LINEMO(ラインモ)の速度レビュー評価!格安SIMより安定したキャリア品質回線!平日12時台も快適

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今回はソフトバンクのオンライン専用ブランドである「LINEMO(ラインモ)」の速度レビュー、感想、口コミを紹介したいと思います。

何故ゆえか速度が遅いと評判のLINEMO。「格安SIMじゃないの?」、「ワイモバイルよりも遅い!」と言われていたりと、評判はなかなか良くないようです。実際の速度はどんなものなのか、レビューや感想、口コミを紹介していきたいと思います。

目次

LINEMO(ラインモ)の速度レビュー(4G・LTE)

条件などは下記の通り。

LINEMOの速度計測条件など
  • 計測・確認日: 2021年9月、2022年1月
  • 契約プラン: スマホプラン(20GB)、ミニプラン(3GB)の両方で計測
  • 利用端末: OPPO Reno5 A、Pixel6
  • 備考: LTE(4G)での接続
  • SpeedTest接続先サーバー: rakuten mobile.inc
  • 環境など:2021年9月は外での計測。電波強度は良好、混雑していない基地局に接続(混雑時や人工増減が激しくなく、速度低下が起こりにくい場所)。2022年1月は電波が弱い室内。

今回のLINEMOの測定は野外での測定となり、一定の場所ではなく半径1km以内をぐるぐる歩き回りながら計測してきました。電波強度は良好、電波の障害物になるようなものはほとんどないエリア。また、住宅街となるので基地局が混雑しておらず空いていると予想される場所での計測です。

さらにこのエリアでは「5G」で通信可能なのですが、まずは4G・LTEでの計測のために端末側(5G対応のOPPO Reno5 Aを利用)で4G接続になるように設定しています。

それでは見ていきましょう!

LINEMO、夕方以降の時間帯

上記の速度結果を見てもらうと分かる通り、夕方以降の時間帯では快適としか言いようがない速度でした。もちろん体感でも快適に利用でき全く問題なし。YouTubeは2160pも止まることなくストリーミング再生可能です。

LINEMO、平日12時台の速度結果は?

MVNOの格安SIMでは速度低下が著しくピーク時間帯となる平日12時台ですが、さすがのキャリア回線といえる結果に。ダウンロード、アップロードどちらも快適な速度が出ています。夕方時と比べると12時台の方が遅くなりがちな結果ですが、それでもダウンロードは、平均50Mbps前後と全く不満がない速度です。MVNOの格安SIMとは比べようがないぐらい、良い数値ですね。

体感でも全てにおいて「快適」としか言いようがないぐらいです。格安SIMと比べてもやはりLINEMOの方が全てにおいて快適で何の不満もありません。平日12時〜13時の時間帯で利用することの多い人はLINEMOの方が確実にオススメでアドバンテージがあります。

LINEMO
LINEMO

追記:2022年1月計測分、平日12時台の速度をミニプランで計測

2022年1月にミニプラン(3GB)契約のLINEMOで、格安SIMでは速度低下のピーク時間帯である平日12時台で速度計測してみました。場所は住宅街の室内で、多少電波強度が悪い状況です。

速度低下のピーク時間帯である平日12時台ですが、格安SIMとは別格の速度結果でキャリア同等です。もちろん、体感でもキャリアと遜色ないので、偽りなく速度が出ています。格安SIMの場合、速度計測結果だけがよくて実際の体感ではものすごく遅い….なんてこともありますが、LINEMOのミニプランでもしっかりとキャリア並の快適さでした。

上り速度が1〜2Mbps程度となっていますが、これは計測環境の電波があまり良くないことから、このような結果となっています(室外の電波の強いところに行くと30Mbps程度でます)。

結論としては、平日12時台でも全く問題なく快適に利用できます。格安SIMのように速度低下が著しいということはありません。平日12時台に利用することが多いのであれば、格安SIMよりLINEMOの方が確実に快適に利用できるはずです。

LINEMOは格安SIMと同じように遅いと思われている方もいるようですが、そんなことは全くありません。キャリア並に快適に利用できます。(ただし、少し補足しておくと、ソフトバンクを利用していても回線が遅いと感じると時があります。人口密度であったり、一気にアクセスがあるような場所だったりするとソフトバンクであっても速度低下は起こります。そのようなところろではもちろんLINEMOも速度が遅くなります。)

LINEMO
LINEMO

平日12時台でもPingは良好

MVNOの格安SIMだと平日12時〜13時の時間帯でPing値が大きくる傾向にありますが、LINEMOではその徴候もなく、他の時間帯と変わりありません。素晴らしいですね。

平日の12:27に計測。Ping値19ミリ秒と悪くない。格安SIMだとこの時間帯は100ミリ秒を超えるものも

5Gでの速度は?

今回、計測していたエリアが5Gだったので、「5G」でも計測してみました。条件は前述と全く同じとなり、(一定の場所ではなく)歩きまわりながら計測しています。

5G計測の時間が13時前後なので4G・LTE計測の時間帯(12時台、夕方以降)と異なります。なので正確に速度比較とはいかないのですが、4G接続よりも5Gの方が断然よい数値となりました。ダウンロードはどれも200Mbps超えです。

徐々に5G NRエリアも増えることから今後に期待したいところ(とは言っても、LTE周波数帯の転用のなんちゃって5Gが多いと思いますが)ですが、今はまだ4G・LTEが主流です。

今回計測したエリアはLTEの周波数帯(700MHz/1.7GHz/3.4GHz)を5Gに転用したエリアでした。こちらは4Gと同等の通信速度になると案内されているのですが、今回は5Gの方が圧倒的に速かったです。

LINEMO
LINEMO

LINEMOの低速時の速度は?

LINEMOではギガが3GBの「ミニプラン」と20GBの「スマホプラン」があり、ギガを使い切ったあとの速度はプランによって異なります。

プラン名ミニプラン(3GB)スマホプラン(20GB)
ギガを使いきった後の速度最大300kbps最大1Mbps

また、LINEMOでは両プランで低速時の初速ブースト機能はないとされています。

では、各プランで確認してみましょう。

ミニプランで低速時の速度と初速バーストを確認してみた

上記の画像を見ての通り、初速がブーストされている形跡は全くありません。初速バーストはないと思って問題ないでしょう。

また速度に関してですが、ダウンロード、アップロード共に約300kbps近い数値結果となりました。

初速バースト(バースト機能/バースト転送)とは、読み込み初めの数秒間(最初の〇〇KB分)を高速通信するもの。これによって体感が速く感じる。上記画像グラフでは、初速バーストがあると初めは山なりのようなグラフになる。

スマホプランで低速時の速度は?

スマホプランの場合、低速時の速度は最大1Mbpsとなっています。スマホプランの低速時は下記リンク先で詳細レビューをしているので、参考にしてください。

結論だけ述べると、最大1Mbpsはなかなか使えるということ。低速時の初速バーストはありません。

通信の最適化を確認

通信の最適化を調べてみました。

現状は画像圧縮は行われていない結果となりました。

ページング(トラフィックの送信ペースを抑えて通信量節約)やスロットリング(特定のアプリケーションやポート番号で帯域幅制御)も個人的には行われていないという印象で問題ないと思われます。

通信速度の制御について

LINEMOの公式サイトでは、

通信品質およびネットワーク利用の公平性確保のため、通信速度を制御する場合があります。

通信速度の制御について – LINEMO

内容に関しては下記の通り↓

対象の料金プランスマホプラン、ミニプラン
制御対象通信動画サービス全般、AR/VR/FR/Gaming
制御対象時間帯制御が必要とソフトバンクが判断した場合
制御場所日本全国
制御の水準詳細内容が未定のため、開始の際には公式サイトに掲載

また、「時間帯により速度制御の場合あり」とも記載されています。動画など大容量の通信に関しては規制する可能性があり、今後の動向を注視したいところです。

2022年2月現在、筆者が実際に利用して確認していますが、速度規制は行っていない模様です。1日で10GBほど利用しても規制にもならず、一定時間帯に大量の通信をしても規制されない結果に。時間帯による規制もありません。今後はどうなるか未定ですが、現時点で速度規制は行っていないと判断しています。

LINEMO、ahamo、povoで見比べてみる

では、「速度規制」に関して各キャリアのオンライン専用ブランドであるahamo、povoとの違いを比較確認してみましょう。

LINEMO時間帯により速度制限の場合あり。動画などで速度規制する場合あり。
ahamo速度制限は記載なし。
povo「データ使い放題24時間」という「トッピング」(オプションサービス)で、「ネットワークの混雑時や動画・クラウドゲームなどの利用時に通信速度を制限する場合があります」と記載あり。
通常のプランでの速度制限は記載なし。

ahamoとpovoは基本的に速度制限事項はありません。LINEMOだけは制限事項の記載があります。povoに関してはオプションで追加できる「データ使い放題24時間」にだけ規制事項が記載されています。

20GBプランはahamoやpovoも提供しているので選択肢は格安SIMも含めて沢山あります。LINEMOだけにある速度制限事項を見据えてahamoやpovoを契約したほうがいいかもしれません。

ただ、3GBプランはahamo、povoでは提供しておらず、LINEMO一択です。月3GBまでのプランを求める人は日常生活でスマホを殆ど使わない人が多い(動画を3GB分一気に見るととかしない)と思われるので、速度規制は気にする必要がないと思います。3GBプランも利用していますが、速度が遅いなど気になるところは特にありません。

LINEMOの口コミ

https://twitter.com/9846334/status/1469822883417694214
https://twitter.com/naniwabushii/status/1497154473742848002

LINEMO(ラインモ)まとめ

LINEMOの速度レビューまとめ
  • 格安SIMとは違い、どんな時間帯も快適に利用可能だった
  • 平日12時台は格安SIMとは違うため快適そのもの。この時間帯に快適に利用したいならLINEMOがおすすめ
  • 特に3GBプランはMVNOの格安SIMと同料金帯の「LINEMO」の方が速度面でオススメ

言わずもがな通信品質はキャリア回線品質でMVNOの格安SIMよりも使い勝手が良く、いつの時間帯でも快適に利用できており、かなり満足度が高いと思います。

昼休みの時間帯でもYouTubeが快適、何をしても快適ということで、もはや大容量の通信網を検討している人はMVNOの格安SIMよりも断然おすすめ。

3GBで月額990円の「ミニプラン」は格安SIMと同価格帯でありながらも格安SIMより回線品質が安定しています。おすすめしたい回線としか言いようがありません。

3GBで月額990円は、格安SIMと比べて最安値ではありませんが、格安SIMと比べても平均的な料金なので十分に検討余地があります。

20GBのスマホプランは、大容量のため動画サービスなどをよく見る方が多いと思います。やはり動画を見る方にはMNVOの格安SIMより安定した回線品質のLINEMOの方がおすすめです。MVNOの格安SIMと比べて月額料金が1,000円ほど高いですが、それでも個人的には速度の観点からLINEMOをおすすめします。ただ、20GBプランなら速度規制の記載がないahamoやpovoも検討してみるとよいと思います。

速度以外の観点でLINEMOではLINEがギガフリー、LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーンだったり、1年間5分通話のオプション料が無料、PayPayボーナスプレゼントだったり、お得感満載です。このあたりも考慮すると「LINEMO」が最有力候補になるのではと思います。

格安SIMとLINEMOで悩んでいるなら確実にLINEMO。速度はLINEMOが圧倒的に快適です。特に3GBで考えているならば「LINEMOしか選択肢はない!」と言えるぐらい個人的にはおすすめですよ。

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