『UQ mobile データ高速』通信安定度、速度は全く衰えず。MVNOの中でもトップクラスの使いやすさ！

今回は、「UQ mobile データ高速 (3GB)」の速度レビューをしたいと思います。

格安SIMを使う一番の理由は「コスパ」という人が多数だと思います。ただ安くても、通信品質はなるべくいいものを使いたいですよね。「安かろう、悪かろう」は誰でも嫌ですよね？

個人的には、(どんな時間帯でも快適に使える) 通信品質が安定しているMVNOを最優先して選びたいと思っています。その次に、アプリの提供やオプション機能、サービス面の充実などを期待しています。

現状でサービスや機能はよいものを提供していても、速度や通信が安定していないMVNOが多く、それらを使っていると、やはり「使いにくいなぁ…」と思うことがあります。

そんな状況ですが、「UQ mobile」は通信の安定さや速度には定評があります。
しかし、サービス面では他のMVNOより確実に劣っているのも事実。2015年11月1日より余ったデータ量の繰り越しや、高速・低速通信の切り替えがができるようになったりと多少改善しますが、アプリの提供はまだないようです。

では「UQ mobile」が優れているとされる、速度や通信の安定性は現状でどのようなものなか、直近の速度結果を紹介していきたいと思います。

検証条件

計測に使用した格安SIMのプランは、「UQ mobile データ高速 (3GBプラン)」になります。条件は下記の通り ↓

※注意事項

速度計測日時と記事掲載日時は異なり、記事掲載時点で速度結果が異なる場合があります。

接続先サーバーの状況、電波 (電波強度や掴んでいる周波数) 、基地局の状況によっても速度差が発生します (基本的に速度低下はMVNOの設備の帯域不足が原因ですが、基地局が極端に混雑している場合、キャリア (MVO) 側の理由で速度低下が発生します) 。ご了承下さい。

SPEEDTESTの画像は見やすいように加工を加えています。

平日12:00〜13:00の時間帯の速度は？

ピーク時間帯である12:30前後でも全く速度が落ちませんね。上り (アップロード) / 下り (ダウンロード) 共に全く問題ないでしょう。

午後の速度は？

午後の時間帯も全く問題ない速度結果でした。こちらも夕方以降のピーク時間帯でも快適にしようすることができます。

「UQ mobile」の割には、速度が遅いと感じた人もいるかもしれませんね。WiMAX 2+対応端末でBand41 (WiMAX 2+) を掴んでいれば、かなり速い結果に ↓

左側のG3 beatはWiMAX 2+非対応端末。右側のiPhone 6はWiMAX 2+対応で、WiMAX 2+でデータ通信中。下り「70.75Mbps」と格安SIMとしては、かなり速い結果に。

まとめ

「UQ mobile」は通信の安定性や速度面で定評を得ているMVNOですが、計測時点 (2015/10/14) でも多くの人が使う時間帯 (ピーク時間帯) に速度が落ちることがなく、安定した品質、速度結果となっています。また、11月よりサービス内容も向上するので、更に使いやすくなると思います。

個人的にMVNOの中で一番誰にでもオススメできるのは「UQ mobile」だと感じています (通話が多い人にはMVNOではないですが、Y!mobileがオススメ) 。

au系MVNOにはmineo (マイネオ) もありますが、速度面ではUQ mobileが圧倒的に快適です。サービス面ではmineoの方がよい内容となっています。

mineoは現在、最大6ヶ月間は800円割引になるキャンペーンを行なっていることもあり、UQ mobileよりもmineoの方が「コスパ」がよい状態です。

なので、「速度のUQ mobile」を選ぶか「コスパのmineo」を選ぶか悩むところだと思いますが、一旦、mineoをキャンペーン期間中に契約して6ヶ月間は800円割引で使い、800円割引期間が終了したら解約 (解約手数料は無料)、そして「UQ mobile」を使うというのも一つの手です。両方使ってみて、どっちが自分にあっているか確認してみるのもいいかもしれませんね。

検討している人は、参考にしてみてください。