まず始めに知っておいてほしい事は、「ドコモ端末」と「ドコモ系MVNO」の組み合わせの場合、テザリングが使用できません。
詳しくはこちら↓
ドコモ系MVNOで、テザリングは使えるのか?
そんな中、
au系MVNO(mineo)と、SIMロック解除したドコモ端末『G2 L-01F』で「テザリング」が可能です。
これはかなり価値があることではないでしょうか。
また、「Wi−Fiテザリング」「Bluetoothテザリング」の両方共可能で、速度も実用的な速度がでました。
しかし、注意しなければならないこともあります。
ドコモ端末+au系MVNO(mineo)の組み合わせでテザリングが使用できるのは一部の端末だけです。
一部という理由は、SIMロック解除したドコモ端末でも、auのSIMカードが使えないものが存在するためです。
下記を参照してください。 ↓
SIMロック解除した『L-01F』を『mineo』で使うには「LTE ONLY」の設定が必要!
LTE ONLYの設定ができないものは、使えない可能性が大きいです。
では、検証結果を見ていきましょう。
まずは『L-01F』+『mineo』のLTEの速度は下記のようになりました。
この速度を基準にして「テザリング」した時の速度と見比べてみたいと思います。
テザリングするにあたって、子機には 『isai LGL22』を使用しています。
Wi-Fiテザリング
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画質が悪いですが…上記画像のように、設定しています。左側が『L-01F』右側が『LGL22』です。通知バーの部分にWi-Fiテザリングしているマークが付きます。
Wi-Fiテザリングは、かなり実用的な速度を叩き出してくれました。
LTEの速度と比べて多少遅くなりましたが、上り/下り共に3Mbps以上の速度で、実用範囲内ですね。LTEの時の速度が下り5Mpbsなので、実感速度は、それほど大差はないと感じました。
Bluetoothテザリング
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Bluetoothテザリングは上記画像のように設定です。通知バーの部分にBluetoothテザリングしているマークが付きます。
こちらも速度は実用的です。Bluetoothテザリングは、電池持ちが良くなるのでかなり役立つでしょう。
上り/下り共に1.6Mbpsぐらいです。Bluetoothテザリングの場合、速度はMAXで2Mbpsまでとなっているので、かなり良い結果と言えます。
まとめ
ドコモ端末+ドコモ系MVNOのSIMでテザリングはできませんが、au系MVNOのSIMでは可能ということが分かりました。
また、すんなり繋がったし、速度も実用的なので、とても有効的です。
今回は、『G2 L-01F』での検証でしたが、au系MVNOのSIMカードが使える(優先するネットワークをLTE ONLYに設定できる)ドコモ端末だったら、すべての端末でテザリングは可能だと思います。
以上、テザリング検証の結果でした。
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