『GALAXY J SC-02F』のスペック、周波数帯、タッチパネル、アンテナピクトなど、基本的な部分についてレビューしてみたいと思います。
スペック一覧
次にスペックを確認してみましょう。特徴的な箇所は、赤色にしています。
OS | CPU | CPUクロック数 | CPUコア数 |
---|---|---|---|
Android 4.3 → 4.4 | Snapdragon 800 MSM8974 | 2.3GHz | 4 |
ディスプレイ方式 | ディスプレイサイズ | 解像度 | LTE周波数帯 |
有機EL SUPER AMOLED | 5.0インチ | 1920×1080 フルHD | Band1/3/19/21 クアッドバンド対応 |
ROM | RAM | SDスロット | Qi(おくだけ充電) |
32GB | 3GB | ◯ | × |
防水 | 防塵 | Wi-Fi | GPS |
× | × | IEEE 802.11a/b/g/n/ac | ◯ |
Bluetooth | FeliCa・NFC | 赤外線 | ワンセグ/フルセグ |
4.0 | ◯ | △(IrRCのみ) | ◯/× |
質量 | サイズ | バッテリー | メイン/サブカメラ |
約146g | 約137 × 70 × 8.6(最厚部8.9)mm | 2600mAh | 約1320/210万画素 |
Android4.3から4.4(kitkat)にアップデート配信がきています。Android4.3の方が、安定していて良いという人もいますが、Android4.4でRAMが3GBは、かなり最強ではないかなと思っています。Android4.4自体、メモリの最適化を行ったOSなので、最適化+RAM:3GBの効果は絶大だと思います。
周波数帯を確認してみよう!
ドコモ 2013-2014冬春モデルと、比較的新しいこの端末は、周波数帯(Band)は確認しなくても良いぐらいです。念のために確認してみましょう。
LTE
- Band1(2100MHz帯) / 下り最大 75Mbps
- Band3(1800MHz帯) / 下り最大 150Mbps
- Band19(800MHz帯) / 下り最大 37.5Mbps
- Band21(1500MHz帯) / 下り最大 112.5Mbps
W-CDMA(3G)
- Band1(2100MHz帯)
- Band5(850帯)
- Band6,Band19(800MHz帯)
GSM(2G)
- 850MHz帯
- 900MHz帯
- 1800MHz帯
- 1900MHz帯
となっています。
LTEの周波数帯は「クワッドバンド(4バンド)」に対応しています。ドコモの周波数帯で、全ての周波数帯に対応していることになります。新しい端末にしか対応していない「Band3」にも対応していて、文句なしです。
もちろんですが、ドコモ系MVNOで使用した時にも、すべての電波を受信できますね。全く問題なくありません。
MVNOで使用する際のアンテナピクトは?
アンテナピクト問題は、全く問題ありませんでした。
BIGLOBE LTE・3G』SMSなし・データ通信専用SIMを挿入しているが問題なし
セルスタンバイ問題についても全く問題ないので、MVNO用途で困ることは無いでしょう。
セルスタンバイ問題についてはこちら ↓
『GALAXY J SC-02F』のセルスタンバイ問題について
タッチパネルの感度は、どの端末よりも良い!
タッチパネルの感度、使い心地の良さは、すべての端末と比較しても最高峰です。
直感的で、文句なしの反応の良さです!
「GALAXY J」もタッチパネルの感度は今までと変わらず、精度が良いままです。GALAXYシリーズを使った後に、他の端末を使うと「…。」と思ってしまうぐらい、GALAXYシリーズはすばらしいです。もちろん『GALAXY J SC-02F』も2013-2014冬春モデルの中で、トップクラスのタッチパネル感度はNo.1です。
ディスプレイは、有機EL
液晶画面は、有機ELを採用していて、とても綺麗なディスプレイだと思います。2013-2014冬春モデルで有機ELのディスプレイを採用しているのは、GALAXYだけです。
有機ELの問題点として、長期間使用すると画面に焼き付きが起こる可能性があります。時計表示があるステータスバー部分などは、ずっと同じ画面であることが多いため、焼きつきを起こしやすいと思います。注意のする術がないですが、綺麗なディスプレイの代償として、こう言った問題があるのも認識しておきましょう。
2013-2014冬春モデルでは液晶が優秀な端末として『G2 L-01F』があります。
しかし、『SC-02F』も負けていません。『L-01F』は赤みが強いディスプレイで、『SC-02F』は青みが強いディスプレイと言う印象を受けました。
有機ELは、太陽光の下で見にくいと言われていますが、確かに他の端末と比較すると見えにくいと思いました。外で使用することが多い人は、他の端末の方が良いと思います。
端末の性能や動作具合は?
2013-2014冬春モデルの中では、最高スペックです。
「Snapdragon 800 MSM8974 2.3GHz」「RAM:3GB」と文句なしですね。RAMが3GBは、『SC-02F』を購入する要因の1つと言ってよいぐらいです。
使用感も「文句なしの使い心地」です。本当にGALAXYシリーズは、「使いやすい」と感じさせる端末の調整が上手いと感じます。
基本的にCPUなどのスペック差だけでなく、タッチパネルの感度の調整なども含めて、使い心地が最高に良いです。
この部分に関しては、他の端末と比較しても、絶賛しても良いと思います。
ベンチマークに関してはこちら ↓
『GALAXY J SC-02F』で色々なベンチマークを計測してみました。
RAMが3GB搭載は、GALAXYだけ!
この端末の一番の特徴といえば、RAMが「3GB」搭載されている点でしょう。2013-2014冬春モデルでRAMが3GB搭載されているのは、この端末と『GALAXY NOTE 3 SC-01F』だけです。GALAXYシリーズのみってことですね。
メモリについては、多ければ多いほど快適に使えるし、安心できます。他の端末よりも『SC-02F』の方が、メモリの残り数に余裕があります。また、3GB搭載なので3年程は普通に使えるぐらいのスペックだと思います。
防水・防塵、フルセグはなし!
「GALAXY J」は、日本仕様ですが、防水・防塵がありません。これだけは残念ですね。バッテリー取り外し可能な点が関係しているのかもしれませんが、日本仕様版のGALAXYなので、防水機能ぐらいは付けてほしかったところです。
また、フルセグもありません。フルセグ使う人は注意が必要です。
まとめ
基本的に2013-2014冬春モデルの端末の中でも、「RAMが3GB」と他の端末よりスペックが良くなっています。
SoCは「Snapdragon 800 MSM8974」と同じ他の端末と同じですが、ディスプレイの発色の綺麗さ、タッチパネルの感度、ベンチマークも良い結果です。
『SC-02F』の白ロムがかなり安くなってきました。
わたしは、MVNO用の端末レビュー用として購入していますが、コスパの良さや、性能の良さはピカイチだと感じました。2013-2014冬春モデルの中でも、自信をもってオススメできる端末(白ロム)の1つです。
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