au系MVNO『mineo』+au版『iPhone 5』の対応/通信状況をまとめてみた!

当ページのリンクには広告が含まれています。

【追記】
iOS 8の最新情報を別記事で掲載しました。詳しくはこちら ↓
『mineo』と「iOS 8」、iPhone5で状況変わらず通信不可。iPhone 5s,5cでも通信できない状態に!

au系MVNO『mineo』をau版『iPhone 5』を使用してみました。対応しているのか、どうのうような状況なのかなど、現時点(2014/06/09)で分かっている事を記載したいと思います。

まず、mineoの公式サイトでは、「iPhone 5については、 2014年6月3日時点で正常に動作しないことを確認しています(動作確認時のバージョンはiOS7.1.1)」と記載されています。正常に動作しないという事なので、基本的には『mineo』の対象外ということですね。

で、実際にどうなのかと検証・情報収集した結果を随時更新していきたいと思います。

動作状況

残念ながら、au版『iPhone 5』でau系MVNO『mineo』を使うことは、非常に難しい状況です。

電波を掴めない…

まず、iOS7以上であると、電波を掴めないことが分かりました。掴めていないというよりは、アンテナピクト部分が下記の画像の様に「1x」のマークが表示されます。それから一向にLTE(4G)のマークに切り替わりません。

また公式サイトには「iOS7.1.1で正常に動作しない」との記載でしたよね。では「それ以前のバージョンではどうなのか?」ということで、「iOS7.0.2」のものでも検証してみました。しかし、こちらも全く同じ状況で「1x」のマークです。

あとは、ネットで少し情報収集したところ「iOS7.0.4/7.0.6」でも同じ状況で「1x」のマークから変化がないとの事でした。

結論として、やはりiPhone 5と『mineo』は動作しないと言って良いと思います。

しかし朗報もありました。iOS6では、LTEを掴んでいます。

iOS6でLTEを掴めるということは、確実にソフト部分の問題ですね。OSやキャリアプロファイルなどの更新で、今後iOS7や8で使えるようになる可能性があるかもしれません。(絶望的ですが…)

ただし、iOS6で一度電波を失うと回復するのが一苦労するらしく、機内モードをオン/オフの切り替えが必要だったり不安定だそうです。

また、iOS8 betaでも繋がらないとの報告がありました。

結局LTEを掴めてもエリアの問題が…

iOS6でiPhone 5が使えたとしても、エリアの問題が出てきます。
iPhone 5の場合、対応周波数帯は「Band1(2.1GHz帯) / 下り最大速度37.5~150Mbps」となります。Band1は、auのメインLTEではないため(メインはBand18)多少エリアが狭いと思われます。

これを検証するために『mineo』のSIMを使って、端末が「Band1のみ」で通信するように設定して、エリア確認するために歩き回ってみました。

それほど詳細に検証できた訳ではないのですが、やはりBand1だけの場合、建物内(ビルの奥側)などで電波が届かず、アンテナピクトが×マークになる時があります。個人的な使用感としては「使いものにならない事もないけど、Lineやメールなどの連絡手段として使用しているとアウト」だと感じました。外では電波を失うことは無かったです。場所は、都内近郊(都内と川崎周辺)です。

Band1はプラチナバンドではないので、はやり建物内がキツイなと思います。建物内でも電波が入りやすいのは、プラチナバンドのBand18です。

このような理由から、もしiPhone 5が不具合無くLTEで使えるとしても、メイン端末として使うには電波の面からして不安定すぎます。

まとめ

総まとめとして、iPhone 5で『mineo』を使うのは、厳しいというのが個人的な意見です。

どう足掻いてもメイン端末として使用したいとは思えず「iPhone 5が手元に余っているからサブ端末として使ってみよう」というような感覚で使用する方が合っています。
わざわざiPhone 5を白ロムなどで買ってまで使うものではありません。無駄金になりますよ。

また、色々と分かったことがあれば更新していきたいと思います。
以上、報告でした。

【追記】
iOS 8の最新情報を別記事で掲載しました。詳しくはこちら ↓
『mineo』と「iOS 8」、iPhone5で状況変わらず通信不可。iPhone 5s,5cでも通信できない状態に!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次