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『ぷららモバイルLTE (以下、ぷらら)』は、2015年7月1日以降からぷららの情報に則った内容以外の設定で利用した場合、異常接続状態とみなして、該当SIMを使えなくする処置を行います。

一度、通信を遮断されたSIMは再度利用することができません。継続利用をご希望の場合は、再度申し込みお手続きと手数料が発生するので注意が必要です。

少し解説を

公式プレスリリースでは、非常にやんわりした表現をしていますが、不正APNを使用したユーザーを排除するための規制と考えられます。どういうことなのか少し解説したいと思います。

「ぷらら」のMVNE (回線提供元) は、OCN(NTTコニュニケーションズ)となります。
MVNEがOCNとなるMVNOには、「OCN モバイル ONE」「ASAHIネット LTE」「NifMo」などがあります。

ぷららに限らずMVNEがOCNのMVNOでは、自社のAPNではなく「OCN モバイル ONE」のAPN (lte-d.ocn.ne.jp, 3g-d-2.ocn.ne.jp) を使って、モバイル通信が可能になっています。ただ、MVNEがOCNとなるMVNOでも「OCN モバイル ONE」以外のAPNの場合はデータ通信ができません。例えば、ぷららのSIMカードを使って、「ASAHIネットのAPN (lte.mobac.net)」や「NifMoのAPN(mda.nifty.com)」を使用した場合はデータ通信は不可となります。

なので、今回の件をまとめると、「OCN モバイル ONE」のAPNを使えば、モバイルデータ通信が出来るようになるが、ぷらら以外のAPNを使った場合は、SIMを一切使えないように遮断処理するということです。

APNを再度確認しよう!

このような処置を取った背景には、「ぷらら」の定額無制限プランがずっと速度低下の状態が続いており、「OCN モバイル ONE」のAPNを使うことで速度が快適になることから、意図的不正行為として「OCN モバイル ONE」のAPNを使う人が多くいるからではないでしょうか。

ただ、意図せずOCN モバイル ONE」のAPNを使ってしまっている人たちも多いのではないかとも思います。

一般人は「SIMカードを挿せばデータ通信が可能になる」と思っている人が多いでしょう。APNの設定をしなくても繋がれば(端末が自動的にOCN モバイル ONEのAPNを選択している)、それでOKと思うのが普通です。また「データ通信ができたからそのままでよいかな…」と思って、不正になるとは知らずに「OCN モバイル ONE」のAPNを選択してしまっているケースも多そうです。

端末によっては「OCN モバイル ONE」のAPNがプリセットされており、SIMを指すと自動的にAPNを選んでくれる端末(AndroidのAPN自動設定)が多く発売されています。わたしも、ぷららのSIMカードを端末に挿したところ、自動的に「OCN モバイル ONE」のAPNを選択・設定された経験があります。

そういった理由から、APNが何のことか分かっていないような「一般人のユーザー」が、不正と知らずにそのまま使ってしまい、後日遮断されてしまうケースが出てきそうな気がします。

なので、ぷららを使っているユーザーは、もう一度、ぷらら指定のAPNを使っているか確認してみましょう!

ぷららのAPN情報は下記の通り。

APN LTE端末用 lte.nttplala.com
またはlte.mobac.net (以前のAPN)
APN 3G端末用 3g.nttplala.com
ユーザー名 ぷららのユーザID@plala.or.jp
パスワード ぷららの本パスワード
認証方式 CHAPまたはPAP

※ ユーザー名とパスワードは、郵送で送られてきているぷらら会員登録証に記載されています。
ぷららはAPNを「lte.mobac.net」→「lte.nttplala.com」に2014年12月1日から変更されています。どちらでも問題ないと思われます。

自分は問題ないと思っているユーザーも、一度確認することをオススメしますよ!

個人的な意見として

まあ、不正行為をしている人たちは制裁を受ければよいですが、意図せずに使っていたユーザーも制裁を受けるような規制はいかがなものかと。MVNO側で、OCN モバイル ONEのAPNを使えなくするということはできないものだと思います(できたらやっていますよね)が、MVNE側でそうするべきでは?と思ったり(できなかったのかな?)。

もう少し、ユーザー任せにしない方法を取ったほうがよかったのではないかと思います。

また厳しく言うと、ぷららモバイルLTE (無制限プラン) が快適な速度、安定した回線品質を提供していれば、他MVNOのAPNを意図時に使うといった不正行為は無くなるのではないでしょうか(そういった意味でもユーザー任せの対策にしたのが、不甲斐ないですね)。

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