まとめ

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カメラの最短焦点距離には若干不満が残るものの、動作感の良さ、筐体の厚みや持ちやすさ、有機ELの発色の良さ、高級感など、総合的にはかなり良くまとまっていると思います (ディスプレイに関しては、最大輝度部分で意見が分かれそうですが、発色の良さなどを考慮すると、多くの人が満足が高いと思います) 。

で、「どんな人にオススメなの?」と聞かれたら、もちろんどんな人にもオススメしたい一台だと思いますが、特にオススメしたいのは「スマホで3Dゲームをバリバリする人」かなと思います。

デュアルフロントステレオスピーカーの臨場感ある音、美しい映像、ハイスペックと、3Dゲームをするには最適な環境だと思います。私自身、普段はスマホでゲームを全くしませんが、テスト用にゲームをしてみたところ、「この迫力はすごい!スマホでゲームもいいかも!」と思えるぐらい、非常に良かったです。

映像やサウンドが良いので、3Dゲームだけでなく、エンターテイメントに強い端末といったところでしょうか。

わたしが、ここ最近買った端末の中では、間違いなくNo.1! (お値段もAndroid端末としてはトップクラスですが…)

SIMフリーで買うと、値段はかなり高いですが、それに見合うほどの価値はあると思います。また、ソフトバンクでMNP乗り換えだと、32GB版で実質10,800円〜 (2016/02/04時点) となっており、それなりに納得できる価格で手に入ります。これはかなりお得だと思いますよ (時期によっては、キャンペーンでNexus Playerが貰えるキャンペーンも行われたりしています) 。

是非、参考にしてみてください。

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