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VAIOがデザイン監修し、詳細や筐体デザインが発表されたSIMフリースマホ「VAIO Phone」。皆さんの期待も高かったのか、発表後の反応は「…」と言ったところでしたね。Twitterなんかを見ていると、ボロクソに叩かれていました(笑)

ユーザーが「VAIO Phone」に求めていたデザインがかけ離れすぎていたこと、端末価格が高すぎることが、かなりネガティブ要素だったみたいです。

デザインは、台湾で発売されているPanasonicの「ELUGA U2」の筐体と全く変わらず、色や質感だけ変えた形です。

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VAIOに求めているものは、色や質感だけのデザインではなく、端末本体からデザインするトータルデザインを求めていたのではないでしょうか。

このへんに関しては、かなり上手くまとめられていました ↓
「これは厳しい」VAIOスマホで日本通信は小さいキャリアを目指すのか?by石川温

どのような人が購入する?

ガジェットに詳しい方やVAIOを長年使ってきたユーザーからは、批判的な意見が多いかもしれませんが、格安SIMデビューするライトユーザーや、持ちやすさを重視しているユーザー、販路による手に入れやすさなど、VAIO Phoneを検討する要素は素直にあるのかなとも思っています。

また、「(今までの)VAIOだから買う」という購買層ではなく、「端末を分割払いでき、月額料金が安く、(普通のスマホにVAIOロゴを付けた)ブランドが好きな購買層」にはお手頃の端末ではないでしょうか。

FOMAプラスエリア非対応

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公式サイトには、W-CDMAにBand6の記載が無く、FOMAプラスエリアに非対応(W-CDMA Band6非対応)となる可能性が大きいです。

正直、FOMAプラスエリアに対応していないことを知らずに、購入してしまう人も多そうな気がしています。FOMAプラスエリア内で使う予定があるのかどうか、よく検討してから購入しましょう。

– 追記:2015/03/16 –
「再編終了後のBand19はBand6を内包した形であるので、FOMAプラスエリアを掴むのでは?」とご質問頂きました。これに関する回答を、記事の一番下にあるコメント箇所に記載しました。詳しい内容を知りたい方は一度読んでみてください。

– 追記: 2015/03/18 –
W-CDMA(3G)のBand6(800MHz)は、公式サイトの対応周波数帯に記載がないため非対応としていますが、実際にはBand6に対応しているかもしれません。公式サイトでは「FOMAプラスエリアでご利用できます。」と記載があります。

W-CDMAのBand6に対応していれば、FOMAプラスエリアも問題ない端末となります。

現状では、公式サイトのBand記載が間違っているのか、本当にBand6が未対応なのか、まだ何ともいえない状況です。分かり次第追記します。
検討している方は、情報が出てから購入した方が安全といえそうです。

端末代とb-mobileのプランについて

今回は端末よりも「端末価格」と「b-mobileのSIMの月額料金」の関係や販路などを紹介したいと思います。

VAIO Phoneの販売方法は、b-mobileの格安SIMとセットの「端末セット」での販売となります。端末セット価格は一括購入の場合、5万1,000円 (税別)、分割24回払いで月々2,160円となります。

端末のスペックからして、この値段はかなり高い値段です。相場的には約3万円〜3万5,000円ぐらいのスペックと言えるでしょう。

ただ、「VAIO Phone」の端末価格は、b-mobileの格安SIMを2年間以上使うことで実質安くなります。では、内容を見ていきましょう。

プランは専用プランが2つ!

プランは2プランあり、下記の通り。

  • 高速通信量 1GB+音声 プラン 月額980円
  • 高速通信量 無制限+音声 プラン 月額1,980円
  • このプランは、VAIO Phone専用プランとなり、かなり割安な価格設定になっています。

    「高速通信量 無制限+音声 プラン」は『b-mobile SIM 高速定額』で提供している音声付きプランと同等です(縛り期間などに違いはあります)。

    金額を確かめて見ると、

  • VAIO Phone専用の高速通信量無制限+音声 プラン 月額1,980円
  • b-mobile SIM 高速定額+音声 プラン 月額2,780円
  • となっており、VAIO Phoneの端末セットの方が、毎月800円安くなりますね。もし2年間契約すると、24ヶ月 x 800円 = 1万9,200円安くなることになります。

    ここで、2年間契約した場合の端末代金を実質価格で見てみましょう。
    51,000円(端末セット)- 3,000円(初期手数料/SIM代金)- 19,200円 = 28,800円

    2年間契約すると実質の端末代金は2万8,800円となり、この端末代金であれば納得できるのではないでしょうか。VAIO Phoneの端末代金は特に気にならないと言えるでしょう。問題は「2年使うか?」と言うこと、また、2年間使わそうとする販売方法ですが…。

    b-mobileの格安SIMを使うかは自由

    家電量販店で購入した場合、「VAIO Phone」と「b-mobileのSIM申し込みパッケージ」が付いてくる形になるそうです(サポートに確認しました)。なので、必ずb-mobileの格安SIMを契約する必要はなく、b-mobileと契約するかどうかは個人の自由となります。トータルコストが高くなっても良ければ、契約しないの一つの手です。

    ここで、少し注意したい点があります。
    購入先によって、「購入」 = 「申し込み完了」になるところもあります。
    b-mobileが運営する「bマーケット」や「イオンモバイル」は、その場で契約になると思います(サポートに電話したところ、bマーケットで購入するとその場でb-mobileも申し込みになるが、イオンモバイルなどではまだ決まっていまいとのこと)。

    どこで買えば、b-mobileの契約をせずに購入できるかはよく確認しましょう。サポートに問い合わせたところ、どこの販売店で端末セットを販売するかが未定らしい(決まっているのかもしれないが、アナウンスできないのかも)。ただ、来週には集荷するらしく、来週には分かると回答を頂きました。

    VAIO Phone専用プランは縛りや違約金がない!

    また、b-mobileを申し込んで使い始めたとしても、縛りや違約金がなくすぐに解約できる仕組みになっています。

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    音声プランの場合、普通は6ヶ月や1年などの縛り(最低利用期間)を設けていることが多いのですが、今回の専用プランは、縛りはなく、いつでも解約可能で違約金もなしとなります。

    縛り・違約金は全くないが…

    日本通信は、VAIO Phone専用のプランを縛りもしないし違約金もないですが、24ヶ月以上使わないと端末の実質価格が高くなるように設定させれており、24ヶ月は使わせたいという意図があるようです。

    「2年以上使わないと、端末代金が実質高くなる」 = 「いわば縛りと変わらない」という内容です。個人的には、格安SIMでこの契約体系は全くオススメしたい内容ではありません。半分縛られている状況で、キャリアと変わりがないのではないでしょうか。

    注意点

    b-mobileのSIMは、IMEI認証となりVAIO Phone以外の端末で使用することができません。何故こんな仕様にしたのか、かなり疑問です。日本通信という格安SIMの功労者が、端末を選ぶ格安SIMを出してくるとは…

    VAIO PhoneはSIMフリー端末です。b-mobile以外でも問題無く使えます。

    どこで購入できるのか?

    ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ソフマップなどの各家電量販店やAmazon、イオンモバイル(イオンスマホ第5弾)で購入ができます。まだまだ購入できる店舗などは増えると思いますが、現状で分かっている分だけ記載しました。

    SIMフリースマホは、販路が限定されていたりして手に入れにくい時がありますが、知名度のあるVAIOのおかげでしょうか、比較的手に入れやすい状況だと思います(地方の家電量販店が扱うのか気になるところです)。

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    まとめ

    格安SIMの上級者やスペック重視、ガジェット好きな人などの知識が豊富な層には、なかなか受け入れがたい「端末の出来」「プラン内容」だと感じます。その一方で、格安SIM初心者やちょっと興味があるような層には、条件が合うのかなと感じました。

    なので、下記の条件がすべて当てはまる方には良いかもしれません。

  • (キャリアから移行して)通信費を安くしたい
  • b-mobileを2年間使っても問題ない
  • ブランド力のある端末がほしい
  • 都市部に住んでいる(FOMAプラスエリアは未対応)
  • 個人的には、端末はFOMAプラスエリアに非対応な点や、b-mobileの格安SIMという点であまりオススメはしません。b-mobileはプロキシなどで帯域制限を行なっているようで、アプリ事に速度を制限している可能性があります。無制限プランでも、動画が快適に見れないものがあったりします。なので、他を検討する余地がある方は、検討した方がよいと思います。

    また、b-mobileの格安SIMを使い続けることで、VAIO Phoneが実質安くなるような仕組みには疑問が残ります。キャリアが行なっている一定額を毎月のご利用料金から割引くサービス「月々サポート」などと変わりがないように思えてしまいます。これによって、実質縛られているような形になり、本当に残念です。

    「VAIO Phone」は、全体的にガッカリ感が残る結果になりました。ただ個人的には、「VAIO Phone」の出来がどうこうと言う印象よりも、それ以上に日本通信の格安SIMの方向性に疑問が残る端末セットという印象でした。

    気になった人はチェックしてみてくだい。

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