2021年9月7日更新:
2021年9月の計測結果・評価は【月別】体感での快適さを評価、おすすめ度は?に追記しました。

今回はnuroモバイルdプラン(ドコモ網)の速度レビュー、感想、口コミを紹介したいと思います。

公式サイトnuroモバイル

nuroモバイルはどのプランにおいても最安値水準で提供されています。安いけど、速度はどうなの?と思っている方も多いのではないでしょうか。

以前からPlaySIMやOSIMなどを利用していた方はあまり良い印象を持っていないかもしれません。なぜなら他の格安SIMよりも速度が遅いことが多く使い勝手がよい格安SIMとは言い難かったから。

そんなnuroモバイルから2021年4月1日にバリュープランが登場しました。バリエーションは月額料金の安さが一番のウリですが、ドコモ、au、ソフトバンク網と3キャリア網でプラン展開、サービス機能もなかなかよいものを提供しています。

では、実際の速度はどんなものなのか、レビューや感想、口コミを紹介していきたいと思います。

nuroモバイルの速度レビュー

条件など
  • 計測・確認日: 2021年8月
  • 契約プラン: VMプラン5GB
  • 利用端末: Xiaomi Redmi Note 10 Pro(一部はOPPO Reno5 A)
  • SpeedTest接続先サーバー: rakuten mobile.inc
  • 通信の最適化: 「適用しない」に設定
速度計測の注意点

今回速度計測には、Speedtestと5Gmarkを利用しています。ただ、速度測定アプリを利用すれば必ず正しい速度結果がでるとは限りません。接続先サーバーまでの距離、バックボーンなど色々な要因で結果が変わることがあり、speedtest、5Gmarkの両アプリとも体感とは異なる結果となることがよくあります。

特にここ最近、YouTubeやWeb閲覧していることを想定した速度を計測できる5Gmarkで速度計測を行っているサイトをよく見かけますが、当サイトではほとんど参考にならない参考値レベルという認識でしか見ていません。この結果を過信しすぎないことが重要です。

一番大事なのは「体感で快適に利用できているか?」ということで、体感レビューをより参考にした方がよいでしょう。ただ体感レビューにしても接続している周波数、基地局までの距離、障害物など個人的な環境の違いもあります。よって、体感レビューと自分の体感で相違がある場合もあり、こういったネットワークのレビューは参考程度にしておくのがベストです。

また、格安SIMのデメリットとして平日12時台は速度低下が必ず起こります。数年前はこの時間帯はどの格安SIMも200kbpsが当たり前で本当に通信に苦労するレベルでしたが、ここ最近は1Mbps前後で推移しているものが多くなってきました。とはいえ、キャリアと比べて確実に遅いのは当たり前でそれが格安SIMの宿命です。この記事では格安SIMの中で比較して速度の速い、遅いを判断しています(キャリアと比較して遅いのは当たり前なので比較しません)。

初速バーストはあるのか?

多くの格安SIMで提供されている初速バースト(初めの数秒または数キロバイトだけ速度が速くなる)ですが、nuroモバイルではバースト機能があります。

SpeedTest

SpeedTestアプリの結果から紹介します。まずは、平日12〜13時の時間帯を見ていきましょう。

平日12〜13時台の計測結果

概ね、実際に利用している体感とあまり差がない結果となっています。体感もこんな感じ。

平日の混雑する時間帯である12〜13時台の下り(ダウンロード)は平均値で約2Mbps程度。速すぎるとは思いませんが、遅くもなく格安SIMでこれぐらいの速度なら全然ありだと思います。

下りで1.5Mbps程度なら基本的に色々と問題なく利用できると思います。後述しますが、実際にYouTubeなどの動画、Web閲覧、ニュースアプリ何を利用しても思っていた以上に快適に利用できます。

平日夕方以降の時間帯

平日の12〜13時以外の時間帯は基本的に快適そのもの。特に気になることもなく、いつでも快適に利用できており、SpeedTestアプリの結果と体感で差は感じません。

SpeedTestの動画テスト

動画テストの結果は上記の通りでした。2回計測して360pと480pと違いが出ましたが、基本的に平日の12〜13時は480pの動画(YouTube)がスムーズに再生できるぐらいでした。この時間帯に480pで再生がスムーズにできるなら、格安SIMとしてはパフォーマンスがよいと言えるでしょう。

5Gmark

平日の12:28に計測
平日の12:34に計測

結果は下り(ダウンロード)がどちらも10Mbps超え…。さすがに体感でも10Mbpsを超えている感じは全くなく、5Gmarkのテスト結果は信用できるものではないという判断となります。(このアプリだけ速度が意図的に出るようにアプリケーション毎に帯域の制御をしている可能性が高い)

よって、今回のこの結果から5Gmarkでの評価はなしということにします。

アプリのダウンロード

平日12〜13時にアプリをダンロード

平日の12〜13時台にアプリのダウンロードをしてみたところ、下り3~8Mbpsほどで問題なくダウンロード可能でした。体感でも遅いということなく、これぐらいの速度だと感じます。この時間帯にわざわざアプリをダウンロードする必要はないと思いますが…

YouTube

平日12〜13時の中で一番遅くなりやすい時間である12:20〜12:40でも、480pが止まること無くスムーズに再生可能でした。720pでの再生も問題なく行けるときはいけますが、止まるときは止まるという感じでした。この時間帯は下り約800kbps〜2.0Mbpsで通信していることが多かったです。

ABEMA

ABEMA TVはモバイル回線で最高画質に設定し、平日の12〜13時に確認してみました。

はじめは画質が荒い状態でしたが、そのまま再生していると画質は最高画質?というぐらいきれいな画質となりました。体感ではABEMAも問題なく見れるという結果で下り(ダウンローdお)1〜3Mbps前後で読み込みをしている感じでした。

Amazon Prime Video

平日12時〜13時の時間帯で最高画質に設定した状態で視聴してみたところ、最高画質となる「HD画質」で視聴可能でした。視聴開始までにバッファを溜めるためか少し表示されるまで待たされましたが、視聴開始されたあとは止まることなく再生可能でバッファも間に合っています。

もちろん他の時間帯も快適にHD画質で楽しめます。

(テスト用の端末はOPPO Reno5 Aを利用しました。他の計測ではRedmi Note 10 Proを利用していますが、Xiaomi端末の場合、Amazon Prime VideoをHD画質で再生できないため。)

Webサイト閲覧(Google Chromeを利用)

平日12〜13時の時間帯ににテキストベース、体感で遅いとは全く感じません。写真ベースのWebサイトを閲覧しているとサイト自体はすぐに表示されるものの、写真の読み込みに時間がかかるものもありました。個人的には許容範囲内です。

平日12〜13時の時間帯以外は快適に利用できました。

スマートニュース、Googleアプリ、Gooleニュースなど

どの時間帯でもニュースアプリはスムーズに閲覧でき、特に問題はありません。

Twitter

平日12〜13時の時間帯でもTwitterのタイムラインの表示はすぐにできました。ただ、画像の読み込みは少し時間がかかる感じで画像表示されるまでに少し待たされました。画像表示に関しては、他の速度が速めの格安SIMでも同様なので、この時間帯は致し方ないのかもしれません。キャリア回線やサブブランド回線の方が速い印象です(比較確認したのはドコモ、LINEMO)。

平日12〜13時の時間帯以外は快適に利用できました。

12〜13時台はPing値が悪い

平日の12〜13時はPing値が若干悪くなる傾向でした。

通常の状態(平日の帯域が空いている時間帯)
平日の12時台、Ping値が大きい

他の格安SIMでもこの時間帯はPing値が悪くなる傾向です。nuroモバイルのこのレベルであれば、個人的には許容範囲内かと思います。

他の時間帯は特に遅くなったりする傾向はありませんでした。

通信の最適化は実施しているのか?

通信の最適化を調べてみました。格安SIMでは一番混み合う時間帯(平日の12時台、朝8時前後、夕方18時前後)だけ通信の最適化をしているところがあります。通信の最適化を実施しているとサイトや画像を圧縮したりして、本来よりも画質が荒くなったりしたりします。

nuroモバイルでは通信の最適化を各自でオン・オフの切り替えが可能です。

初期設定では通信の最適化がオンになった状態だったので、気になる方は確認してみてください。

nuroモバイルでは、AIによる帯域制御を実施

nuroモバイルのインタビュー記事で、nuroモバイルではAIによる帯域制御を実施しているとの情報がありました。AIによる帯域制御がどういったものなかは不明ですが、帯域制御をしているということは覚えておいたほうがいいかもしれません。

現状、どのアプリやブラウジング、ストリーミング再生などで快適に利用できていますが、制御によって使いにくいものになる可能性はあるかもせんし、もっと快適になる可能性もあるかもしれません。

【月別】体感での快適さを評価、おすすめ度は?

体感の速度を「月ごと」にまとめてみました。また、一番遅くなる「平日12時台の時間帯での体感」も記載しています。ぜひ参考にしてみてください。

参考値は下記のように表しています。

○ – 快適に利用できる
△ – ○時よりも速度が遅いが、体感では問題ない
▲ – ○時よりも速度低下、体感で少し遅い感じる
× – 遅くて使い勝手が悪いと感じる
×× – 遅すぎて使えない

体感速度結果は下記の通り↓

月別体感結果 平日12-13時 夕方 朝方 おすすめ度
2021年9月 ▲〜○ 4/5
2021年8月 ▲〜○ 4/5
MVNOナビ!

2021年9月現在、平日12時台は格安SIMで比較しても快適な方!この速度を保っていれば、nuroモバイルは格安SIMの中でもおすすめ!

平日12時台の体感は下記の通り↓

平日12時台の
体感結果
Webサイト表示 YouTube ニュースアプリ Twitter インスタ アプリDL アマプラ
2021年9月
2021年8月

※表は「横スクロール」ができます。

備考:平日12時台、TwitterやWeb表示で画像が多いと画像の読み込みに時間が掛かった(テキストはすぐに表示される)ため、▲という結果に。ただ、他の比較的快適にYouTubeが観れる格安SIMでも、Twitterの画像読み込みが同じように少し時間がかかるのでnuroモバイルが駄目という訳ではありません(しかし、キャリア回線だとすぐにに表示されます)。

MVNOナビ!

2021年9月現在、YouTubeは平日12時台でも480pで止まらず再生できたので合格ライン!
でもTwitterの画像表示がちょっと遅い…Web閲覧でも画像表示が遅い…。ストレス溜まるほど遅いわけじゃないけど、このあたりは格安SIMだと感じるね。でも不思議なのはインスタグラムの画像はすぐに表示される!

nuroモバイル(ドコモ網)まとめ

nuroモバイル、ドコモ網の速度レビューまとめ
  • 速度に関しては基本的にどの時間帯も快適。格安SIMの中でも使いやすいと言える
  • 平日12〜13時は他の時間帯よりも速度低下は見られるが、普通に使えるレベルを維持していた。平均は下り(ダウンロード)で2Mbps前後。
  • 平日12〜13時は他の時間帯よりもPing値が若干悪くなる傾向ではある
  • 初速バーストあり
  • 通信の最適化はしていない(2021年8月現在)

体感的に遅いと感じる場面はほとんどなく、格安SIMでこれだけパフォーマンスがよいと満足度が高いというのが管理人の意見です。平日12〜13時は他の格安SIM同様に速度が低下しますが、それでも体感的は全然実用可能なレベルです。数値的には平日12〜13時は下りが1~2Mbps程度というところです。

nuroモバイルは遅いという人もいるのですが、個人的には「???」と言うのが現状。確かに以前のnuroモバイル(Play SIMなど)はかなり遅い印象でしたが、今回のバリュープランでの計測では以前と印象が全く異なります。

確かに一部の速度計測アプリではかなり遅い結果だったり、異常な数値を叩き出したりすることがありますが、体感では全体的にどのアプリを利用しても問題ないと判断できるレベルです。ただ、2021年4月からサービス開始したこのバリュープランは、まだ始まったばかりなので長期的な観点から言えば、これから評価することになりそうです。

以前とAPNなどが同じことからプラン名称を変更したのみと思われます。以前のPlay SIMなどは、あまり良い評価ではなかったため、今後の動向に注意してみましょう。ただ今の所、サービスインしてからは快適に利用できています。

パケットギフト機能あり、余ったデータ容量は翌月繰り越しありなど主要な部分はしっかり抑えつつも月額料金がどれも最安値水準で圧倒的コスパがよく、速度も満足できることから個人的には多くの人にオススメできる格安SIMの1つといえます。

個人的に格安SIMに乗り換えるなら「まずnuroモバイルを検討してみたら?」といいたいぐらい、満足できる速度結果、コストパフォーマンスだと思います。

公式サイトnuroモバイル