mineoは、 au回線(KDDI回線網)のAプランでeSIMの提供を2022年8月24日より開始しました。ドコモ網は2023年2月に予定しているとのこと。
初期手数料は3300円と物理SIMと同じですが、eSIMプロファイル発行料として440円が必要となります(物理SIMで発生するSIMカード発行料はありません。代わりにeSIMプロファイル発行料が発生するということです)。
また、端末変更などの際にもeSIMのプロファイルを再発行する必要があり、都度440円が発生します。eSIMのデメリットの一つです。
mineoのAプランには、1GB、5GB、10GB、20GBの「マイピタ」やデータ無制限の「マイそく」がありますが、どちらもeSIMの対象です。また、「デュアルタイプ(音声通話+データ通信)」「シングルタイプ(データ通信のみ)」のどちらの契約でも利用可能となっています。
IIJmioではドコモ網でeSIMの提供を行っておりデータ専用ですが、ギガプラン2GBで440円と物理SIM契約よりもeSIMの方がお得な料金体制になっていますが、mineoのeSIMでは物理SIM時と料金の差異はなく、eSIMを選ぶと月額料金がお得になるということはありません。物理SIM、eSIM共に同じ料金体系となります。
また、eSIMの提供と同時にオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の導入され、mineoの申し込みサイトにおける所定のお手続き時に、スマホで顔写真付きの本人確認書類と自身の容貌を撮影し申請することで、オンラインのみで迅速に本人確認が可能です。
※オンライン本人確認(eKYC)では、運転免許証、個人番号カード、在留カードのみご利用
楽天モバイルから販売されているオリジナル端末やiPhone、Pixelシリーズなど、ここ最近はeSIM対応製品が徐々に増えてきましたが、まだまだ多くはありません。
mineoは今回、AタイプのみeSIM対応ですが、特に楽天モバイルが0円維持できなくなったことから解約したユーザーを取り込みたい意図もあるかもしれません。楽天モバイルのオリジナル端末(Rakuten miniなど)などとは周波数にもKDDI網は楽天モバイルのパートナー回線だったこともあり、eSIM対応の楽天モバイルオリジナル端末でおすすめできそうです。
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