Xiaomi Redmi Note 10 JEが2021年8月13日より随時発売となりました。発売されるのは、一般的な家電量販店でのSIMフリーではなくauとUQモバイル専売となります。
また、グローバルモデルではなく、名称の後にJEと付くモデルでJapan Editionの略です。Redmi Note 10 5Gをベースに100億円ほどの開発費をかけてRedmi Note 10 JEを開発したとのこと。
Redmi Note 10 JEスペック詳細
名称 | スペック | |
---|---|---|
初期OS | MIUI 12.5 (AndroidTM 11) → 現在、MIUI13(Android12) | |
SoC | SoC | Qualcomm Snapdragon 480 5G |
CPU | Kryo 460 | オクタコア | 最大2.0GHz | |
GPU | Adreno 619 | |
ストレージ容量 | 64GB(UFS2.2) | |
メモリ容量 | 4GB | |
ディスプレイ | サイズ | 約6.5インチ |
解像度 | FHD+ | 2400×1080 | |
ディスプレイ種類 | 液晶 | |
リフレッシュレート | 最大90Hz | |
タッチサンプリングレート | スペックシートに記載なし | |
SIMトレイ | シングルSIM、microSDスロット | |
eSIM | ✕ | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | 5.1 | |
衛星測位システム(GNSS) | GPS: L1 | Galileo: E1 | GLONASS: G1 | Beidou | |
周波数 | 5Gネットワーク | n28/n77/n78 |
LTE(4G) | LTE FDD: B1/3/4/5/7/12/13/17/18/20/26/28 LTE TDD: 38/41/42 | |
3G WCDMA | B1/2/4/5/6/8/19 | |
2G GSM | 850/900/1800/1900MHz | |
カメラ | 標準カメラ | 約4,800万画素 | f/1.79 |
マクロカメラ | 約200万画素 | f/2.4 | 最短撮影距離約4cm | |
深度カメラ | 約200万画素 | f/2.4 | |
フロントカメラ | 8メガピクセル | f/2.0 | |
動画 | 1080p(30fps)、720p(30fps) | |
NFC | おサイフケータイ® 対応 | |
音周り | スピーカー | シングルスピーカー |
イヤホンジャック | ○ | |
センサー | 近接センサー | 周囲光センサー | 加速度計 | ジャイロスコープ | 電子コンパス | コイン振動モーター | 赤外線 | |
バッテリー | 4,800mAh | |
充電 | 18W | |
防滴・防塵 | IPX8 IP6Xの防水防塵性能 | |
外寸 | 横幅 | 約76mm |
縦幅 | 約163mm | |
厚み | 約9.0mm(最厚部約10.3mm) | |
重量 | 約200g | |
カラー | クロームシルバー、グラファイトグレー | |
パッケージ内容 | 本体 | SIM取出し用ピン | 保護フィルム(貼付済み) | 保護ケース |
スペックとしてはおサイフケータイ、防滴、防塵が備わったいわゆる日本市場用のエントリーモデルというところでしょうか。その他にここが特徴的というものは感じられませんが、強いて言うならば、ストレージはUFS2.2を採用している点でしょうか。
Redmi Note 10 JEの4G対応バンドを確認
各キャリアの主要バンドは背景を水色にしています。
4Gの周波数 | ドコモ 周波数 | au 周波数 | ソフトバンク 周波数 | 楽天 周波数 | Redmi Note 10 JE |
---|---|---|---|---|---|
B1 (2.0GHz) | ◎ | ◎ | ◎ | – | ○ |
B3 (1.7GHz) | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ |
B8 (900GHz) | – | – | ◎ | – | ✕ |
B11 (1.5GHz) | – | ○ | ○ | – | ✕ |
B18/26 (1.5GHz) | – | ◎ | – | ◎ (パートナー回線) | ○ |
B19 (800MHz) | ◎ | – | – | – | ✕ |
B21 (1.5GHz) | ○ | – | – | – | ✕ |
B28 (700MHz) | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
B41 (2.5GHz) | – | ○ | ○ | – | ○ |
B42 (3.5GHz) | ○ | ○ | ○ | – | ○ |
Band11に対応したSIMフリーはほとんどないため、Band11に対応してなくても問題ありません。
4Gまとめ
Redmi Note 10 JEをKDDI網以外で利用するなら楽天モバイルだけという結果でした。KDDI網もau、UQモバイルの他にKDDI網の格安SIM、auのネット専用ブランドであるpovoなど種類が増えてきています。このあたりで運用を考えている人におすすめの機種です。
間違ってもドコモ網、ソフトバンク網で利用するのはやめましょう。
Xiaomi Redmi Note 10 JEの主要なスペックを確認!
- エントリーモデル
- Snapdragon 480 5G
- RAM:4GB、ROM:64GB
- 5G対応端末
- バッテリー4,800mAh
- おサイフケータイあり
- 防滴、防塵はIPX8 IP6X
- SIMフリー(au、UQモバイル専売だがSIMロックなし、ただし、対応バンドは少なめ)
- MIUI13(Android12)にアップデート済み
auとUQモバイルの専売となりますが、いずれもSIMロックはなくSIMフリーとして販売されます。ただ、LTEはB19に対応していなかったりと、SIMフリーとはいえ対応バンドは少ない印象です。
エントリーモデルでありながらも、おサイフケータイ、防水・防塵が対応(IP68)対応となっており、AQUOS Wishやarrows Weなどと同じ仕様となっています。
また、Android12に国内販売されている製品の中でもいち早く対応しました。
販路、販売価格
販路 | 価格 | 発売日 |
---|---|---|
au | 28,765円 | 2021年8月13日 |
UQモバイル | 未定 | 2021年9月下旬予定 |
UQ モバイルの料金は発表されていませんが約3万円と考えると、正直、他のモデルでもいいかなという印象です。
ただし、白ロムが1万円前後で販売されており、白ロムであればコスパ抜群です。
Redmi Note 10 JEのミニレビュー
Redmi Note 10 JEはエントリーモデルとしては動作感がよく、白ロムで約1万円前後となればかなりおすすめできる機種でした。おサイフケータイ、防水・防塵IP68でライバルとなるAQUOS Wishやarrrows Weと比べても基本的な動作感が良好なのがこの機種のおすすめどころ。
ただし、MIUI13にアップデートしてから基本動作がやや引っかかりを感じるようになり、快適さが一気に損なわれました。正直、MIUI12の時と比べると動作が重くなったとしか感じません。
正直なところ、MIUI12のまま利用するのであればおすすめですが、MIUI13でこの動作感であれば、個人的には他の機種を探したほうがいいのかな…というのが本音です。
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